自分の強みやいいところを自分自身で客観的に見つけるのは難しいですが、自分を知ることを手助けしてくれるツールはいくつかあります。
その中の一つがリクナビNEXTのグッドポイント診断でリクナビNEXTで会員登録してかんたんに診断を行うことができます。
今回はそのリクナビNEXTのグッドポイント診断がどのようなものかとその診断結果をもとにどうその結果を使っていけばいいのかについて書いてみました。
Contents
リクナビNEXTのグッドポイント診断とは?
リクナビNEXTのグッドポイント診断はサイトに下記の通り説明があります。
グッドポイント診断は、リクルートキャリアが持つ独自のノウハウを活かして開発した本格診断サービスです。
「グッドポイント診断」とは?
「独創性」や「柔軟性」「決断力」など18種類の特徴の中から、あなたならではの5つの強みを診断します。
診断方法は、ご自身の性格について選択式でお答えいただく形式となっており、
診断完了後、5つの強みが文章にて画面に表示されます。
また、診断結果は応募画面より応募いただく際に、添付することも可能です。
転職活動における書類、面接の自己PRなどの参考情報に是非ご活用ください。
リクルートは新卒採用でも転職採用でも最大手の求人サイトを運営している企業なので、そこでの独自のナレッジやノウハウから作成されたものであると思われます。
リクナビNEXTのグッドポイント診断を使ってできること
リクナビNEXTのグッドポイント診断では300程の質問を行い18種類の強みの中からあなたの5つの強みを出してくれます。
18種類の強みは下記です。

診断を行うことで5つの強みを見つけることができます。
グッドポイント診断のサイトではこの診断でできることについて3つ紹介されています。

親しい友人や同僚にその強みについて見せてみると、あなたは強みだと思っていなかったことでもほかの人はそれをあなたの強みだと考えているかもしれません。
あなたが知らなかった強みを知ることであなた自身の可能性も広がりますし、あなたが受ける企業の職種やポジションにあった強みやエピソードを話すことのできる可能性が広がります。
あなたが知らなかった強みを知ることであなた自身の可能性も広がりますし、あなたが受ける企業の職種やポジションにあった強みやエピソードを話すことのできる可能性が広がります。
グッドポイント診断利用の際の注意点
リクナビNEXTのグッドポイント診断利用の際の注意点を3つ上げました。
1つのIDで一度しかできない
ひとつのIDで一度しかできません。
てきとうにとりあえずやってみるのではなくひとつひとつの質問にしっかり答えてやっていきましょう。
強みしか分からない
グッドポイント診断では強みは分かっても自分の弱点や弱みを知る事ができませんし、その改善方法などもわかりません。
もし、診断する理由が普段の行動の改善や人間関係などの悩みにあるのであれば、下記本がおすすめです。
ビリギャルの著者が書いていて、人の性格などを9つに分類しそれぞれに対するアドバイスが書かれている本です。
人間関係などに悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
途中保存ができない
所要時間は約30分と本サイトの説明に書かれていますが、僕は20分かからないくらいで終わりました。
しかし、途中保存ができないので割と早くできると思った人も、前述した通り1度しかできないのでしっかりと考えるという意味で余裕を持って30分くらいは確保できる時間で診断を受けましょう。
僕がグッドポイント診断をやってみた結果を公開!
僕が診断をした結果、僕の強みは『柔軟性』、『決断力』、『親密性』、『冷静沈着』、『自立』の5つです。
診断が終わると下記のような形でそれぞれの強みについて詳しい説明がでてきます。
リクナビNEXTのグッドポイント診断結果の『柔軟性』、『決断力』、親密性』の画像がこちら。

