新卒採用で複数社内定をもらった僕が新卒採用で複数内定が出たときに迷ったらどうやって選ぶべきかのアイディアを6つにまとめました。
複数内定が出てどのように選べばよいのか基準が分からなかったり、どうしていいか分からない場合にどんなアクションを取ったらよいのか分からない方やなかなか決められない人の参考になると幸いです。
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新卒採用で内定を複数もらって迷う人は2種類いる
内定を複数もらっている人でも迷っている人には違いがあると思います。
『なにも考えずいろいろ受けた結果なんか複数内定がもらえちゃった人』
と
『しっかり自分の人生の方向性を見据えて真剣に面接を受ける企業を選んできた人』
の2種類です。
もう前者の人は知りません。笑
複数内定をもらって選ぶとかではなく、就職活動をやりなおした方がいい可能性すらあるのでどうしたいのかを真剣に考える必要があります。
特に何もしたい事がないのに複数内定が取れてそこから選ぶ場合は、一番自分を叩きなおしてくれそうな企業に行くべきかなと思います。
複数内定もらった会社もたまたまか、人が集まらなくて困ってる会社か、たくさんとってふるい落とす方式の会社かとかその辺に受かってるはずなんで一度真剣に考え直してみましょう。
後者の人は明確な基準を持って企業を選定し就職活動をしているはずなので、そこまでたくさんの企業数も受けておらず、しっかり考えて内定を頂いていると思います。
そういう時って滑り止めとかじゃなくてどこも入れるなら入りたいと考えて受けているので複数内定もらうと悩みますよね。
そういった企業同士をどうやって比較し、選んでいくべきなのでしょうか。
新卒採用で内定が複数でて迷ったときにやりたいこと6つ
新卒採用のカードを使えるのは新卒のこのタイミングだけです。
最悪ミスったら第二新卒でも今はかなりの求人があるので、ここでミスったら終わりっていうわけでもないですが、せっかくの新卒カードなので最大限有効活用できるようにしたいですね。
複数内定が出てどうやって選べばいいのかいいか分からない人は下記を試してみてください!
直感を信じる
僕はもう絶対にこれしかないと考えているのでもうこれが一番だと思います。
就職活動でしっかりと選択肢を考えてきた人はきっとかなり長い間将来自分はどうしたくてなにを大事にしたくてっていうのをいろんな経験やそこからえた知見を元に内定先を吟味してきたはずです。
そのなかでここは違うなと自ら面接をなしにしたこともあったはずです。
必死に将来を考えてきたなら自分を信じて最後は
自分はこの会社に行きたい!
なんとなくこの会社が好きだと自分の感覚を信じて選びましょう。
自分の感覚を信じられず、別の選択肢を選んでしまったらその先もきっとずっと気になっていた企業のことが頭をよぎってしまいます。
自分の感覚を大切して直感で選び、後はその企業で何を成し遂げるかを必死に考えて準備し、入ったら頑張って結果を出すだけです。
入ってみてだめだなと思うことがあれば、そこで得られることを本気で1年とか頑張ってみてもいいと思います。
本気で頑張ってみたら何か違うことが見えてくるかもしれません。
それでももうこの会社だめだなと思ったら辞めてしまいましょう。
そこで本気に慣れたあなたなら次の就職先を見つけられるはずです。
また、僕が社会人になっていろんな人との話を聞いた経験上からすると、直感ではなく周囲からいろいろ言われたりとかこっちの方が企業としての基盤がしっかりしてるからとかで選んでしまった人は、直感で行きたいと考えていた企業のことを後からもずっと考えています。
気になって気になって仕方がなくなってしまうと実際の仕事に身が入らないこともあるかもしれません。
直感を信じて突き進み、自分が選んだ道をどう正解にしていくかを考えて動いていけばあなたが一生懸命考えて自分の意見をぶつけて切り開いてきた道がよりよい方向へ向かうはずです。
採用担当者以外の社員複数名に会わせてもらい、自分の悩みを打ち分けてみる
就職活動では基本的に採用担当者としか話すことができず、実際に話してみないと分からないことも多いです。
採用担当者は採用業務が長くなっていて実際の仕事の事を忘れているかもしれませんし現場のことを知っている社員にも話を聞いてみましょう。
そこで悩みを包み隠すことなく思いっきり本音をぶつけてみましょう。
もう内定出ているので面接のときに言って大丈夫かな?と考えていたことも全部吐き出しちゃって大丈夫です。
本気で相談しているのにてきとうにしか聞いてくれない社員がいればもうそれはそれまでです。
その中でまた見えてくることがあるはずなのでその判断材料をもとに考えてみましょう。
ただ、この人かっこいいしこの人と働きたいと考えるのは注意が必要です。
30人くらいまでの会社なら一緒に働けるかもしれませんが、50人を超えてこればもうその人と働けるかどうかは微妙なところです。
30人ですらある程度部署が分かれていて一緒に仕事できない可能性があるので、それ以外のところで見極めるのが賢明だと考えています。
判断基準と企業を比較して係数をかけて決める
上記のような表のように決めます!
