先輩より先に出世をしてしまい、先輩が部下になったときに起こりうる問題点や対処法を僕の実体験からまとめました。
先輩とうまく付き合っていけるかどうかが割と部署の雰囲気や仕事のやりやすさに影響があるので、先輩が部下って嫌だなと思わずにしっかりと向き合っていきましょう。
Contents
先輩より先に出世し、先輩が部下になった時に起こりうる問題点
先輩が部下になると起こりうる問題点として大きく2つあると思います。
こうなる可能性ばかりではないんですが、あくまで可能性としてこういうことが起こりうるかもしれないということを頭に入れておきましょう。
先輩が仕事のやる気を無くす
部下が先に出世をしてしまうと出世欲の有る無しに関わらず、仕事のやる気を無くす人がいます。
今までやってきた仕事の質が低くなったりタスク漏れが発生したりします。
最悪の場合、わざとミスをするような人も出てきます。
先輩が邪魔をしてくる
先輩がチームメンバーに対して愚痴をいったりチームから孤立させようとしてくる場合もあります。
また、何かにつけて偉そうにいってきたり、上司なんだから奢れよみたいなことをいってくる人もいます。
先輩が自分が仕事する上で邪魔してくる可能性があることも念頭に入れて注意深く動きを観察しておきましょう。
先輩が部下になったときの対処法
先輩が部下になった時の対処法を自分の経験談から4つあげてみました。
年上部下に困っている人がいたら是非実践してみてください。
先輩に必ず頼る
何かチームで決め事をしたり方針を決めたりする場合に、
「僕こう考えてるんですけど、先輩はどう思いますか?」
みたいなのを先輩に相談してみましょう。
頼られてるんだなということが分かると先輩も人なので可愛い後輩だなと思ってくれるかもしれないですし、頼られていることが仕事のモチベーションアップに繋がる可能性もあります。
先輩に担ってほしい事を明確に伝える
先輩にする支持はあまり信用できない人であればあるほど明確に伝えましょう。
そして、出来るだけその人の得意分野のところが良いです。
どんな人にも良いところはあるはずなので、その人の得意分野のところでやってほしいことを明確に伝え、やっぱり色々悩んだんですけど先輩に任せた方が質が高いもの出してもらえそうだと思ったんですよねみたいなことをうまく伝えましょう。
ここでも、しっかり先輩を頼りにしているんだぞということを伝えた方が良いです。
周囲に先輩に超助けられてるみたいな話をしれっとする
先輩は出来るだけ自分から直接褒めないようにしましょう。
さらっと伝えるくらいならいいんですが、人によっては褒めすぎるとバカにしてるのかと思う人もいます。
他の人と話しているときに話の流れで先輩の話になったら、こういうところ助かってて〜みたいな話をしておきましょう。
このタイミングで悪口は厳禁です。
その悪口をいってたことが先輩に伝わるとかなり悪循環なので陰口を叩くようなことだけは絶対に注意が必要です。
先輩よりも圧倒的に結果をだす
「なんでこいつが俺の上司なんだ?」
と思われてしまうと、仕事がかなりやりづらいです。
少しでも
「こいつこういうところがすごいな」
みたいなところを見せておけると多少は尊敬の念を抱いてくれて仕事もやりやすくなります。
ただ、多少の差だと気づいてもらえないのでそこは圧倒的に努力してしっかりと結果を出したり先を見た質の高い提案を重ねていくことで先輩が自分を見る目も変わってきます。
また、自分自身が
「なんで先輩じゃなくて俺・私が上司なんだろう?」
と思っている節があるのであればそれが自信のなさに出てしまい普段の仕事にも影響が出るので、先輩よりもしっかりと目に見える結果を出していくと
「自分がこのチームのマネージャーなんだ!」
と自信を持てるようになります。
役職は役割でしかない。偉そうにする事なく出世したことを誇りに思って仕事しよう!
僕はマネージャーをしてみて思いましたが、役職はあくまで役割でしかなく、誰が何をやってもいいなと思ってます。
先輩よりも先に出世したからといって慢心することなく謙虚になり、先輩のことをうまく頼って関係性を構築できていけばあなたのチームがうまくいく可能性は広がります。
早く出世できたことは誇りに思いつつ、慢心することなく職務を全うすると更なるチャンスが出てくるはずです。
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