社会人が勉強するべき理由と勉強しない理由、やるならどんな勉強をするのみたいなところをまとめてみました。
僕自身、海外赴任での事業を作る経験やマネジメント、デジタルマーケのディレクションなどを実施するために、単なる実践だけではなく本を読んだり勉強したりでインプットしながらなんとかアウトプットの質を上げようとしてきました。
また、様々な部下を見てきましたが、勉強している人としていない人では給与の上がり方、仕事の任され方が圧倒的に違います。
給与を高くしたかったりより良いキャリアを築いていきたいなら、学生でも社会人でも勉強は一生続けるべきです。
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社会人で勉強している人はどれくらいの時間やってるの?
社会人で勉強している人はかなり少ないですし、して居たとしてもかなり短い時間しか勉強に時間を当てていません。
東洋経済の記事によると、仕事をしていて自分で勉強している人は30%弱という結果でした。
めちゃくちゃ少ないですね。
リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査2018」によれば、昨年1年間に、自分の意志で、仕事にかかわる知識や技術の向上のための取り組み(例えば、本を読む、詳しい人に話を聞く、自分で勉強をする、など)をした雇用者の割合は、33.1%という数字になったそうです。つまり7割弱の人が学ぶ習慣を持っていないということです。
東洋経済『 7割弱の社会人が「学ぶ習慣」がないという現実 』
勉強して新しい知識を入れ、アウトプットしていくことが会社のなかでの地位を高めたり、副業で収益を稼ぐことに繋がります。
勉強することが差別化をする第一歩ですね。
社会人で忙しいからと言って怠けることなく、メリハリをつけて勉強してみましょう。
社会人が勉強しない4つの理由
では、社会人はなぜ勉強しないのでしょうか?
しない理由を考察してみました。
勉強=学生がするものだという勘違い
大学入る前までは大学入試のために勉強していたとしても、大学になればかんたんに単位が入るため最低限の勉強しかしなくなります。
また、高校生の時は少しでも良い大学に入るとか目的があったのでそれに向かって勉強してきたのかもしれませんが、大学では単位をかんたんに撮って卒業するために勉強するようになります。
そして、社会人になれば今までは受験とか卒業というゴールっぽいものが設定されていたのでそこに向かって勉強することがあったのですが、社会人になるとゴール設定、短期や中長期での目標は自分で設定しなければなりません。
そうなると仕事をこなしていれば良いという考えになり、社会人が勉強するなんてことは考えてもいないみたいな人はけっこういます。
勉強は本来、社会に出て何かしらのアウトプットをするために基本的にはしてきたはずなのですが、とりあえずの卒業とかのために勉強してきただけでは勉強する習慣も身に付きません。
将来のキャリアプランが明確ではない
勉強しない社会人の人は将来どうなりたいというプランが明確でない場合が多いです。
どうなりたいか、そのためにどんな知識やスキルが必要なのかがプランが無いことで明確にできません。
1年後でも3年後でもいいのでどうなりたいかを具体的にしないと勉強をする目的もモチベーションもなくなってしまいます。
仕事はただやらされるだけのものだと思っている
仕事はやらさらているもので言われたことをひたすらこなすだけみたいな方は勉強しません。
仕事は自分から作り出していくものだと考える人はそのために必要なインプットを必要なタイミングでしています。
時間が無いと思い込んでいる(本当はやる気が無いだけ)
勉強したいけど時間がなあ。。。
と言っている人は基本的に勉強をしようとしていません。
僕は週7日働いていて残業時間は150時間を余裕で超えますが、それでも英語を勉強したりブログを書いたり本を読んだりしています。
しかも、ダーツに行ったりお酒を飲みに行ったりも2週に1回くらいはしているので仕事と勉強ばかりしてるわけでもありません。
時間が無いのは言い訳でただそういいたいだけで本当は勉強する気がない人は多いです。
社会人が勉強すべき理由
次に社会人が勉強すべき理由をまとめてみました。
普段の仕事のアウトプットの質が高くなり給与が上がる、または副業で収益を得られるようになる
勉強することで普段のアウトプットの質が高くなったり副業で収益を上げられたりすると生活が安定しますし、趣味や健康、投資など他の事にお金を使う余裕が出てきて活動範囲も広がります。
