僕の周りにはなんだかんだで新卒で入った会社で海外赴任をしている人がちょいちょいいるので彼らに聞いた海外赴任での悩みをまとめてみました。
聞いた人は商社マンと海外での創業支援をやってる会社の人と東南アジア中心に採用支援をやっている人など様々な業種です。
場所や土地柄などでの特有な悩みもあったのでそれ以外のどこにでも結構共通している悩みを抜粋してみました。
Contents
- 1 海外赴任者が悩んでいる事
- 1.1 【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事1】周囲に競い合える同僚や社外での友達がいない
- 1.2 【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事2】隣の芝が青く見える
- 1.3 【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事3】日本で働き続けていたらどうなっていたかを想像して勝手に落ち込む
- 1.4 【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事4】日本に帰りたくて震える
- 1.5 【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事5】彼女・彼氏ができない
- 1.6 【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事6】日本で転職活動をしたくてもやりづらい
- 1.7 【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事7】日本本社に戻っても居場所が無いのではないかと考え逃げ場がなくなる不安に陥る
- 1.8 【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事8】日本で過ごしている仲の良かった友達と疎遠になる
- 2 海外赴任中の悩みへの対処法
海外赴任者が悩んでいる事

僕の周囲の海外赴任者や僕自身の海外赴任経験から感じたことや聞いたことをまとめてみました。
【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事1】周囲に競い合える同僚や社外での友達がいない
海外赴任先に行くと自分と上司と後は現地採用の現地の人みたいな状況も珍しくありません。
ビジネスレベルが高くない人と仕事をすることも多々あり自分がそこで仕事していて成長が望めるのだろうかと不安になりがちです。
また、現地に刺激をしあえるような友達や同僚も存在しないため自分の成長の実感値が得られないことが多いようです。
【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事2】隣の芝が青く見える
海外赴任が長くなると学生時代の友達が転職したり起業し始めたり役職が付き始めたりします。
それと比較して自分は赴任先でずっと同じ仕事しかしていないし周りはどんどん成長知って言っているのに自分は大丈夫なのかなとなりがちです。
周囲は海外赴任をしている人に対してうらやましいというよな声を出しますが海外赴任者は逆に自分とは異なる環境で仕事をしている人たちと比較してしまう傾向にあるようです。
【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事3】日本で働き続けていたらどうなっていたかを想像して勝手に落ち込む
海外赴任先に飛び込まず日本で働き続けていたら今の自分はどうなっていただろうかと勝手に想像して勝手に落ち込んでしまうこともあるようです。
これはありもしない妄想なので考えないようにしたいですね。
【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事4】日本に帰りたくて震える
海外で生活していると無性に日本に帰りたくなることがありますが海外赴任をしているとそう簡単に日本に帰ることはできません。
頻繁に帰っている人だと3か月に1度くらいのペースで帰っている人もいますがそういう人はだいたいアジア周辺の国で海外赴任をしている人です。
ヨーロッパやアフリカなど遠い国の人はあまり日本に帰れない傾向にあります。
長年過ごした日本での生活が恋しくなってしまい二本に帰りたいけど仕事もあるし帰れないというジレンマを抱えてしまうこともあるようです。
【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事5】彼女・彼氏ができない
海外赴任をしていると彼氏・彼女を作ることがなかなか難しいです。
そもそもその国に日本人が少ない事だってあります。
国籍は問わないと言っている人も現地人の彼女・彼氏ができると結局やっぱり日本人が良いと言っている人が多いです。
後は現地語を覚える目的だけで彼氏・彼女を作ってる人とか・・・
そういう人はある意味現地での生活を楽しんでいるのでよいですが若いうちは彼氏・彼女とラブラブしたいなーみたいな人もいると思います。
また、遠距離になってしまう可能性もあります。
僕は海外と日本での遠距離を海外赴任中の2年間(2018年4月時点)で2回ある(笑)のですが遠距離恋愛は難しいです。
