仕事でモチベーション管理に悩んでいる方は多いと思いますが、モチベーションに左右されて仕事の質に差が出てしまう場合は、自分なりのモチベーション管理方法をつくるのがおすすめです。
この記事では、10人以上のチームをマネジメントしていろんなタイプの人の仕事のモチベーションと向き合ってきた経験からモチベーションに左右されないためのアイディアをまとめてみました。
Contents
仕事でモチベーションに左右される前に考えたい、モチベーションややる気は本当に必要なのかという疑問
『今日やる気でねぇ~』
とか
『まじでモチ上がらねぇしやりたくないから明日にしよー』
というような言葉を聞いたことはないでしょうか。
実際にはこう言った言葉を用いていたとしても実際にしっかりやっている人もいると思います。
やる気に左右されるとどんな弊害が起るのでしょうか。
こういったネガティブな言葉を発する人が周りにいると周りも気分を害してしまいますよね。
周囲もやる気がなくなっていくと自分もなんだかやる気がなくなっていってしまいます。
自分が発した言葉が周囲のモチベーションを下げ、さらにまわりまわって自分のモチベーションを下げてしまっている要因になっていないか注意しましょう。
仕事のモチベーションに左右されて仕事の質を変えるのか
モチベーションが上がらなくて仕事を後回しにしてしまったりこれくらいの質でもいいかと考えてしまう人がいるとそのチームや部署はどうなってしまうでしょうか。
あなただけで完結する仕事なんていうのはこの世の中にはなく、どの仕事もチーム内の誰かやクライアントへ関係しています。
あなたのモチベーションがあるとかないとかどうでもよく、チームの人はあなたを信頼して仕事を任せています。
モチベーションによって仕事の質を変えてしまうということはあなたの信頼を崩していくことにも繋がります。
モチベーションは他人に左右されるものではなく、自分自身で上げていくものなのであまりモチベーションがどうとかと言っていると仕事ができない人認定されてしまう可能性があるので気をつけましょう。
仕事のモチベーションを上げることよりもモチベーションを下げない方法を知ることが必要
『今日モチベーションあがらないな。。働くときのモチベーションってどうやって上がるかな・・・』
と考えている人は多いと思います。
また、どうやったら上がるかを模索している人も多いです。
モチベーションがそんなに簡単に上がりませんし毎日のように上がりっぱなしなエネルギッシュな人は世の中にあまり存在していません。
ほとんどの人が週に5日間働いていると思いますがこの5日間毎日モチベーション上がりっぱなしで仕事ができるでしょうか。
それは無理だ・・・!
そう考えた人は
モチベーションをできるだけ下げないようにするにはどうしたらいいのか
を意識して下げないための方法を模索することが重要だと考えます。
仕事でモチベーションに左右されずに働き、一定の成果を出す方法6つ
モチベーションに左右されることなく仕事の質を担保するにはどうすればよいのでしょうか。
僕が考える仕事のモチベーションに左右されない方法を考えてみました。
自分自身のモチベーションがどこから来ているのかを理解する
まずは自分のモチベーションがどこにあるのかを探り、それが満足できるような環境に整えていきましょう。
自分のモチベーションが上がるポイントが明確に分かっているとおのずとそれを選ぶようになっていくので、より仕事のモチベーションが高まっていくはずです。
モチベーションについては下記の本がおすすめなので、自分のモチベーションがどんなところにあるかなと気になった人は読んでみてください。
この本を読むとモチベーションが上がるということではありませんが、様々なモチベーションが上がるケースについて心理学や行動実験から得られたデータをもとに書かれている本なので
あっ、俺このタイプでモチベーションが上がるな
というのを見つけるのに使えます。
逆に、こういう時に下がるなっていう時も洗い出しておきましょう。
そのモチベーションが下がる仕事をはじめから避けるようにすることで、モチベーション低下を防ぐことが可能になります。
仕事をする目的を明確にする
働くモチベーションが下がることのひとつに『やらされている感』があると考えています。
あの人に命令されて私は動いている。
そう考えてしまうと仕事の内容によってモチベーションが左右されてしまいます。
自分がこの仕事をしている目的はどこにあるかを常に明確にし、その目的を達成するためにはどうすべきなのかを考えて進んでいくと自分自身で仕事のやりがいを見つけていくことができ、誰かに左右されてしまう人生で無くなります。
自分の人生は自分でコントロールしていくんだという考えが重要です。
あなた自身何を目的に仕事をしていて、どんなキャリアを築いていきたいのかを明確にしていき、それがしっかりと達成されていれば、下がりそうになっても
この経験が将来のここに役に立つんだ
と明確にイメージができれば、モチベーションを下げてしまう前に踏みとどまって仕事ができるはずです。
将来の目標やキャリアの歩み方についておすすめな3つの本があります。
一つ目は転職の思考法という本です。