リクナビNEXTのグッドポイント診断結果の『冷静沈着』、『自立』の画像がこちらです。

『柔軟性』、『決断力』、『自立』あたりは自分でも強みにしていきたいし強みだと考えているポイントだと考えているのですが、 『親密性』、『冷静沈着』については強みだと考えたことはありません。。。笑
診断の良いところは普段自分が強みだと考えていない事がもしかしてそれも自分の強みかもしれないという点を見つけられることにあります。
自分の強みは 新しい業務をしたり違う人と仕事をしたりすることで見えてくることもあるので半年〜1年程の間隔を開けて定期的に確認するのが良いと思います。
IDをもうひとつ発行すれば、2回目も受けられます、、苦笑
グッドポイント診断の結果を職務経歴書や面接に活かす方法
診断はやりっぱなしでは意味がありません。
診断から得られたヒントを元に面接や職務経歴書に活かしましょう。
グッドポイント診断を受けて実際に活かすための方法について書いてみました。
応募する企業の求人の記載内容を確認する
まずはどのような企業のどんな職種で応募したいのか考えましょう。
これがないと応募する企業の求人を選べません。
選んだら、企業のHPや転職サイトに求める人材像が書かれているはずです。
例えば、成長へのコミットメントについてやチャレンジ意欲について書かれているかもしれませんし、組織の枠に囚われない主体性と実行力が求められているかもしれません。
マネジメント能力やディレクション能力かもしれませんし、論理的な思考についてかもしれません。
応募する企業や職種によって求める人材の定義は異なります。
応募する企業の職種がどのような人材を求めているのか把握しましょう。
求人内容とグッドポイント診断で分かった強みを照らし合わせる
求める人材のポイントを整理し、その求める人材像と自分自身の強みを照らし合わせてみましょう。
仮に完璧にマッチするものがなかったとしても思考を変えてみましょう。
例えばプロジェクト推進の成功に対する責任感であれば、決断力や自立などの力を絡めて話ができそうです。
成長へのコミットメントなどについて問われるのであれば、挑戦心が発揮され今まで経験していなかったりまだ知識が十分ではない中でも自分自身で仮説を立て情報収集し結果できるようにしたエピソードなどが役立つかもしれません。
論理的思考力が求められる場合、18種類の強みの中では慎重性が対応しそうですが、冷静沈着で常に第三者的な立ち位置から物事を俯瞰して停滞していたプロジェクトを推進した経験や物事を決断したときにどんなリスクとメリットを天秤にかけてGOサインをだし、成功に導いたのかをとくことで論理的思考力を発揮したのかをエピソードにするのも良いかもしれません。
特定の強みが活かされた経験を洗い出し考える
上記でも少し触れていしまいましたが、5つの強みは考えるためのきっかけでしかないので、どのような強みが明確なのか自分自身で明確に分かっている人にはあまり必要のないものかもしれません。
自分の強みがなんとなくでしか感じられない場合、この診断を受けることで自分の強みについて深く考え掘り下げることにつながります。
企業が求める人材象と自分の強みを照らし合わせた後はこの経験が当てはまるかな?と紙に書いたりして掘り下げていきましょう。
友達に相談したりキャリアコンサルタントに相談するのも良いかもしれません。
具体的に考えるには下記のようなポイントを考えてみてください。
・何を考えてどんな行動を起こしたか?
・その行動を起こしどんな結果になったか?
・その時のチーム状況や自分自身の考えや心理状況は?
・この経験が応募する企業でどう活かされるか?
できれば、一つの強みに対して複数の経験から掘り下げておくとより自分にこれが強みなんだと確信が持てるようになるので良いです。
職務経歴書や面接で話す内容を考える
上記で様々な経験を掘り下げたあとは、土台に並べてからその時に話す物や書く内容を考えます。
職務経歴書にはアピールしたいことではなく、相手が聞きたいであろう経験や突っ込まれても話しやすいトピックを書く事が必要です。
面接官は基本的に職務経歴書をある程度は目を通していてそれについて聞いてくる可能性も高いです。
自分があまり納得していないエピソードを書くと言葉に熱が入りませんし、話づらくて考えながら話をしてしまうかもしれません。
自信を持って話のできるエピソードを盛り込んでおきましょう。
自分の強みが明確にわからない人こそグッドポイント診断を利用しよう!
前述した通り、グッドポイント診断のような自分の強みを知るための診断は基本的に自分の強みを客観的にみれていなかったり自分の強みがあやふやな時に思考するためのツールです。
診断を通して得られた結果からその強みが活かされた経験を掘り下げて考えて行く事ができます。
自分の強みを把握しておく事で転職時の面接や職務経歴書で伝えるエピソードだけでなく、普段の仕事のなかで自分の強みを発揮するためにどうすれば良いかを考えるきっかけにもなります。
グッドポイント診断を活用して自分の強みを明確にし、普段の仕事で伸ばすべきポイントを明確にしたり、転職で伝えたいポイントを明確にしていきましょう!
グッドポイント診断

●仕事の悩みや疲れを解消できる
●自分や部下の能力を伸ばせる
●上司や取引先に信頼される
●魅力が増して、人に好かれる
●人間関係がとたんにスムーズに