手持ちのお金が増えてくるとスクールに通ったり語学留学に行ったりするような余裕も出てくるかもしれません。
また、老後2,000万円問題が話題になりましたが貯蓄も増やすことができ、安定してくると精神的に余裕も生まれます。
収入アップにつながる勉強をいていくと経済的に余裕が生まれ、精神的にも安定します。
アウトプットの質が高くなって成果が出てくると仕事が楽しくなる
仕事が楽しくないことの原因は、成果が出ず、様々なステークホルダーから認められないことがほとんどなのではないでしょうか。
成果が出てくると、自分がやったことが数字に繋がり周りからの信頼も得られて仕事が楽しくなってくるはずです。
こつこつ勉強することが、人生のかなりの時間を占める仕事の時間を楽しいものになることに繋がります。
忙しい社会人が勉強時間を確保する方法
忙しい社会人が勉強時間を確保する方法をまとめてみました。
業務を効率化する
普段の仕事での帰りが遅くて勉強ができないのであれば、普段の業務を効率化して時間を作りましょう。
例えば資料作成の時間を効率化できないかとカいつもルーティン化している作業を自動化できないかとか積極的に業務を効率化していきましょう。
ただ、効率化するだけだとあんまり意味が無いので、会社で良い経験ができている人は無理に業務効率化するより、そこに集中した方がいい可能性もあるので、そこはバランスを見たいですね。
別記事で業務を効率化させるためのアイディアについて書いているのでよければこちらの記事も読んでみてください。
隙間時間を活用する
社会人として忙しいからと言って、基本的にずっと仕事しているわけではありません。
たまにこの人の仕事の仕方やばいなと思う時ありますが。。
隙間時間を有効に使いましょう。
- 通勤時間
- 朝と夜の30分ずつ
をうまく使えば毎日1時間30分くらいは勉強に使うことが可能です。
通勤時間中に音声やスマホを使って勉強する
今、世の中にはスマホで勉強できるアプリがたくさんあります。
僕は移動時間にSTUDYingというWEB講座でデータサイエンティスト基礎講座 を受講しました。
簿記やFP、ITパスポート、中小企業診断士など様々な資格取得講座があるので、あなたが得たい知識のものを選んで隙間時間をうまく使って勉強しましょう。
1つの動画も10分以内とかで短いので通勤の行き、帰りと休日の数時間をうまく使えばけっこうやれます。

朝30分早く起きて勉強する
朝の時間も有効です。
朝30分勉強してから行くと、勉強している間に頭がしゃきっとして、会社に行ってからの仕事もはかどりますよ。
寝る前の30分で勉強する
寝る前の30分間も仕事が終わって疲れていて大変かもしれませんががんばりましょう。
30分あればけっこういろいろ勉強できます。
本もかなりのぺージ読み進められますし、英単語を覚えることだってできます。
最初は大変かもしれませんが、1か月続けると慣れてきます。
社会人におすすめする勉強内容は?
社会人になって勉強しなきゃと思っても、どんな内容を勉強すれば良いのか迷う方も多いのでは。
個人的に、どんな会社に務めていたとしても役に立つであろう勉強内容を下記記事でまとめてます。
簿記はどんな会社でも会計知識は役に立ちますし、デザインもチラシやWEBサイトを作るだけでなく、パワーポイントなど視覚化するものであればデザインの考え方は役に立ちます。
投資は仕事ではないですが、仕事をして蓄えた資産をどう活かすかや、どんなアセットにどのタイミングでお金を投資するかはビジネスの考え方にも通じます。
言語は、英語での情報収集取得にも重要ですし、今後日本から出たい、または海外の企業で働きたいと考えている人には必須のスキルですね。
勉強した知識が仕事で使えると仕事がどんどん楽しくなる!
勉強してその成果が仕事で出てくると仕事が楽しくなりますし、人生も楽しくなります。
仕事で結果を出し、そこでできた仲間は遊んでいてもめちゃくちゃ楽しいと僕は思います。
仕事で結果が出てくるとすべてが楽しくなります。
仕事を楽しくするための手段のひとつが勉強なので、今仕事が楽しくないなとかうまく成果が出ないなと思っていて勉強していない人は勉強を続けてみると何か変化が起きるかもしれません。
変化を起こすには何か違うことをしてみるのが一番ですね。
・ファイナンシャルプランニング
・コーディング・プログラミング
・デザイン
・投資
・SEO・ネット広告などのWEBマーケティング
・英語などの言語習得