海外赴任は激務になりがち?その理由を2年9か月の駐在経験をもとに考察してみた

海外赴任は激務になりがち?その理由を2年9か月の駐在経験をもとに考察してみた

海外赴任中によく聞く言葉のひとつに『日本にいる時よりも仕事量が圧倒的に増えて激務になった』というのがありますが、なぜ激務になってしまうのでしょうか。

その理由を2年9か月の駐在経験をした僕がまとめてみました。

海外駐在にこれから行く人の参考になれば幸いです。

海外駐在員が激務になりがちな理由5つ

海外駐在員が激務になってしまう理由は〇つあると考えます。

大手商社とかであれば、こういうことはないかもしれませんが、ベンチャーや人材系会社での海外支社で勤務する人はけっこうあるあるなことを書いていると思います。

プレイヤーとしてだけではなく、マネジメント系や管理系の仕事も増えマルチタスク化する

海外赴任者は何かしらの役割を任せられていくことになると思いますが、その役割に付随する必要なことは全て自分でやらなければならない可能性がでてきます。

例えば、採用の事だったり現地人スタッフのマネジメントだったり。僕の場合だとPC環境の整理だったりみたいな仕事も自分でやったりする場面だったりがあり、今までは想定していなかった管理系の仕事も増えてきます。

また、本社の人間が目で見て仕事を管理しているわけではないので、本社へ報告をするという仕事もあります。

単純に任せられた役割以外の仕事も普通にやらないといけない可能性があるので、海外支社に行ったらどんな仕事がありそうかを事前に知っておきましょう。

人事をやったことがないのに突然人事をやったり会計のことをやったりは良い経験になりますが、初めてのことをやると調べる事にも時間がかかりますので、できるだけ事前に知っておいて勉強しておきましょう。

(会社によっては)それぞれの分野のスペシャリストがいない

ベンチャーで海外赴任している人から良く聞くことのひとつに、それぞれの職に専門性を持った人が適切な人数配置されていないということがあります。

例えば、会計ひとつをとってもそうです。

会計の知識がない人が会計をしていたりしますし、人事をやったことが無い人が人事をしていたりします。

僕も面接をした経験が一度もないのに最終面接を担当していましたw

ただ、初めてやったからといって、てきとーな人を雇えないですし、どんな人がとりたくてそのためにどんな質問をしてみていく必要があるのかはそれなりに時間を取って考えましたし、事前準備にもかなり時間をかけました。

スペシャリストがいないところでそれをカバーしながら働くのは能力アップにつながりますが、しんどいのは間違えないです。

通常業務もある中で専門性のある仕事を全く知識のない人間がやるケースがあることを想定しておきましょう。

日本本社よりも業務フローや仕事環境が整っていない場合があり仕事がスムーズに進まない

日本本社は、ほぼ確実にに会社ができてからの歴が長いので、それなりに労働環境や業務フローが整っていた李、個人の役割がある程度明確だったりするかもしれませんが、海外支社はそうではない場合が多いです。

ルールを作っていくことや仕事環境を自分たちで用意していく必要もあります。

例えば、現地で早いWi-Fi環境を整えるにはどうしたらいいかみたいなこととか、事業拡大によるオフィス探しみたいな仕事環境を整えるところも海外駐在員がやる場合だってあります。

日本ではそんなことは相当小さいベンチャー出ない限り、総務の人とかがやってくれるかもしれませんが、総務が存在しないことも多々あります。

また、業務フロー一つとっても本社との連携方法なんかも明確に決まっていない場合もしばしばあり、都度不定期でいろんな報告をしないといけない場合もあります。

業務フローや仕事環境があまり整っていないことも想定し、ある意味その状態を自分が変えていくんだという意志を持って臨むとよい経験ができると思います。

現地人スタッフとのコミュニケーションコストの増加

現地スタッフとは基本的に英語か現地語で話すことになります。

日本語が話せる場合もあるかもしれませんが、ネイティブではないので日本人よりはコミュニケーションコストがかさむことを想定しておきましょう。

また、日本人にはない感覚を持っていたりするので、コミュニケーションをおろそかにすると、

えっ、そんなことで会社に来なくなっちゃうの?www

みたいなこともあるので、現地人の特性やバックグラウンド、宗教観、労働への価値観などをしっかりと亜悪したうえでコミュニケーションを取らないと、面倒だと思っていても後々さらに大変なことになってしまうので気を付けましょう。

(地域によっては)仕事が終わっていなくても帰宅してしまう現地人スタッフの存在

日本人は仕事が終わっていなかったら残業することも多いかと思いますが、残業という概念がなく、すぱっと仕事を止めて家に帰宅してしまうこともしばしば。

業務量をコントロールしたり、効率化するにはどうすればいいかを考えて実行したりすることも駐在員の仕事になりえることを意識しておくとよいでしょう。

また、謎な理由で仕事を当日突然休むこともあったりするので注意が必要です。

僕が駐在していたフィリピンでは、うちの会社ではありませんが

・友達が失恋したから慰めないといけない
・(小雨だけど)雨が降ったからいけない
・気分が乗らない

みたいな理由で、会社を当日急に休んだり連絡もしてこないというようなことがしばしばあるみたいなので、そこある程度想定しておくことも必要です。

友達の失恋で慰めるくらいの理由で休める環境が日本には必要なのかもしれませんが、、、苦笑

海外駐在員が激務になりがちな理由を事前に知っておいて対策を!

現地に行ってみないと分からないことも多いとは思いますが、あなたを海外駐在員に任命した人や既に先に行っている人、他の海外支社に行っている人の話を聞く機会を設けて、どんな事が想定されるかを事前に知って情報収集しておきましょう。

全てに対策を打てなかったとしても、事前に知っておいて心構えができているのかできていないのかでは大きな違いです。

あなたの海外駐在生活をより良くするうえでも想定されることをしっかり研究して知識を蓄えておけると私生活を充実させる時間も確保できて楽しい海外生活が送れるようになりますよ。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA