海外旅行中にお金を盗まれたり、海外滞在中にお金を引き出せなくなったりした場合の手段としてWestern Unionを知っておきましょう。
今回は海外でお金に困った時のためにWestern Unionで送金する方法をまとめました。
ネットバンクがあれば、自分でネット上で手続きを行い、自分でWestern Unionで受け取ることも可能になりますよ!
Contents
WesternUnionとは?【海外でお金に困った時に知っておくべき送金方法】
Western Unionは国際送金をかんたんにできてしかも手数料も安い便利なサービスです。
まあ、ビットコインとかの方がうまくできたりする場合もありますが、まだ一般化していないので難易度が高いですし、現金主義であまりクレジットカードを使えないような国も多いので手段として知っておくのはありかなと思います。
世界200ヶ国で口座がなくても現金で受け取り可能
200の国にある50万以上のWestern Union取扱店に、オンラインで送金できるのが最大の特徴です。
海外旅行をしていてWesternUnionの文字を見たことのある人は多いのではないでしょうか。
日本にも大黒屋みたいなところでWestern Unionの手続きができたりするので見たことがある人もいるかもしれません。
取扱店舗がどこにあるのか探したい場合は下記のリンクから検索して見てください。
日本国内には都心だと結構いたるところに取扱店舗がありますよ。
https://www.westernunion.com/jp/ja/find-locations.html
管理ナンバーやIDを所持しているだけで海外で現金を受け取ることが可能です。
送金方法は大きく4種類
誰かに送金をお願いする場合、送金方法を説明してあげる必要があります。
Western Union上に手続きの方法が書かれているのでそちらを参考にして送付の仕方を伝えましょう。
オンラインでも手続き可能ですし、取扱店で送金することも可能なので、インターネットが苦手な人に依頼する場合は取扱店で説明を受けながら用紙に記載して送金することも可能になります。
インターネットでのWesternUnionの手続き方法
インターネットでWestern Unionの手続きを行う方法を紹介します。
店舗に行く際は、住所や顔のわかる身分証明証や現住所記載のマイナンバーカード、またはマイナンバー通知カードが必要になったりするので持っていきましょう。
インターネットで行う場合も身分証明証を使う必要があるのでまず手元に用意しておくことが必要です。
なので、海外に出る前に実家などに住所等をしっかり変えておくと自分でも送金可能なので便利です。
友人や親族に頼む際はそれを用意してもらうように伝えましょう。
WesternUnionのアカウント作成・身分証明を行う
アカウント作成はメールアドレスや住所などがあれば簡単に登録が可能です。
また、身分証は写真付きのものと現住所になっているマイナンバーカード、または通知カードが必要のため手元に用意しておきましょう。
身分証明書として使えるのは、顔付きのものになるので、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードのいづれかが必要になり、運転免許証とパスポートではマイナンバーが確認できないのでマイナンバー通知カードが必要になりますので、手元に用意しておきましょう。
アカウント作成は下記のところから行います。
身分証明書と内容がずれないように記載が必要なのと、名前や住所などはローマ字表記になるので注意が必要です。
送付する金額やどの通貨で送るか、受け取り方法などを確定させる
アカウント作成した後は、送金方法や送金する金額を入れていきましょう。
まずは送付する金額を入れます。
日本円で入れればその日のレートで送付先の国の通貨に合わせて換算してくれます。
次にどのような送金方法でどうやって受け取るのかを選びます。
上記の場合は、受取人が現金受け取りを希望していて、振込が銀行振替の場合ですね。
僕はネットバンクを使って振り込みました。
受取人の情報を入力する
受取人が自分ではなく、他の人の場合は、本人の性・名を正しく入力しましょう。
本人の名前と国と市町村、取引目的と資金源(両方とも選択式)を入力しましょう。
電話番号やメールアドレスがあると本人確認がうまくできない時に役立つかもしれないので一応現地で使える電話番号や相手のメールアドレスを記載しておくと安心かもしれません。
こちらが全て入力完了し、その他諸々の了諾を得て、送金内容の明細確認を行います。
上記を確認したらメールが来るのでそれを確認しましょう。
WEBでの手続きがきたらメール内容を確認し振り込む
WEBでの手続きが完了したら「Western Union:送金の支払手順」という件名のメールが来るので、その手順に従って振込を行いましょう。
振込の際に注意したいのが、③の上に書かれた「重要」という項目です。
振込依頼人名を送付した人ではなく、支払い参照という項目に記載された、EB番号・受取人名・国コードで入力する必要があります。
銀行によっては全て大文字で記載しろという指示があるので、各銀行にあった振込で行いましょう。
振込が完了したら送金管理番号(MTCN)を受取人に共有する
受取人は送金管理番号と個人のパスポートなどのIDを持ってWesternUnionの店舗にいきます。
MTCNと呼ばれる10桁の番号が先ほど紹介した振込手順のメールに記載してあるので、それを受取人に伝えましょう。
時々、受け取りの際に送付した人の住所を聞かれることがあるそうなのでそれも伝えておくと良いかもです。
ステータスを確認して相手が受け取ったかどうかを確認する
全ての取引が完了したら、WesternUnionにログインして現在どんなステータスになっているのかが確認できます。
送金直後は振込の確認がされるので、1~3営業日程進行中のステータスになるかと思いますが、可能になれば、そのステータスに変更され、受け取りが完了されたら受け取り完了ステータスになります。
下記は、受け取り完了になったステータスですね。
送金済み、進行中、利用可能、受け取り済みの4つのステータスがあるので、これを確認すればどうなったかが確認できます。
海外では何が起こるかわからない!お金がなくなった時の準備もしておこう
海外で生活していると日本以上にスリや自宅に侵入されるケースも多いです。
また、海外でおろせるカードが突然使えなくなって困ってしまうなど様々なお金のトラブルがあります。
WesternUnionを海外に行く前に親に伝えておくとスムーズに送金してもらえます。
海外で使えるお金がなくなった時にどうやって過ごすのかを事前に考えてリスクヘッジができるようにしておきましょう。
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