目標を立てるのであればしっかりと視覚化して目に見えるところに貼っておいて常に忘れずに脳に擦り付けるためにリマインドが常にされるような状態を作っておくのが良いかなと思いますが、その視覚化を助けてくれるツールがマンダラチャートです。
節目節目で目標を振り返ったり見直すことは非常に大事だなと感じますが、本当に達成できていますでしょうか。
僕は目標は以前までいろいろな分野別に箇条書きにして冷蔵庫に貼って毎日のように見ていましたがカテゴライズされておらず見づらい物になっていて、7割は達成してきた自信がありますが、3割くらいは改めて見直すと
確かに書いてあったな。。。
となって忘れてしまっていることがしばしばあります。
あんまり僕の中で優先度や緊急度が高くなくて忘れていたということもありますが、中にはこれもやれてたらよかったなというものもありました。
ただ、最近マンダラチャートという目標設定の方法がSNSの投稿でよく見かけられていて、これで視覚化するとかなり見やすくて行動も明確になるので忘れずらいです。
メジャーで活躍されている大谷選手が学生時代に利用されていることでマンダラチャートはかなり有名になりましたね。
下記本で大谷選手や他の方の事例を載せられたり記載の方法や達成方法なんかもいろいろ書かれているので、興味のあるかたは読んでみてください。
視覚的で見やすそうだったので僕もそれにあてはめて作ってみようかなと思い2017年用のマンダラチャートを作成してみました。
Contents
マンダラチャートってそもそも何?
マンダラチャートとは、9×9のマスで構成される目標設定のフレームワークのことです。
9×9のマスを用意し真ん中に達成したい目標テーマを記載し、その周りに達成のために必要な8個の要素を書き入れていきます。
マンダラとは?
上記説明だけだとマンダラってなんやねんとなってしまうのでマンダラについて少し調べてみました。
マンダラとは漢字で曼荼羅(または曼陀羅)と書きます。
マンダラのWikipediaを見てみました。
曼荼羅(まんだら、梵語:मण्डल maṇḍala)とは、仏教(特に密教)において聖域、仏の悟りの境地、世界観などを仏像、シンボル、文字、神々などを用いて視覚的・象徴的に表したもの。「曼陀羅」と表記することもある。
引用:Wilipedia
画像もWikipediaから引用させて頂きます。
※Wikipediaより引用
曼荼羅のように見えるところからマンダラチャートと呼ばれているんですね。
マンダラチャートの作り方
ではマンダラチャートの作り方を解説します。
僕は下記のような手順で作成しました。
9×9のマスの真ん中に達成したい事を書く
まずは真ん中に達成したい目標やどうなっていたいかを書きましょう。
分かりやすくするために真ん中に大きく目標を書くとよいと思います。
1で考えた目標を要素分解して別の8個のマスのテーマを決める
真ん中に書いた目標はすぐには達成できない、しばらく時間が必要な目標が書かれているかと思います。
その目標の要素を分解してあげることでより達成の可能性が見えてきます。
僕はこの8個出した要素も真ん中のテーマのように文章にしています。
単語よりも文章の方が個人的に頭に入ってくるなと考えているからです。
マンダラチャートの解説の中には、「人格、経済、プライベート、仕事、学習、社会、健康、家庭」のようにあらかじめ8個のテーマを決めているものもありますが、これは真ん中に書く目標がどのようなものかによって異なってくるので自分自身で考えて8個に要素分解しましょう。
8個の要素を達成するためのTODOリストを8個書く
2で出した8個の要素を真ん中以外の8個の3×3のマスの真ん中に書いたら、
各要素をさらに8個のTODOリストに分解しましょう。
目標をさらに細分化することでより達成に向けて確実な目標を作成することができます。
こうすることで真ん中に書いた目標を64個のTODOリストにすることが可能です。
実際にマンダラチャートを作ってみた。
僕が作成したマンダラチャートをモザイク入りでアップしましたが、
一部どんな感じで書いたのかお見せしたいと思います。
これは健康に関しての1要素です。
健康な体を作るためのトレーニングに関してや睡眠時間の量、水分補給に関してなど8項目にまとめました。
今年はいい感じの体をつくります。笑
せっかくセブにいるので夏の海でいい感じの体を見せつけられるようになりたいです。
マンダラチャート作成時に注意すべきだと考える3つのポイント
僕がマンダラチャートを作っていて気を付けるべきだなと考えた点を3つ上げてみました。
64個のTODOリストは達成できたかどうかが明確になるように数値目標を入れる
すべてのリストにはしっかり数値を入れることで達成できているのかどうかが分かりやすいものにしましょう。
ToDoリストの内容が曖昧なものだと結局達成できてかどうかが分からずに1年が終わってしまいます。
数値化することで達成できたかどうかをしっかり判断できるとよいリストと言えると考えます。
シート全体を見直して本当に達成可能なTODOリストの量なのかを見直してみる
マンダラチャートを作成すると日々のタスクがなんと50以上も出てきてしまいます。
本当に達成できそうなのか無理のない目標設定なのかを疑ってみましょう。
初めから無理な目標は立てても意味がありません。
達成可能性が高く、低すぎず高すぎない目標設定を行いたいですね。
各項目が本当に目標達成に必要な要素になっているかを問う
そもそもその目標は本当に達成したいものなのでしょうか。
とりあえずこれでと妥協した目標設定になっていませんでしょうか。
自分自身がほんとうにやりたいことを達成してこそ意味があります。
自分にとって必要があるのかどうかしっかり自分と向き合って作成してみましょう。
自分でうまく判断できない場合には、信頼できる友達や同僚、上司などに見てもらって指摘してもらいましょう。
また、人に見てもらうとやらないとという意識が生まれるので意識的に人に見せてそれを話しておくと良いかもしれません。
全てをやりきった時に目標達成ができていて自分の満足度が高いのか問う
すべての項目を1年間やりきった時に本当にそれで満足感が得られるでしょうか。
終わった時に
「やっぱりこれをこうしておけばよかったな・・」
とならないでしょうか。
未来の自分をイメージして本当にそれを達成することで満足度が高くなるのかを定期的に確認しましょう。
3ヶ月に1回くらい中身を修正してもいいと思います。
振り返りをしつつ良いとろ悪いところを見極めながら修正して行きましょう。
目標をしっかり可視化して実りある1年を!
僕は作成したマンダラチャートを自分のパソコンのデスクトップと自宅の冷蔵庫に貼りました。
毎日目標を見ることで自分が立てた目標をリマインドできて意識的にやろうという気持ちになってきます。
常に見えるようにしておくことは大事だなと考えます。
ただ、見えるだけではなく、マンダラチャートのように視覚化し、ひとつの目標が明確になりさらにそれが達成されるための8項目、さらにその項目ごとの行動まで書き込むことができます。
KGIを立ててそのKGI達成のためのKPIを複数項目立て、さらにそのKPI達成のための手法を8個出すということも可能なので、個人だけじゃなくてビジネスにも活用できますね。
行動計画が無い目標や数値が無い目標はどこまでやっていいのか、どうやってやればいいのか分からずあいまいなまま結局やらなかったりしますのでマンダラチャートは目標達成を具体的にイメージさせてくれる良いツールです。
今まで目標を立ててもうまく続かなかったり達成できなかった人はマンダラチャートで視覚化して目標と行動計画を立てましょう。
しかし、中にはどんな目標を立てていいのか分からなかったり作ってもうまく達成できないこともあるかなと思います。
先ほども紹介しましたが、下記本の中に様々な人の記載事例あったり目標達成のためのヒントがちりばめられているのでよければこちらの本を読んでみてください。
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