年末年始に目標を立てる方もいると思いますが、年末年始は中長期で立てた目標の振り返りや目標の見直しに使うべきです。
年末年始に目標立てても仕方がないし、なぜその時期に建てたのか根拠もないですし、だいたいの人は年始に立てた目標を忘れて
『今年もなんもやってないな。。』
みたいな状態になっているのが実態かと思います。
この記事では年末年始に立てた目標が達成できない理由と達成するためのアイディアを書いてみました。
年末年始に目標を立ててもなかなか達成できないなという人はぜひ読んでみてください!
年始に目標を立てても達成できない理由
なぜ、年始に目標を立てても達成できない人が多いのでしょうか。
その理由はざっくり4つあるかなというのが僕の考察です。
年始に目標を立てるのが遅い
まず年始に目標を立て始めるのが遅いです。
年始にはもうその年が始まっているので、せめて年末に次の年の目標を考えて年始から実行していくのがベターかなと思います。
年始に目標を立てると、お正月だししばらく休んでそのあとからやろうとかなっていって結局目標を着実に進めることができなくてだんだんモチベーションが下がっていくというような流れになっているのかなと思います。
目標を立てることが目的になっている
年始だから目標を立てなきゃ!
みたいなやらなきゃ感に襲われてなんとなく目標を立ててしまい、目標を立てること自体が目的になっていることもあるかなと思います。
手段と目的が入れ替わっちゃってるパターンですね。
本当に何かを達成したくて目標を立てているのであれば、年末年始にかかわらず目標を立てていて、年末年始のゆっくりできる時間は振り返りと修正の時間にすべきかなと思います。
目標がSMARTの法則に乗っ取っていない
目標設定は具体的にしないと何をどうやって初めていいのか、そもそも何が達成されたら達成なのかが分からなくなってしまいます。
年始に立てた目標は勢いで立ててしまって具体性がなく、何から始めてよいかわからなくてとりあえずやってみたけどなんか違うなと感じて辞めてしまうパターンもあるあるかなと思います。
SMARTの法則とは?
明日の人事「SMARTの法則とは?成功のポイント、職場における活用事例」
SMARTの法則とは目標設定の方法の1つです。
「SMART」は、「Specific」(具体性)、「Measurable」(計量性)、「Achievable」(達成可能性)、「Realistic」(関連性)、「Time-bound」(期限)という5つの単語の頭文字で構成されています。
これら5つの要素は、「その目標が適切なのかどうか」、「目標は達成できる水準なのか」といった目標そのもののクオリティをチェックするのに優れており、効果的な目標を設定する手助けになるのです。
年始に新年会の予定がたくさん入ってやろうと思ったことを全て忘れている
年始って忘年会があったりとか仕事初めでばたばたしたりとかすることも多いです。
ばたばたしているうちにもはや目標を立てたことすら忘れてしまっていることもあるかなと思います。
年末年始に関係なく、3年後の目標を立て段階を追って夢を実現しよう
年始に目標を立てると例えば
・英語を話せるようになりたい!
・ プログラミングを初めてWEBサイトを作れるようになりたい!
・ ブログで月10万以上収益を上げたい!
