海外赴任者はお金が貯まるといわれますが実際どうでしょうか。
僕の海外赴任経験や周囲の話をもとに回答をすると『環境や待遇によって異なる』というのが結論です。
お金を貯められる人もいるし貯められない人もいます。
環境や待遇によって大きく左右されます。
が、本当に大企業の大手商社とかから赴任しているわけではない限り、思っているよりはお金が貯まらないと思います。
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海外赴任をしたときの待遇によって貯金できるか否かも変わってくる
海外赴任は会社によって待遇も異なります。
僕がいたフィリピンだと海外赴任者だと給与が増えなかったり逆に減らされてたりする会社で赴任をしている人もいました。
それぞれの状況によっても異なります。
給与は増える?増えない?
まず気になるのが海外赴任で給与が増えるか増えないかですが、給与という形ではあまり増えないケースの方が多いと思います。
僕はネット広告系のメガベンチャーって言ってよいくらいの規模の会社で働いてますが、海外赴任だからといって給与は増えませんでしたし、現地の給与を考慮されて給与が上がってないんじゃないかくらいに思ってます。
会社によっては給与を現地レベルとまではいかないまでも国の物価を考慮して下げるところもある見たいです。
ただ、これは法律詳しくないのでわからないですが、グレーなのか労働基準法違反?なのか分からないですが、海外赴任で給与をげるみたいなのはあんまりやってはいけないこと?だというような話があったりなかったりなのでそこらへんは気になった方は調べてみてください。
手当は増える増えない?
海外赴任をして増えるのは給与というよりは手当がどれだけ増えるかによります。
例えば僕だと、
・家賃/水道光熱費の手当
・年に一度日本に帰る航空券(本人分のみ)
の2つが出てます。
昔は危険手当的なものがあったんですがなくなりました。。。
あったものが無くなると結構つらいです。苦笑
僕はベンチャー系なんであんまり手当出ていませんが大手商社とかになると、、
・家族に対する手当
・キャリアに対して?書籍とかスキルアップ的なものに関するの手当
・生活費に対して?の手当
・家族全員分の航空券を年に一度発行
・医療手当
みたいななんなのかあんまり把握できてない手当みたいなのもいっぱいつくみたいです。
中には手当だけで生活できるから給与に手を付けてないみたいな強者もいるとかいないとか。。。
世の中すごいです。笑
この手当の量と給与の上がり下がりの幅に応じてお金が貯まるたまらないというのもあるのですが、他芋海外赴任でお金を貯まりづらくする要因があります。
海外赴任で意外とお金が貯まらない要因
前述した通り、待遇の差によってお金が貯まるたまらないという話をしましたが、自分を取り巻く環境によっても左右されることが多いです。
海外赴任者の生活費を圧迫する要因を書いてみました。
物価の高い国だとむしろマイナスらしい
僕はフィリピン・セブ島に住んでいて現地の人は月2~3万円くらいで1か月生活しています。
僕は日本と同じ給与をもらっているのでそれなりの額あるのでフィリピンでの生活で金銭面で困ることはあまりないです。
しかし、アメリカやヨーロッパなどは生活費がかなり高くなるのでお金が貯まらないケースもあるそうです。
また、例えば車が必要だから・・といろいろ買ってたりするとかなりの出費になってしまいます。
近隣諸国への旅行が増える
これは海外赴任者自身が抑えればよいだけの話なのですが、海外赴任で行く人はある程度その前に海外経験があってなおかつ海外好きな人が多いと思います。
どの国に海外赴任になったとしても、日本にいるときとは行きやすい国が変わっているはずなのでその国に週末や1週間ほどの休暇を取って旅行に出かけることができます。
その旅行の回数が増えるとお金がかさんでしまうので注意が必要です。
日本のものを手に入れようとするとお金がかかる
海外で長期で住んでいると日本のものが恋しくなります。
だいたいどの国に行っても日本食屋さんはあるので食べることはできますが日本のあれがほしいなこれが欲しいなというものがその国で売ってなかったりします。
そうなるとたまたま日本に帰るときに買ってくるか、友達や家族が来た時にもってきてもらうか、送るかくらいしか選択肢がありません。
送料が物理的に距離があるので高くなります。
これを頻繁に買っているとお金がなくなります。
僕は下記で紹介しているサービスをよく使って日本から本を取り寄せることが多いのでかなりの出費になります。
『海外へ日本のものを送りたいならゼンマーケット(ZenMarket)がおすすめ!』
配偶者がいて赴任先に一緒に行くと配偶者の収入が減る
配偶者の手当を用意してくれていたり子どもに対する手当を出してくれる会社もありますが出してくれないところもあります。
仮に出してくれたとしても配偶者の収入を超える額を出してくれていなければそれは収入がマイナスになることを意味します。
結婚していて子どもがいる方はいろんな面を考慮して赴任先に行くかどうかを考える必要があると思います。
資産運用をするための口座を開けない
海外赴任で仮にお金が貯まったとしてもためておくことしかできない場合もあります。
現地の証券口座を開くことができたりする場合もありますが、日本の株を買うなら日本の住所が無いと開けません。
貯めておくだけでは増えないこともあるのでできれば海外赴任前に口座を作っておくことをお勧めします。
現地採用メンバーへ奢る回数がどれくらいあるか
会社の文化によってはあまり一緒に外に出なかったりするかもですが、現地で採用された方とどれだけご飯に行くかで貯金額が左右されます。
海外から赴任している方の方が給与が絶対的に高いのでそこは出して読みたいな空気になる可能性があります。
僕はだいたい社員とのごはん代で月3万円程使ってます。
これが多いのか少ないのかは分かりませんが毎月貯金できていたらと考えると2年半ほどいるので結構な額になります。
行く前にはある程度このあたりも把握しておくとよいでしょう。
結論、日本と給与水準が変わらず家賃手当と日本への帰国する飛行機代くらいだしてもらえるかつ現地の物価水準が日本より高くない国ならある程度貯まります

海外赴任者が貯金できるかどうかは
・給与水準が日本にいたときと変化がない、または上がるか
・家賃+帰国する際の飛行機代を出してもらえるか
・物価が日本よりも高くないか
の3つをクリアしていればだいたいお金を貯められると思います。
後は、どれだけ手当がでるかによって変わってきますが、どの日系企業も海外進出の際にあまりうまくいってなかったりするので、海外赴任者に対する手当が少なくなっているという話も聞きます。
海外生活もうまくやりくりすれば節約できるポイントはいろいろあるので、貯金したいのであれば日本で生活しているときと同様支出をどれだけ抑えるかみたいなところにかかってくると思います。
浪費癖のある人は結局どこにいても貯金できないと思うのでそれも大きなポイントのひとつになってくるので注意したいですね。
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