海外駐在を新卒2年目になったタイミングで経験した僕が赴任するメリット・デメリットを考察します。
結論、僕は海外駐在を経験できてよかったしなかなか経験できない貴重な体験ができたと考えています。
しかし、中には海外赴任をして本社に戻ってみたら居場所がなかったみたいなネガティブな意見もあるみたいです。笑
ただ、海外駐在をしたからと行って本社に戻る必要はないですし、その経験をどう自分の糧にしていくかは自分の行動次第です。
海外赴任は誰にでもあるチャンスではないので、チャンスがあればぜひ飛び込んでみてほしいですし、そのチャンスを使って今後につながる良い経験になってほしいなと思います。
海外赴任に行こうか迷っている特に20代の人の参考になると幸いです。
Contents
僕が新卒2年目で海外赴任することになった経緯
僕が海外赴任が決まったのは新卒入社1年目の2月です。
たまたまセブ支社の人が日本本社に来ていて僕の部署のマネージャーと一緒に話していて、今後の展望とか話してたらでも人足りないよねという話になり、じゃあ行く?と降られその場で行くことがほぼ確定しました。笑
その3か月後に海外赴任をすることになります。
最初の期限は半年でした。
ですが、半年の予定から年内、年内の予定から次年度の3月までと伸びにのびまして現在は・・・
『ほぼ無期限・・・!』
になりました。笑
一度海外赴任になるとなかなか帰らせてもらえない気がします。
特に大手でない会社はその辺良くも悪くもきっちりしてないので居たかったら入れるとかあると思います。
当たり前ですが支社もある程度拡大を続けていくので、それに伴って業務内容も広がっていきますし本社よりも人数が少ないので業務内容が広く、どんどん帰れなくなるというジレンマに陥りそうですね。
僕の友達で海外赴任している人も特に帰れるような様子はないようです。笑
海外赴任のメリットとは?
帰れないという話をしましたが特に今すぐ帰りたいとかそういう気持ちはありません。
おいしいとろろそばを食べたいという願望はすごくあるのですが。。。
海外赴任になることのメリットをいくつか挙げてみました。
会社のお金で海外に行けて、海外就労の経験を得ることができる
海外赴任をすると会社のお金で飛行機代を出してもらえます。
ぼくは引っ越し代も出してもらいました。
会社によっては出張手当が日にすごい額でたりとかするそうです。
会社にいろいろお金を出してもらえるうえに、海外で働いているという経験を得ることができます。
海外就労が別に難しくない世の中なのですっごいプラスになるかと言えばそうではないですが、海外で働いている経験というのは何かと興味を持ってもらえますしそこでの役割や結果次第ではそれなりの評価になると思います。
お金がたまることが多い
海外赴任者のある意味悩み?ともいえるのですが現地採用の人と海外赴任者では給与にかなりの差がある場合が多いです。
特に僕のいるセブ島を含めアジア圏では顕著です。
なので金銭感覚が合わなかったりとか年上の人なのに現地採用の人は給与が圧倒的に低かったりします。
その事情を知ってるとおごってもらうのも申し訳ないので社外の年上の人とは割り勘にしています。
そして同世代の友達ができたとしても現地採用だと給与が低いので毎週のように大盤振る舞いできません。
金銭感覚が合わない人とはやはりつき合いづらさがどうしても出てきてしまいます。
メリットに書いたのにデメリットばかり書いちゃいましたね。笑
お金にすごく余裕ができるので親孝行に使ったり妹の結婚式に奮発したり、
会社の後輩におごったり日本から物を取り寄せる際に一緒に購入してあげて送料負担してあげたりとかしてます。
自己投資にもわりかし使いますし今後投資も始めようかなと考えてますし、
20代のうちに行こうと考えている世界一周の資金にもしています。
お金に余裕があるのは悪い事ではないです。
ちなみにセブ島だけの話で言うとお金がすごくあってもそこまで使い切れないですね。。
あまりにも毎日羽目を外さない限り5万ペソ(11~12万円くらい)あれば結構贅沢できます。
新しい環境が人を変える
ビジネス・ブレークスルー大学を創設された大前研一さんは人が変わるには時間配分を変えるか場所を変えるか〜みたいな話をされていますが、海外赴任をすると全てが変わります。
つき合う人も場所も時間配分も変わります。
言語が日本語ではなくなり言語習得もできますし、日本人の思考とは異なる人々との生活になりますし、食生活も異なります。
人生を変えたいとか考えている人には良いチャンスだと思います。
若いうちでもマネジメントとか経営視点を少し得られる
海外赴任に行く人はプロジェクト管理やチームのマネジメントなど何かしら大きな役割を持っていくことが多いです。
若いうちに海外赴任のチャンスがあるならマネジメントを経験できる機会やプロジェクトの責任者になれる機会はそうそうありません。
また、海外支社に行くとより社長と距離が近くなり支社の経営状況なんかも気になり始めます。
若いうちから経営視点をもって働くことはその後のキャリアのプラスになるはずです。
海外赴任のデメリットとは?