というと乱暴すぎるので説明します。
まずは自分が会社を選ぶうえでの判断基準を羅列します。
そのあと、その優先順位を決めます。
そして内定をもらった会社を並べ、それぞれを5段階で評価します。
優先順位につけた係数と各会社の5段階評価をかけて各社毎に合計して一番評価の高いところ選択肢とする方法です。
これをするのであればしっかりと会社の判断基準とどれがどれくらいの優先順位なのかをしっかり考える必要があります。
ただ、これをやっているとこの会社を一番にしたいのになとか考えている自分がいるかもしれません。笑
もうそういう時は数字なんていいので直感で選んだほうが良いってことになってしまいますね。笑
内定者懇親会に行って他の内定者の判断基準やレベル感、考え方を聞いてみる
内定者がどれくらいいるかにもよりますが、ゆくゆくはその人たちと働く可能性が高いです。
その人達のマインドや考え方などを聞くと自分と近い考えをしているなとかこの人達全然自分が思い描いていたものと違うなとかあると思います。
自分の思考とある程度あった内定先へ進むのがベターだと思います。
やっぱりベンチャーと大手でも内定者懇親会の雰囲気は違いますし、僕はコンサルと広告業界とWebサービス持ってる系の企業の内定者懇親会出ましたが雰囲気全然違いましたしやっぱりなんとなく系統があったりしました。
マインドや考え方はスキルとは違って変わりづらいところなのでそこの価値観が合わないと仕事を楽しく感じることができなくなってしまうかもしれません。
転職市場で市場価値が高そうな方を選ぶ
転職市場での市場価値が高いかどうかを判断するのはなかなか難しいですが、転職市場でのその職種の募集数やその業界や職種の平均年収がいくらなのかを見てみましょう。
また、近年新卒採用を業界的に減らしているところもあったりするので、そういうところはもう業界内でのAI化や業務効率化が進んでいたり、マーケットがしぼんだりしている業界だったりするのでそういう業界に行くのはあまり市場価値が高くならないかもしれません。
しかし、マーケットがしぼんでいる業界に属している企業の中でも、面白いアイディアや創意工夫でマーケットを広げたり業界シェア率を高めたり海外展開をすることで勝ち残っている企業もあります。
市場価値が高くなるにはどうしたらいいのか、そのために最適な企業はどこかを考えるとおのずと選択肢が見えてくると思います。
自己分析をもう一回やり直して本当の優先順位はなんなのかを考える
自分は何にやりがいを感じて将来どうなっていきたいのでしょうか?
迷うということは、自分がどうしたいのかが明確に分からず、判断に迷うからなのかもしれません。
今までに内定を蹴ったところとかでも、
「なぜ自分はこの企業の内定を蹴ったんだろう?」
というのを考えて言語化しておくと判断基準が見えてくるかもしれません。
複数内定もらって迷ったとしてもやってはいけないのは他人に決断を委ねること
いろんな大人がいろんなアドバイスを自分勝手にいっぱい浴びせてくるのがこの時期です。笑
僕の意見もある意味その中のひとつにしかなりえません。
結果自分の人生をどうしたいかを知っているのは自分しかいません。
自分で明確な判断基準を持ち、この選択は自分自身で決めたんだという感覚があればどんな選択肢でも後悔することなくやれるのではないでしょうか。
一番やってはいけないのは人のアドバイスを聞きすぎてしまいどうしていいかわからなくなってしまうことだと思うのでそれだけは避けたいところ。
と言いながら僕がアドバイスしたいのは下記本を読むことです。笑
転職の思考法という本ですが、転職の状況をしっかりしっておいてから新卒採用を見ておいた方が良いです。
この本では、実際の転職を考える人がコンサルタントに相談して最終的に他の会社に行くまでの流れがストーリー形式で書かれており、その流れの中で様々な気づきをあたえてくれます。
『転職に必要なのは「情報」でもなく「スキル」でもなく、確かな「判断軸」である。』
と本を開けると書いてあるのですが、新卒採用でも同じことがいえると思います。
また、世の中には新卒で入ってよい会社かどうかみたいなところもあってそれもこの本の中に書かれているので就職活動をする前にしっかり読んでおいてほしい本です。
自分だけの判断軸をしっかりと持って物事を決断していきたいですね。
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