海外で働くなら現地採用と海外駐在のどちらが良い?メリット・デメリットを解説【海外赴任経験3年の筆者が考察】

日本企業の海外拠点で働きたいという人にある選択肢は大きく分けると現地採用と海外赴任の2つしかありません。

現地採用と海外赴任には双方ともにメリットとデメリットがあります。

海外に行きたい人は多いと思いますが、海外で仕事を見つけなければなかなか長期滞在も難しいです。

海外を拠点にしているフリーランスやお金を貯めてバックパックするのでは話は別ですが。

今回は海外赴任でフィリピンに来て1年以上経過した僕が感じる海外赴任と現地採用それぞれのメリットとデメリットを書いてみました。

海外駐在や現地採用で働いている日本人ってどれくらいいるの?

現在海外在住の日本人は年々増えています。

外務省から毎年出ているデータを見てみると毎年増え続けています。

平成28年度の海外在留邦人数推移によると約133万人と前年度から約2万人増加しています。

恐らく今後も増えていくのではないでしょうか。

※外務省の海外在留邦人数調査統計より引用

海外駐在のメリット・デメリット

ではまずは海外赴任のメリット、デメリットを見ていきましょう。

海外赴任のメリット

まずはメリットから。

重要なポジションを任され役職が上がる可能性がある

海外赴任で海外拠点に行く場合は何かしらのミッションをもっていくことが多くそのマネジメントやプロジェクトリーダーとして配置される場合が多いようです。

日本でとは勝手が違う場合も多いとは思います。

しかし、今まで経験したことのないトラブル対策や考えが全く異なるプロジェクトを担当することで海外拠点でのマネジメント経験はその後のキャリアに必ず生きてくるはずです。

任せられる幅が広がる可能性がある

海外赴任先の支社は大抵の場合、本社よりも環境が整っていません。

総務や法務、経理の仕事なんかが降ってくるようなところもありますし、僕だと採用部門がなかったので最終面接をやったりしてました。

今までとは違った業務で知らないことをこなしていくような分からないことでも推進していく能力が身に付く可能性があります。

比較的給与が高い

海外赴任で行く場合は日本でいたときとそのままの給与で行ける場合が多いです。

赴任先にもよりますがアジア圏であればほぼ間違いなく裕福な暮らしができるほどの給与水準になるはずです。

海外赴任でお金を貯める人も多いようです。

僕は現地社員に毎月相当な金額おごってしまっているのでなかなかお金を貯めることができずに苦しんでいますが。。苦笑

でも、ごはん食べに行くのも楽しいのでやめられないですしメンバーとのコミュニケーションをたくさんとりたいので必要経費ですね。

海外赴任による手当がもらえる会社もある

海外赴任になると危険度であったりその精神的な負担などを考慮して海外手当のある会社が多いようです。

僕の会社は。。。
いや、言わないでおきます。笑

手当がもらえるとその手当だけで生きていけるような大手企業もあると聞いています。
給与がまるまる貯金できるなんてすごいですね。笑

それを使って近隣諸国を旅行してみるのもよいと思います。

海外赴任のデメリット

次にデメリットを見ていきましょう。

好きなタイミングで日本に帰れない

これは現地採用でも同じではありますが、好きなタイミングで日本に帰れません。

家族に不幸があったとしてもビザの関係等ですぐに出国できない国もあります。
それだけのリスクを知り説明したうえで海外に渡航すべきです。

行きたい国を選べない場合がほとんど

海外赴任では基本的には会社の意向で出向先が決まるため、行きたい国を選べません。
また、海外赴任者に選ばれる可能性も高くないです。

だいたいどの会社も見てもらえれば分かりますが、海外赴任をしている社員数よりも日本勤務の方が圧倒的に多いはずです。

ということは、海外赴任するというのは少ないチャンスであるということを念頭に置いておきましょう。

海外赴任者が感じるストレスは現地採用社員とは異なる

海外で住むにはそれなりにストレスが付きまといます。

言語の問題や習慣など全てが異なります。

そのストレスももちろんですが海外赴任者には海外赴任者のストレスが存在しています。

現地採用の社員がそれなりにいる場合、海外赴任者の方が待遇が良いので一歩間違えるといじめなどの対象になります。

やはり海外赴任者は現地採用社員とは別の人として扱われます。

また、自分よりも年上の人間を関係性もできていないままにマネジメントする可能性もあります。

そんなストレスを抱えながらも日本本社へプロジェクトの進捗報告をすることになりますが、
その大変さは現地にいないので分かってもらえないことが普通だということを理解しておきましょう。

別記事でストレスが溜まる要因とストレス発散法について書いているので、よければこちらも参照してみてください!

現地スタッフの仕事プラスアルファ

現地スタッフからの信頼を得るためにはやはり仕事での圧倒的な成果だと言えます。

待遇が良いことに対して文句も言わせないほどの圧倒的な成果が必要となります。

また、人柄も重要です。

あまり良く思われていないことを承知の上で関係性を構築していく意思を見せることが必要です。

相手も人間なので少しずつ打ち解けていきましょう。

現地採用のメリット・デメリット

次は現地採用のメリット・デメリットに関して書いていきます。

現地採用のメリット

まずはメリットから。

行きたい国で就職できる

現地採用の良さは行きたい国を自分で選ぶことができ、また別の国に行きたくなった時点で退職し別の国へいけることです。

海外赴任だと突然戻されたり別の国へ飛ばされたりします。
行きたい国がある方は基本的には現地採用をお勧めします。

副業的なことも自由にできる

海外赴任者は多くの日系企業の場合、副業しづらいです。

例えば、他の現地にある会社の一部業務を手伝ってお金をもらいたい場合、ばれずにやることもできますが、ばれたときにどんな反応をされるか、どんな報告をされるかはその支社の社長次第です。

その点、現地採用では副業に関する規定があるというような話をあまり聞かないので、副業でお金を得ることができます。

現地採用のデメリットに記載してますが、これでお金を稼ぐことができれば、給与が少ないというデメリットを解消できるかもしれません。

下記記事で、現地採用と副業を同時でやることをお勧めした記事があるので、よければこちらも読んでみてください!

現地採用のデメリット

現地採用のデメリットを紹介します。

給与が現地水準

現地採用一番のネックは給与水準が低いことにあります。

現地にもともと住んでいる人たちよりは高いとは思いますが日本と同じレベルでの生活水準を保てない可能性があります。

現地の食事がどの程度なのか、生活はどのように変化するのかを事前に把握しておきましょう。

はじめていく国に現地採用としていきたいのであれば事前に旅行でも良いので現状を知ってから選ぶ必要があります。

年金等の対応が面倒

現地採用になると基本的に年金等の支払いが任意になります。
しっかりと払いたい方は自分で手続きを行っておく必要があります。

自分の身の回りのことがしっかりできないと日本に帰って苦労する場合もあるかもしれません。

待遇やキャリアを選ぶなら海外赴任、行きたい国に長く居たいのであれば現地採用

現地採用で海外に行くか海外赴任で海外に行くかは海外に出て働きたい人にとって必ずと言ってよいほど出てくる選択肢ではあります。

僕としては選ぶ基準は

『待遇やキャリアを選ぶなら海外赴任、行きたい国に長く居たいのであれば現地採用』

に尽きると思います。

行きたい国があるわけでもなく、とにかく海外で働きたいという方でそれを自分のキャリアのステップアップとして活かしたい方は海外赴任がお勧めです。

どうしてもこの国で働きたいという方は現地採用で行くしかないでしょう。

それか、すごくまれに行きたい国にしか海外支社が無い会社もあるはずでそこからどれだけ海外支社赴任になっているのか調べるのも手ではありますがなかなか見つけられないと思います。

また、別の支社ができて別のところに行ってくれないかと言われる場合もあります。

現地採用と海外赴任にはどちらにも良さがありますが海外にどうしても出たいのであればチャンスがあるうちにどんどん飛び出していきたいですね。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA