リーセンシーとフリークエンシーの違いは?用語の意味から運用での活かし方まで解説!

インターネット業界に新しく来た人が良く口にするのが

『カタカナが多くて覚えるのが大変。』

だということ。
海外から情報が入ってきて日本に来ることが多いのでカタカナが多くなってしまうのは仕方がないといえば仕方がないのですがわかりづらいこともしばしば。

その中でもリーセンシーとフリークエンシーは分かりづらくて意味合いを混同しがちな用語になってます。

今回はこの2つの用語の意味合いとインターネット広告での活かし方についてまとめてみました。

リーセンシーとフリークエンシーの違いは?

リーセンシー&フリークエンシーのネット広告分析この2つの用語は主にリターゲティング広告を実施する際に活用するものです。

リターゲティング広告についてあまり理解していないという方は基本的な内容を下記記事にして紹介させていただいておりますので参照ください。
『来訪ユーザーに再アプローチ!リターゲティング広告のメリットと使い道!』

リーセンシーとは?

リーセンシーは本来の意味だと『直前に接触した広告が購買行動に影響を与える効果』のことを指しますがインターネット広告の場で使われると意味合いが異なります。

デジタルマーケティングラボの説明から引用させていただきます。

Web広告と特定ユーザーの接触の間隔(時間)のことです。UUはCookie単位(ブラウザ単位)になるので、CookieIDごとの接触間隔。
引用:デジタルマーケティングラボ

インターネット広告におけるリーセンシーは基本的には1セッションあたりのCookieとの接触時間のことを指します。
ただ、cookieの保持期間のことをリーセンシーと呼んでいる場合もありますので注意が必要です。

2つの意味は全く異なるので使い分けないといけません。

フリークエンシーとは?

こちらもデジタルマーケティングラボから引用させていただきます。

フリークエンシーとは、Web広告とユーザーの接触頻度(回数)のことです。UUはCookie単位(ブラウザ単位)になるので、CookieIDごとの接触頻度
引用:デジタルマーケティングラボ

その広告を何回ユーザーが見たかを表す指標です。

何回も同じ広告を見ると飽きてしまいますしうっとうしいと思われてしまうかもしれません。
フリークエンシーを活用することでユーザーに不快感を与えないようにしましょう。

リーセンシーとフリークエンシーの活用法

リーセンシーとフリークエンシーの設定はユーザーのモチベーションによって変更する必要があります。
ユーザーの特性や商品・サービスのサイクルに合わせた設定を行うことでより費用対効果の高い広告配信を実現することが可能です。

フリークエンシー設定の最適な回数を確認

ザイオンス効果というよりも単純接触効果といったほうがなじみがあるかもしれません。

かんたんに説明すると1回人に会ったりとか情報見たりするよりも複数回接触した方が信頼性が高まりますよっていう効果です。

ferretさんの説明から引用させていただきます。

ザイオンス効果とは、同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果のこと
引用:ferret

なんとなくイメージできるのではないでしょうか?

仕事を探しているときにいろいろな会社の概要を見ていて、初めは聞いたこともないような会社だったけどなんか良さそうな気がするぞっていう感覚とかがそれにあたります。

しかしどの地点で一番効果が高くなるかというのは諸説あります。
設定しない方がいい場合もあります。

なぜならもしかしたら購入率(CVR)はどこかのタイミングで下がっていくかもしれませんが購入が0になることは考えにくいからです。
しかしとわいえすでに顧客になっているユーザーにうっとうしいと思われるのも好ましくありません。

私も運用している中であまりフリークエンシーを気にしたことはありませんが、
DSPのリターゲティングではフリークエンシーを気にしながら配信を最適化してくれるものもあるのでその自動最適化に頼ることが一番楽で好ましい選択のような気がしています。

しかしCPAを気にするのであれば必ずCVRが落ち始める接触回数があるはずですのでそこを探っていきましょう。

個人的な感覚としては7~8回くらいでモチベーションが下がってくるんじゃないかなという感覚です。
ただ、バナー広告でクリエイティブを頻繁に変える(週に1回以上とかの)場合はフリークエンシーはあまり設定しませんね。

リーセンシーはユーザーのモチベーションに分けて使いこなそう!

ここではマークの保持期間の活用法について説明します。
ユーザーのモチベーションはウェブサイトに訪問してからどれくらい期間が経過しているかでモチベーションが変わります。

1度接触してから3日後であれば欲しい物の広告が表示されたときやっぱりほしいなとなるかもしれませんが、1か月後だと他社の似たような製品に興味を持っていてすでに買っているかもしれません。

上記の場合、できるだけ直近のほうが購入率が高くなる場合もあります。

これはケースによりけりなので使い分けをしっかりと行いましょう。

下記にマークの保持期間を使い分ける例を2つ示してみました。

【例1】商品・サービスのサイクルが購入から1か月以上空く場合

直近で購入してくれた商品やサービスをもう一度すぐに買ってくれるとは限りません。
商品・サービスの購入サイクルによって変動します。

例えばダイエット系サプリメントで3か月に1度ネットで注文する方が多い場合は注文してから2か月経過したくらいに広告を見ると

『あっ、そろそろ無くなりそうだから次の注文しなきゃな。』

と思い出しリピートしてくれることにつながる可能性が高くなります。
人は忘れてしまう生き物なので定期的に広告を見せてあげて思い出させてあげることが重要です。

【例2】直近で商品・サービスの詳細を見ているが購入まで至っていない場合

ファッション系のECサイトだと仮定してみましょう。
服はいつ購入されるかが判断しづらいですが、商品の詳細ページまで見ているユーザーであれば購入のモチベーションが高そうです。
そこで『商品の詳細ページまで見ているけど購入には至っていないユーザーでかつ1~7日以内に来訪しているユーザー』に対して広告を表示すれば

『やっぱこのサイトのこの商品が欲しい!』

とその商品を買ってくれる事に繋がるかもしれません。

リーセンシーとフリークエンシーを意識して費用対効果の高いリターゲティング配信を!

上記例以外にも例えばフリークエンシーの回数ごとでCVRを計算してその回数以降の配信を除外してCPA(コストパーアクション)を高め、無駄な広告配信を減らすということも可能です。

リターゲティング広告はうまく活用すれば費用対効果の高い広告ですが効果を図りづらい部分もあるためついつい予算を使いすぎてしまいます。

リーセンシーとフリークエンシーの効果を見ながらどう設定すれば一番費用対効果が高くなるのかを分析しながら最適なポイントを見つけていきたいですね。