海外駐在3年を終えて2019年3月に日本へ帰国しているのですが、海外赴任中の期間の中で
『あー、この人日本に帰った方がいいだろうなー』
ということを思う場面が多々ありました。
この記事では、海外赴任中の人でこの人は帰国したほうが良いのではという特徴についてまとめました。
海外赴任先では赴任前とは違った責任や環境で働くことになりストレスを感じやすいことも事実です。
海外赴任中のストレスやストレス発散法に関して書いた記事があるのでもしよければそちらも一緒に読んでみてください。
『海外赴任はストレスフル?海外勤務1年間でやってみた海外生活を楽しむためのストレス発散法9つ!』
Contents
海外赴任中の人は自分の意志で日本に帰国しづらい
海外赴任している人はなかなか帰国のタイミングをつかむことができないというのが様々な海外赴任中の人の話を聞いたり、自分の経験から感じることです。
海外赴任中の人にはそれなりにミッションを与えられて海外赴任先に来ており、そのミッションが長引けば長引くほど帰れなくなりますし、新しいミッションが降りてきて永遠に帰れないなんて事もしばしばあります。
そういった環境から海外赴任の人はどこにも逃げられず、うつになってしまったり自殺してしまったりする人が多いです。
海外赴任中の僕からすると人間はそんなに強くないので待遇面やメンタルケアを海外赴任者にしっかりやってあげないとそっこうで辞めてしまったり、優秀だった人がうつになって全然使えなくなっちゃったりするので多少のコストをかけてでも待遇は厚めにしてあげるべきでしょう。
しかし、現実的には待遇が暑いのは超大手の企業の話。
そんなことは望めない場合も多いです。
海外赴任者はそれなりの覚悟を持つべきだと僕は思っていますが、その覚悟と責任に押しつぶされてはいけません。
海外駐在中の人を見て感じる帰国したほうが良い人の特徴5つ
海外駐在中に見て感じたこの人は帰国すべきという人の特徴を上げてみました。
こういう人は自分でも日本に帰りたいと考えているはずなので、会社を辞めるなり本社に問い合わせるなりして帰国しましょう。
毎日の口癖が『日本に帰りたい』という人
なかなか自分では気づかないかもしれませんが毎日のように
『日本に帰りたいな・・・』
と考えていないでしょうか。
毎日のように漠然と日本に帰りたいという人はもう帰りたい理由も漠然としていてどうしていいのか分からなくなっている可能性もあります。
日本に帰りたいなと思う頻度が高くなった際はよく自分の心と向き合ってしっかりと日本に変えるべきかどうかを検討する必要がありそうです。
日本と現地国を比較しすぎる人
すごく当たり前のことなのですが、
『日本と海外の国は違う』
ということを全然理解できていないのに海外に行く人が居ます。
まるで、自分の正義や正解に従えと言っている自己中心的な考えの日本人たちです。
海外には海外の良さ、日本には日本の良さがあります。
良いとか悪いとかではなく、ただの違いがそこに存在しているだけです。
郷に入っては郷に従えという言葉があります。
全てに従うのはなかなか難しいのでできないですが文化や慣習の違いを受け入れて現地国になじむ必要性があります。
比較して、ここがだめだあれがだめだと言っていてはストレスがたまるばかりですし、何よりも現地国の人に失礼です。
日本語で話していれば相手には理解できませんが、この人はあんまり良くないことを言っているなというのは雰囲気でなんとなく伝わるものです。
ここまで来てしまうともはや帰国した方が良いというよりは、早くお願いだから帰国してくださいと言いたいくらいかもしれません。
日本人の恥さらしみたいな人はちょいちょいいるのでそういう態度を自分が取っていないか気を付けたいものです。
現地人とのやりとりにストレスを感じている
現地人の行為や言動に対していちいち文句をつらつらと話している日本人というのが存在しています。