遠距離恋愛の時の経験を別記事で書いているのでよかったらこちらもご覧ください。
『海外と日本の遠距離恋愛を2回失敗して学んだ遠距離中の彼女・彼氏との付き合い方!』
【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事6】日本で転職活動をしたくてもやりづらい
海外から日本への転職活動は基本的にWEB上しかありません。
海外赴任が嫌になり転職を考える人は僕の周りだとかなり多いです。
というか僕の知り合いで海外赴任をした人している人含めて5人なのですが5人中なんと5人が転職をした、または転職を検討中です。笑
ですがネット環境があまりよくなくて苦しんでいたり転職エージェント探しに戸惑っていたりとなかなか長期戦になっています。
日本にいるよりも転職のハードルが高く挫折してしまいめんどくさくなって仕方がなく現地に残る選択をしている人もいます。
【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事7】日本本社に戻っても居場所が無いのではないかと考え逃げ場がなくなる不安に陥る
現地採用でいると特に東南アジアや発展途上国はビジネスレベルがあまり高くなく、この仕事をしていても自分の成長にはつながらないと考える人が多いです。
自分の成長を実感できないと日本に戻っても仕事のレベルが全然合わなくてのけ者にされるんじゃないかという不安を抱えている人もいます。
【新卒で入った会社で早期に海外赴任した人が悩みがちな事8】日本で過ごしている仲の良かった友達と疎遠になる
今までは毎月のように会っていた友達ともなかなか連絡を取らなくなります。
海外赴任中に同窓会が開かれたりすると行きたかったなー日本に居れればなーみたいなことを言っている人もいます。
実際はそう思い込んでしまっているだけの場合が多いですがなかなか日本に居たときのように友達と会うことができないことがストレスになり悩みの種になってしまう人もいるようです。
海外赴任中の悩みへの対処法
上記のように様々な若手の海外赴任者の悩みを見てきましたが多くの部分に共通して言えるのは『自分自身が成長できているのかどうか、自分の市場価値はどの程度なのか?』みたいな点と『やっぱり日本が最高!』みたいな故郷への愛着みたいなところに尽きるかなと思います。
これらに対処するための方法を4つ上げてみました。
【海外赴任中の悩みへの対処法1】転職エージェントに相談してみたり特に興味のない企業でスカイプ面接をしてみる
まずは自分の市場価値がどの程度なのかを知りましょう。
知る手段としては転職エージェントや他企業で面接をしてみることです。
転職エージェントはなかなか良い人と会うことが難しいですが複数の転職エージェントと話してスカイプ面談をしてみましょう。
ちゃんとした人はいろいろな業界のことや業界で求められている能力やその業界の人材のレベルや転職者のレベル感をある程度把握しています。
転職エージェントと話をすることで自分の市場価値がどの程度のところにあるかなんとなく見えてきます。
自分自身のキャリアの棚卸にもなると思うので定期的に転職エージェントと話しておくのはおすすめです。
【海外赴任中の悩みへの対処法2】目標やゴールを決めてやり抜く
いちいち悩んでるのって結構時間の無駄です。
悩んでても何も解決しないからです。
いつまでに自分がここまでやり切るとゴールを決めてやり抜きましょう。
やり切ったことで自分の自信につながり次はどうしようかと新しい目標が見えてくるはずです。
次の目標が社内にあっても社外にあってもよいのですがポジティブな考えでのネクストアクションはより良いものになるに違いないです。
【海外赴任中の悩みへの対処法3】日本出張を無理やり作って帰国する
どうしても日本に帰りたくなったら無理やり何かしらの理由を作って日本出張の機会を作りましょう。
慣れ親しんだ日本に帰ってみるとやっぱり良いなーと思う部分もあればあっ、赴任先の国のこういうところが良いなと良い部分も見えてくるはずです。
人は欠点を見がちですが比較してあげることでよい部分を知ることができますし、赴任先の国でこんなことやってみたいなみたいなアイディアが湧いてくるとこもあるでしょう。
【海外赴任中の悩みへの対処法4】思い切って辞めると告げてみる
どうしても悩みがなくならなくてつらいなと思ったら思い切って辞めてみましょう。
海外赴任の経験を人に話してみると自分が思っている以上に評価されることが多いそうです。
実際僕の周りの海外赴任者がつらくなってやめた人は転職中に自分の経験を話したら評価が思いのほか高く自信になったという声をちらほら聞いています。
思い切って辞めると伝えたらもしかしたら待遇をよくしてくれるかもしれませんしあなたの悩みを聞いて会社が何かしてくれるかもしれません。
してくれなかったらもう思い切って辞めて別の環境に飛び込むだけです。
海外赴任中はお金が貯まることも多いので思い切って世界一周に出てみたりプログラミングスクールなどに通って今までとは違ったキャリアを歩むようなアクションをとっても良いかもしれません。
選択肢はいろいろあるのでよく考えてあなたにとって最適なキャリアを選択していきましょう。
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