第二新卒転職で内定を勝ち取った僕が第二新卒転職を成功させるためのステップを紹介。
面接官として第二新卒転職者を見てきた実績もあり第二新卒転職で注意すべきことなども交えながら11ステップにまとめました。
かんたんに僕の仕事歴と転職活動歴は
【2015年(23歳)】大手ネット広告代理店新卒入社
【2016年(24歳)】海外支社で新部署立ち上げ約3年で僕一人から3年で15人に
【2017年(25歳)】海外から転職活動を行い規模の大きいネット広告代理店から内定を勝ち取るも辞退
【2019年(27歳)】日本へ帰国し本社へ帰任しつつ転職活動開始
【2020年(28歳)】広告運用者から人材サービスのマーケターへ内定を貰うも辞退
のような転職活動歴があるのでこれから第二新卒転職をしたい人の参考になると思います。
第二新卒転職をするあなたの参考になれば幸いです。
Contents
第二新卒転職の11ステップ
第二新卒で就職を成功させるためのステップや各ステップ毎での考え方などを第二新卒での転職活動経験をもとにまとめました。
何をしたいのか明確にし転職すべきかどうかを検討する
そもそも、本当に転職すべきなのかをまずは考えることが重要です。
例えば
・転職する目的は明確になっているか
・転職しどういったキャリアを築いていきたいのか
・それは本当に転職することで達成されるのか
みたいなことをしっかり考えてみてください。
別記事で第二新卒で転職することへのメリット・デメリットもまとめているのでそもそも転職を迷っている場合はこちらも読んでみてください。
転職活動のスケジュールを決める
いつまでに転職したいのか、達成する期日を決めましょう。
いつまでにするのかスケジュールを決めないといつまでもだらだらと長引いてしまいます。
現職での仕事のスケジュールなども加味しながらあなたにとって適切なタイミングを見計らいましょう。

転職活動が長引いたことによって現職の仕事がおろそかになりそちらでの評価も下がり良い転職先も見つからないとなってしまうと本末転倒です!
判断基準を明確にする
第二新卒でのメリットでも記載をしましたが、新卒と比べ実際に仕事を経験したことで仕事選びの判断基準が明確になったり将来のビジョンが実体験に基づいて見えてきているのがひとつのメリット。
何を優先したいのか、譲れないものは何か、逆にここは妥協してもよいと思える部分は何かを事前に明確にしておきましょう。
ここが明確にならないと転職活動をしてもなんとなくで決めてしまうことになり現職と同じ、またはもっと状況が悪化するなどの危険性もあります。
第二新卒転職で懸念されるデメリットに対しての回答を用意する
企業は第二新卒を採用する際には当然若さゆえのポテンシャルや柔軟性をメリットとしても考えていますが
・またすぐに辞めてしまうのではないか
・忍耐強さがなく少し失敗をしてしまってメンタルが弱ったりとかするのではないか
などを懸念しています。
なぜ転職をする必要があるのかをネガティブな理由があったとしてもポジティブな形で言い換えられるようにしておきましょう。
また、社歴が短かったとしても実際に働いた中での仕事の向き合い方やその中で考えたことや行動を起こしたことは必ず評価されます。
しっかりと言語化しておくことでデメリットになるような点も払拭できるはずです。
キャリアビジョンに合った求人を探す
求人検索には知っている会社や取引先以外に主に2つの探し方があります。
どれかを使うというよりは双方を併用しながらより良い求人を探し当てましょう。

転職は大きな決断のひとつなのであらゆる手段を使って探すのが良いです!ただ、情報を集めすぎて目移りしないように自分の考えや判断軸を最初に考えておくのが大切です!
転職サイトに登録して求人を検索する
個人的におすすめな転職サイトは下記です。
これらのサイトに登録しておいて損はありません。
おすすめなポイントについても簡単にまとめたので気になるものをまずは登録してみてください。