日本のようにすごく丁寧な仕事ができるわけではないですしスピードもめちゃくちゃ遅いしこっちの仕事が優先じゃないのかて思うことなんて毎日のようにあります。
しかし、それにストレスを感じていてはきりがありません。
ストレスを感じていたり文句を言ったりする人は一度日本に帰って見た方が良いと思います。
日本人と外国人では当然、文化も宗教も今まで受けてきた教育も風習も全てが違うので、日本人とは違うのは当たり前です。
その違いが受け入れられないのであれば早めに帰国すべきです。
本人にとっても一緒に働いている外国人の方にとってもよくないかなと思います。
現地の食生活や生活環境が身体に合わない
日本とはやはり衛生面や空気の善し悪しが全然違います。
僕はセブ島に来ていますが真っ黒な排気ガスを人に平気で吹っかけてきます。
セブ島に来る日本人の僕の感覚だと3人に1人以上は喘息のような形でずっと咳が止まらなくなるなぞの病気に襲われています。
それだけならまだいいですが稀に肺炎になってしまって日本へ緊急帰国する人もいるそうです。
また、食事が合わなくて体調を崩している人も少なくありません。
体調管理を自分自身でしっかりと行うことは必要ですがそれでも海外に居たい人は先進国でちゃんときれいなところ(カナダとか)に住むことをお勧めします。
1か月に1回以上体調不良を起こしている
僕は医者じゃないのでなんとも言えませんが、海外にすんで月に1回以上体調不良になって病院に行っている人は日本へ帰国した方が良いと思います。
大きな病気になってからでは話になりません。
毎月のようにつらそうにしている人もたまにいます。
自分の体調は自分で管理し、やばくなってしまう前に日本に帰りましょう。
病院の薬も日本人向けではない
病院に行ったとしても、日本よりも薬が強すぎて合わない人もいます。
薬の量は絶対に間違えないようにして飲みましょう。
セブ島では謎の何でも聞くといわれる抗生物質のような薬がありますがおそらく全ての菌を殺しているので良い悪いに関係なくなります。
胃があれたりします。
日本人向けの薬はないのであまりにもひどくなってしまう前に帰国をお勧めします。
何の目的もなく毎日を過ごしている
海外赴任にせっかく来たのに毎日なんとなく過ごしてしまっている人がいます。
毎日なんとなく過ごしてしまっていると本当に日本に帰れなくなってしまいます。
日本でしていたレベルの仕事ができなくなってしまう可能性があります。
なぜ自分はここへ来たのか、どんなことがこの場所でできるのか模索する意欲の無い人は一度日本へ帰国して日本の中でもまれてみるのも良いんじゃないかと思います。
日本は忙しい会社が多いので仕事に没頭すればもしかしたら何かやりたいことが見えてくるかもしれません。
海外赴任期間中でも帰りたいなら帰ったほうが良い
こんなことを言うのは良くないかもしれないんですが、責任という言葉を履き違えてしまい、うつになってしまったり、自殺まで追い込まれてしまったりする人もいます。
これは全然良くないですしそれは責任とは言えないです。
自分の身は自分で守るしかないです。
自分がだめになってしまう前に自分の今後としっかりと向き合って選択をしていきましょう。
海外赴任中で赴任期間が決まっていたとしても帰任させてもらえるように頼んでみましょう。
だめだと言われるようであればSNSで声を荒げてみるとまた何か変化があると思います。
自分の身は自分で守るしかないので帰りたいときは帰ることをおすすめします。
帰国したら後悔するなと少しでも思う人は現地での仕事や生活を少しでも楽しくするためにいろいろ試してみましょう。
別記事で日本に帰りたくなったら試しておきたいことについて書いているので、どうしても帰りたくなったらいくつかためしてみてください!
海外赴任はなかなかできる経験ではないので、一時の考えや迷いに左右されずしっかり考えて帰国するか否かの決断をしたいですね。
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