実際に転職をする主人公の視点からストーリー形式で進んでいくこの本は、自分も同じような悩みを持っているなという問題が出てきていてその問題を解決していくための道しるべが記されています。
下記記事で転職の思考法についてまとめているのでよければこちらも読んでみてください。
次にお勧めするのが、転職と副業のかけ算です。
明確に年収を基軸として転職をされてきた、副業と本業合わせて年収5,000万かせいでいる筆者のmotoさんが歩まれてきたキャリアやそこでの考え方があなたのキャリアを考える上での参考になるかと思います。
もう一冊は少し古い本になりますが、ビズリーチの創業者南さんが書かれている絶対ブレない軸の作り方という本です。
僕のやりたいことリスト100の記事の中でもこの本を紹介させていただいているのですが、やりたいことを見つけるための方法が、本当に自分のやりたいことの中からしっかりと軸を見つけていけるような方法になっているので実際にやってみると何らかの方向性が見えてきます。
また、南さん自身の自分自身のキャリアの切り開き方や行動力はそんなことやってもよかったんだみたいに自分自身が勝手に引いている殻を破ってくれるような内容になっていておすすめです。
外的要因でモチベーションを上げようとしない
『この仕事が終わったら大好きなパフェを食べに行こう!』
など、仕事に対してなんでもかんでもご褒美をつけるのはあまり好ましくありません。
ご褒美をもらう事だけが仕事のやる気を上げる要因になっているのであれば気を付けるべきです。
ご褒美からは一時的な喜びしか得られず、毎回のようにご褒美を用意しなければなりません。
外的な要因で一時的なやる気を引き出すのではなく、目的を明確にすることで内発的なモチベーションの上げ方を理解し実践することが必要です。
内発的な動機をある程度持ったうえで、一定の成果を出すためのマイルストーンを置いて、ちょっとしたご褒美をもらえるというのはうれしいし自分をいたわってあげる意味でもちょっとした贅沢をしてみるのもいいですね。
To Doリストを使って仕事のはかどりを視覚的に確認できるようにする
仕事は視覚化していないと大量に途方もなくやることがあるように感じられることがあります。
しかし、その日にやるべきことややりたいことはすごく多いわけではありません。
しっかりとリスト化してどれくらいのタスク量があるのかを毎日把握しましょう。
そしてそのリストは消していき、仕事が進んで言っている感を得ることが大切です。
仕事の進捗具合をしっかりと確認して自分がやるべきことをしっかりとこなしましょう。
ちなみに僕はタスク管理を紙に書いて実施していたりもします。
また、TO DO リストを毎日しっかりと達成していくと自己肯定感もあがって自信もついてくると仕事のやる気も高間待ってきます。
タスクが可視化されて実施したタスクに斜線を引いてどんどんリストがなくなっていくと、仕事がしっかり進んでいる感を感じられますし充実感も感じられやすいです。
それを別記事で書いているのでもよしければこちらも読んでみてください。
タスク期限の1日前には必ずタスクを終わらせる
どんな方法を使ってもモチベーションに左右されてしまう日がある・・
という方も多いと思います。
しかし、最悪モチベーションが下がったとしてもモチベーションに左右されたアウトプットが出てこなければ問題ありません。
なので、タスクの期限よりも前もって終わらせるようなスケジュールで取り組みましょう。
本当は2日前くらいに完成にしておきたいのが本音です。
モチベーションの上がらない日が何日か続いて仕事のやる気が出ないとなってしまっては大変です。
仕事を前倒しで終わらせる癖を付けておけば自分の中ではモチベーションが下がっていたとしても周りの人からはそれに気づかず、
『この人は毎回一定の質を担保したうえで仕事をしてくれているな』
と信頼を勝ち取ることができます。
信頼を貯めるのは長期的にやらないとだめですが、崩れるのは一瞬です。
毎日のモチベーションを一定に保ってアウトプットの質を安定的に高い位置で出し続けられると評価も高くなって仕事も毎日楽しくなってくると思います。
健康に気を付けて適度に運動する
適度な睡眠や栄養のある食事、定期的な運動をする時間を確保できていますでしょうか。
体調が悪いと仕事のモチベーションも下がってきてしまうので、できるところから始めてみましょう。
普段オフィスワーク中心の人は特に体が凝り固まったり血液の流れが悪くなったりして体調が悪くなってしまうので適度な運動をして汗をしっかりかきましょう。
身体がすっきりした状態で仕事に臨めるといいですね。
別記事で体を動かすことのメリットと家でやりたい人やジムに行きたい人などタイプ別におすすめな運動方法について書いているのでよければこちらも読んでみてください。
プロ意識を持って常に仕事の質を担保できるようにしよう
プロは仕事の質を必ず担保してきます。
なかなかプロ意識というのは難しいですが当たり前のことを当たり前のようにできる人はプロ意識が高く見られる1つの要因です。
当たり前の基準を上げ、モチベーションに左右されることなく一定以上のアウトプットを常に出していくことであなたの信頼度を上げていきましょう!
信頼が積み重なっていくと仕事がやりやすくなって楽しいことが増え、仕事も楽しくなってきてモチベーションも高まりますよ!
コメントを残す