海外赴任に特にデメリットを感じているということは僕自身ないのですが、
デメリットになりえそうだなって思うところを3つ上げてみました。
いつ帰れるか分からないし、帰りたいときに帰りづらい
海外赴任になるときはだいたいの人がそれなりに何かしらの役割をもって赴任します。
役割が大きくなればなるほどやりがいも大きくなりますがどんどん帰れなくなる可能性もあります。
その支社にとって必要不可欠な人材になることができればですが。
帰りたければちゃんと自分がいなくても回るスキームを作っておけば問題ないのですが、なかなか難しいし時間もかかります。
いつ帰れるかは期限が決まっている赴任であれば別ですがあまり期限が明確でないところだとついつい長引く可能性があります。
帰りたい時期等あるのであればあらかじめ宣言しておきましょう。
それでこいつではだめだと会社から思われる可能性もあるので何とも言えないのですが帰りたい時期があるのであれば言っておくことが必要だと思います。
また、海外にいるとそう簡単に日本に帰れません。
それを家族や大切な人に理解してもらうことが必要です。
本社と支社での比較をしがち
最近思うのがこれです。
本社とは違ってさ。。。
みたいな愚痴をたまに聞きます。
確かに本社と比べると情報の入り方が異なります。
ただこれは隣の芝は青く見えるだけの話で本社の人も海外赴任をうらやましく思っていたりするものです。
自分だけにしか手に入れられない最高の経験を積み成長してやるんだ、この経験を活かしてやるんだという気概があれば特に問題ないと思います。
なかなか難しかもしれませんがモチベーションコントロールはすごく大事な能力なので試行錯誤しながら身に着けられる良い機会になります。
赴任する国を自分では選べない可能性が高い
ちょっと今回の趣旨とは少しずれてしまうデメリットかもしれません。
行きたい国がある人は海外赴任ではいけない可能性があるので自分で仕事を探すことが必要です。
会社の海外支社が多ければ多いほど難しくなると思います。
海外支社が1つしかなければそこか新しく建てるところの2択ですがそれでも確実ではありませんし、一社しかない会社は逆に海外支社へ赴任するのは狭き門になっているはずです。
行きたい国がある方は自分で行きたい求人を探して自分で選ぶことが必要です。
海外赴任は自分次第で楽しい事ばかり!
結果、なんでも自分次第なところあると思うのですが、海外赴任も異なりません。
基本的に自分次第でなんとでもなることが多いです。
海外赴任は環境も思いっきり変わるので不安もありますがうまく使いこなせば楽しいこともたくさんあります。
せっかく機会があるのであればなかなかそのチャンスをつかむことは難しいと思うのでぜひチャレンジしてみてください。
ちなみになのですが、2019年3月に海外赴任を終えて本社に戻りました。
海外赴任を終えて学んだことについて書いているので、これから海外赴任に行かれる方はどんな経験が得られそうかの参考になればと思います。
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