海外赴任中に自殺したりうつになる人が多いらしい。理由を海外赴任経験をもとに考察してみた。

海外赴任中での自殺や打つになる人が後を絶たないというのは実際に海外赴任をしてみてしばらく経過してから知りました。

確かに海外赴任になってからは東京本社で働いていた時とは異質のストレスを感じます。

僕自身そこまでストレスを感じる方ではないですし海外で住んでいた経験があるので僕は問題ではないのですが、周りの会社の人で海外赴任でうつのような状態になっているらしいという噂は何度か聞きました。

海外赴任で自殺してしまったり鬱になる人がどれくらいいるのか?

海外での死亡の1割が自殺、海外赴任中の人がその中の大半を占めているというニュースがありました。

海外で死亡の1割が自殺 海外赴任中のケースが大半
 ビジネスのグローバル化で日本企業の海外進出が進む中、慣れない環境に置かれた社員への精神的なサポートの重要性は増している。

 外務省によると、昨年の日系企業の海外拠点は約7万1100カ所で、10年前から倍増した。一方、海外で死亡した日本人について、2014年は522人との報告があるが、自殺が約1割(47人)を占め、海外赴任中のケースが大半だった。
引用:毎日新聞『海外出張中の自殺 両親に解決金500万円で和解』

海外赴任中に鬱になってしまったり自殺をしてしまったりする人は一定層いるみたいです。
確かに海外赴任してから1年ほど経過しましたが海外赴任をしている人でこの人ストレスたまってるんだろうなというのが直接言われなくても話の中でなんとなく感じる人もいてだいたい10人に1人くらいはいる感覚があるので感覚値的にもこれくらいいるのかなという気がします。

海外赴任中にストレスがたまってしまう原因

海外赴任はストレスフルな日本社会から離れてストレスフリーな感じがすると思いますし、観光気分が味わえたり休日にちょっと旅行に行くのも楽しそうだなと感じる人は多いかもしれませんが現実はそうではないことが多いようです。

海外赴任中の人がどうしてストレスがたまってしまい、その結果鬱や自殺につながってしまうのか原因を5つ挙げてみました。

1.言語や文化、環境などの違いに対応できない

日本から出て海外に住むと当り前ですが自分の回りを取り巻く環境が全て変わります。
異なる言語で話していたり習慣や当たり前の考え方が異なりますし宗教も違います。

生活習慣も異なりますし何が悪くて何が良いことなのか常識も変わってきます。
海外旅行にちょっと来て遊ぶ感覚とは全然違います。

海外生活を長期でしたことが無い人にはかなり精神的に負担がかかります。
この環境に少しずつなじむことができればよいのですがなじめなくてだんだん嫌になっていく人もいます。

仕事以外のストレスがかなりあることを事前に知っておくことが必要です。

2.会社以外で相談できる友達ができない。

『海外赴任先に学生時代の友達がいる』

なんてことはかなり稀なことです。
基本的には社外に友達がいない人が多いです。
会社同士での付き合いなどで輪を広げていくことはできますがそれなりに労力が必要です。

スカイプなど電話で相談を聞いてもらうことはできますが物理的距離を埋めるのは難しいことです。

3.ストレス発散法を見つけられない

日本では普段どんなストレス発散方法をしていますか?

もしかしたらそのストレス発散方法はその国だとできない可能性があります。
また、普段よりもストレスがたまっていて行き場のない気持ちを何かにぶつけたくなるかもしれませんが前述したように不満をぶつける友達もすぐ近くにはいません。

ストレス発散がうまくできない人は海外赴任に向いて否かもしれません。

4.赴任先に行くことは転職よりも困難なことが多い(なんなら敵だと思われてる可能性すらある)

海外赴任をして真っ先に思ったのは、本社から来た人はあまり良く思われないということです。

この人何しに来たんだろう、自分たちの仕事ぶりをみて本社に報告しているんだろうかなど赴任先の現地採用社員は考えています。

積極的に自分のパーソナリティをさらけ出していくことで歩み寄っていくことが必要です。

5.日本人が日本人に悪いことをされたとしても訴える場所がどこにもない

海外では日本人にこそ気をつけろ!

とはよく言われますがまさにその通りだと思います。

日本の法律が海外まで行き届きませんし訴える場所も逃げ込む交番もありません。

怪しい日本人には近づかないようにしましょう。

ニュースにはなっていないけど、本当にそんなことあるのかという話が海外に住んでみると分かりますがいろいろあります。

また、日本人男性が日本人女性にセクハラをしている場面を良く見かけます。

当たり前ですが現地の警察に言っても誰かが死んだくらいのレベルじゃないと取り扱ってくれないことの方が殆どです。

自分の身は自分で守るんだという覚悟がないとストレスに感じてしまうことが多いでしょう。

海外赴任の選択肢を選ぶ場合は慎重に

僕は約1年フィリピンで海外赴任をしていて現在も継続中ですが、結論来て良かったなと考えます。

いろいろ大変なこともありましたが海外で生活するのも面白いです。
しかし、海外赴任には様々なリスクが付きまといます。

この記事を書いている現在、ミンダナオではMartial lawが発動されていますので危険度のレベルは上がってきています。
海外にいるということはこう言ったことに巻き込まれる事態も想定しておかなければなりません。

自分の身は自分で守る、何が起きても自己責任なんだくらいの気概がないと海外赴任は務まらないです。

自分自身のキャリアとメリット、デメリットやリスクを十分に考慮したうえで慎重な決断をしたいですね。

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