20代に特化したものではないものもありますが世の中の求人全体や志望している企業が30代や経験を求める求人にはどの程度の経験を求めていたり給与を支払っているのかが分かります!
サービス名 | おすすめポイント |
---|---|
キャリトレ | 20代専用のスカウトサービスで若手の勢いやチャレンジ精神を買ってくれる採用が多い。自分が知らなかった良い求人に出会える可能性も。職務経歴書をブラッシュアップして登録しておくのがおすすめ |
Wantedly | 仕事のためのSNSで採用側の顔が見えるのが特徴。ブログ記事なども内包されていて働く人の考え方などを垣間見れるので求人が載っていればチェックすべき |
マイナビジョブ20’s | 20代専用のスカウトサービスがあるので登録してどんな求人が来るのか確認しておきましょう。数少ないサービスであなたが知らなかったけど 面白いと思える企業からスカウトが来る可能性あり |
リクナビNEXT | 日本最大級の求人サイトで未経験求人など多数。求人の相場などを知るのに有効で他にも様々な転職サポートツールが便利。 |
doda | リクナビNEXTと並ぶ日本最大級の求人サイト。未経験求人や地方の求人も多く様々な転職成功をサポートするツールが多い |
転職エージェントに紹介してもらう
転職エージェントは様々ありますが、
・転職のノウハウが聞ける
・未公開求人を紹介してもらえる
・職務経歴書のブラッシュアップしてもらえる
・面接対策ができる
などなどメリットがたくさんあります。
転職サイトとエージェントサービスが併用されている場合もあります。
おすすめな転職エージェントを下記にピックアップしたので参考にしてみてください。
サービス名 | 求人数 | 求人検索 | エージェント | スカウト | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
リクナビ NEXT | 54,000件 (第二新卒歓迎 は13,000件程) | 〇 | 〇 | 〇 | ・圧倒的な求人数 ・大手だからこその経験や 転職市場の情報が豊富 |
UZUZ 第二新卒 ![]() | 非公開 (取引企業数 は1,500社以上) | × | 〇 | × | ・第二新卒転職経験の カウンセラーが在籍 ・カウンセリングが他社と比べて長時間で手厚いサポート |
doda | 117,000件 (第二新卒歓迎は49,000件程) | 〇 | 〇 | 〇 | ・リクナビと並ぶ大手転職サイトで転職市場全体を把握 ・様々な転職サポートツールが充実 |
第二新卒 エージェントneo | 5,000件 以上 | × | 〇 | × | ・カウンセリングが長時間で 手厚いサポート ・内定者研修を用意してくれる ので転職後も安心 |
マイナビ ジョブ20’s | 2600件(プラス 非公開求人多数) | 〇 | 〇 | 〇 | ・個別相談会で気軽に質問可能 ・対象者別サービスであなたに あった転職活動がしやすい |
ハタラクティブ![]() | 2300件以上 | × | 〇 | × | 20代に絞った求人を厳選して紹介しており内定率が高い |
転職エージェント利用のメリットや転職についての考え方やおすすめな使い方を別記事で書いているので参考にしてみてください。
入りたい企業について調べる
入社したい企業について調べる方法は様々ありますが最低限下記4つを対応してみてください。
本当に入りたい企業であればあるほどしっかりと下調べをしておきましょう。
入社前はもちろんのこと入社後にも役立ちます。
企業のIRやサイトなど確認する
基本的にどの企業にもHPがありどんな事業を行っているのかや社長の言葉、大事にしている考え方、採用情報、プレスリリース情報などが載っています。
上場企業であれば四半期に一度決算説明会をしています。

決算説明会の情報は企業の事業内容や業績が記載されているので企業の状況の概要を知るには良い情報収集ツールになりますよ!
転職口コミサイトを確認する
転職口コミサイトはおおむね退職した人が書いているのですべてを信頼できるわけではないですが社内の情報を知れる数少ないツールです。
個人的には転職会議がおすすめで口コミの数も多く同時に求人検索もできるので使い勝手が良いです。
別記事で転職口コミサイトの概要とメリット・デメリットを書いているので興味があればこちらも読んでみてください。
対象企業のニュースを確認する
面接を受けに行く企業が直近どのようなリリースを出しているのか、世の中からどのように見られているのか、専門家が何を言っているのかなどニュースを見て確認しましょう。
ニュースを検索するのもよいですが毎日確認するのであればGoogleアラートのようなサービスで情報を自動収集するのもよいです。
そこで集めた情報が面接でのネタになったり質問したい内容になったりします。
別記事でGoogleアラートの使い方を解説しているので良ければこちらも読んでみてください。
SNSで入りたい企業について言われていることを確認する
SNSでも企業名や企業が扱っている商品やサービス名について様々な意見や見方を発信している人がいます。
企業によっては代表や社員が投稿しているケースもあります。

特に上場企業ではない会社の情報は集めづらかったりするのでSNSで検索してみると事前に確認しておきたいことなどが見つかるかもしれません!
職務経歴書を作りこむ
応募書類を見て落とされてしまうと意味がありません。
職務経歴書を見ながら質問されることがほとんどなのでしっかりと作りこみどんな質問が来るかなども想定しておくと良いでしょう。
職務経歴書を作りこむには『転職と副業のかけ算』という本がおすすめ。
転職を繰り返して年収を240万から5,000万まで上げた筆者がまとめた職務経歴書の書き方がまとめられています。
職務経歴書の書き方のポイントは5つで書籍内に詳しく紹介されています。
①相手のニーズを把握する
②共通点と類似点を見つける
③社内評価ではなく個人でできることを書く
④自分の役割を明確かつ定量的に伝える
⑤面接でのツッコミどころを用意しておく
※転職と副業の掛け算より抜粋
他にも面接の方法や市場価値を高めていくための考え方まで様々書かれているので転職を考えていない人にもおすすめな本になっています。
また、自分で書いた内容をさらにブラッシュアップしたいなら第三者に見てもらうのがおすすめ。
転職エージェントに登録してプロに履歴書のブラッシュアップを頼むのもよいです。
先ほど紹介したエージェントを参考にしてみてください。
面接対策をする
ひとりで面接対策をすることは難しいですが、面接で必ず聞かれる質問に対しての回答を用意しておきそれに対する質問内容について対策を練ることもできます。
例えば下記のような質問は必ずあるはずです。
1.自己紹介
2.今の会社を選んだ理由と退職理由
3.志望動機
4.会社での実績や経験からどう当社での仕事に活かせそうか
5.逆質問
1~4も重要ですが、1~4はある程度事前に展開が読めるのである程度準備で来ていて差ができづらいです。
逆質問をしっかり容易しておくことで志望度が高いことや熱意が伝わります。

逆質問でポジションで求められることや現在の課題の話、今後の展望の話などを細かく聞きその回答の中で自分ならこうできますと伝えるのもよいです!
ただ、質問の回答や話す練習はできますが本番さながらに練習するのであれば転職エージェントで面接練習をしてもらうのが一番です。
先ほど紹介した転職エージェントなどを活用しながら面接の練習をしましょう。
欲しい内定が取れそうになったら退職を職場に伝える
欲しい企業から内定が出たら、または出そうになった段階で退職を伝えましょう。
できるだけ現職に迷惑をかけないように退職するのが良いです。
その後も何かのタイミングで一緒に仕事をする可能性があり同僚に悪い印象を持たれると良くないです。
できるだけ、退職を伝えてから1か月くらいは働いてしっかりと引継ぎの期間を設けるのが良いです。
SNSを見ていると権利だから何もしなくても的なことを言っている人を見かけますが法律的にはそれでよいかもしれませんが倫理的によくないです。
内定が出たら転職エージェントに条件交渉してもらう
転職エージェントを活用して応募したのであれば転職エージェントに条件交渉は任せましょう。
給与交渉で話がこじれてしまうと入社前に印象を悪くする可能性もあります。
オファー面談で入社を決めるうえで重要なことをより詳細に聞き出す
企業によっては内定後にオファー面談を実施しています。
オファー面談でしっかりと労働条件や期待されている役割などをすり合わせて入社後に認識の齟齬が無いようにしましょう。
オファー面談で最低限確認しておくべきことは下記です。
どのポイントをみて内定に繋がったのか
人事評価はどういう制度になっているか
年収はいくらか
入社後所属するチームの組織体制や業務内容
就業場所・時間はどうなっているのか
副業可能かどうか
福利厚生はどうなっているか
いつまでに入社するか否かの返事をするべきか
内定承諾後いつまでに入社すべきか
オファー面談について詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。
第二新卒転職を成功させたいなら転職エージェントの利用は必須

第二新卒転職は多くの人が初めての転職になります。
転職は新卒の時とは異なり実際の働いた経験がありその経験則から新卒よりも明確な判断基準があります。
それゆえに新卒の時よりもハードルは高く面接で求められる回答の質も高くなりますし企業研究の深さも変わってきます。
だからこそ第二新卒転職で初めての場合は一つでもよいので転職エージェントに行って転職のイロハを学んだり職務経歴書の書き方などを学ぶべきです。
別記事で第二新卒におすすめな転職エージェントを紹介しているので転職エージェント選びの参考にしてみてください。
より良い第二新卒転職活動になることを応援してます。
自分に納得のできる回答を出したうえで第二新卒転職を開始しましょう!