みたいな目標になりがちですが、急に目標を立てても実際どんな行動をしていけばよいのかわかりません。
まだ何も初めてない段階のものだとどれくらいでそれが実現できそうなのかイメージがつきづらいと思います。
具体的に実現のイメージが湧かないとモチベーションも沸かず継続しづらいです。
年始に立てる目標というのはなんとなく周囲がやってるから立ててるだけな感じがしてやらされ感がある感じがします。
長期的な視点を持って目標の設計をしましょう。
ここからは僕がやっている目標設定の方法を紹介させて頂きます。
3年後どうなっていたいかをまずは考えよう
3年後にすごく根拠があるわけではないですが、5年とか10年後になると社会がどうなっているかわかりませんし、見えづらいので僕的には3年くらいでいいかなと思います。
3年後の理想像をまずは想像してみましょう。
理想と現実を見ながら考えるのが大切ですが、どちらかといえば理想優先で問題なくて考えるべきは
『本当にその理想の姿になりたいと心の底から思えるか?』
が重要かなと思います。
・3年後なりたいテーマをプライベートと仕事で分ける
・テーマが達成されている状態を経済状況、仕事、生活に分けて個別具体的にする
ようにしています。
例えばなんですが仕事で言うと
【テーマ】
3年後、外資系のマーケティング部門で英語を使って仕事をする
【テーマを構成する要素】
・TOEIC950点以上、IELTS7.0取れていて、日常会話には最低限問題ない状態
・日系企業の海外アプリマーケを任されていて実績がある状態
・個人のビジネスとして英語のメディアを立ち上げており、PV数が20万以上ある状態
みたいな感じです。
テーマをもう少し具体的にして何が達成されていればその状態に慣れそうかを書いてみましょう。
※これは僕の目標ではなくて、てきとうに書いてみただけです。w
3年後の目標を見据えて1年後どうなっていればよいかを考察する
3年後の目標を達成するためには、1年後どうなっていないといけないでしょうか。
上記で話をしたようなところだと、3年後TOEIC950点をコンスタントに取れるようになるには、1年後にはTOIEC750点くらいにはなっておかないと厳しいとかマイルストーンをおきましょう。
3年後の目標から逆算して1年後にはどんなことを達成するべきか考えましょう。
1年後の目標から半年後と最初の3ヵ月何すべきかを考察し、デイリーの行動まで落とし込む
1年後の目標が明確になったら次は半年後の最初の3ヵ月の目標を決めましょう。
750点TOIECで取りたいなら半年前後くらいには700点くらいになってないと厳しいでしょうか。
そもそも、現状で600点くらいは無いと1年後までに750点は厳しいので現状のレベル感とあっているか、無理のない計画かどうかはしっかりと確認しましょう。
テストも3ヶ月に1回くらい受けておくとテスト慣れや自分が苦手な単語が集中して出て点数が低いなんてこともあるので安心かなと思います。
また、目標を立てるだけでなく、デイリーの行動計画まで落とし込みましょう。
現状の英語力で何が足りないのかを具体的に考察することが重要です。
リスニングが弱いと感じればいろんな英語を聞いた方が良いですし、文章の読解が弱いのであれば本を読んだり問題に解きなれたりとかする方が良いかもしれません。
現状で、マーケティングのスキルがないのにマーケティング関連の仕事につきたいというような目標は立てないのかもしれませんが、もしそこについてないのだとしたら転職するかなにかしないと厳しいので転職が目標になってくるでしょう。
ただ、そうなってくると外資系企業でマーケ担当になるのは夢のまた夢になってきてしまいますので、3年後の目標が日系企業の海外マーケ担当になるとかの方がまだ現実味を帯びてくるかなと思います。
とにかく、無理すぎる目標を立てるとモチベの低下につながるので良くないです。
背伸びすれば届きそうなところに常に目標は置きましょう。
Googleドキュメントを使って目標を可視化する
僕はGoogleドキュメントで目標と行動を管理しています。
どんな感じのドキュメントになっているかというと、全部で5枚の構成になってまして
1.3年後の理想像から逆算していつまでにどうなっていないといけないかを1年毎に書いた大まかな流れ
2.直近1年間の目標と行動計画概要
3.デイリータスクを管理する行動計画表
4.各項目の勉強法
5.目標達成に必要そうな情報をまとめ
のような構成になっています。
1の大まかな流れはこんな感じです。
2023年までの目標を2018年の段階で立ててます。
これは社会人になってからやってますので、当初は2020年くらいまでの目標しか書いてませんでしたが、徐々に先が見えてきたので追記してます。
他のシートは1年間の目標達成の大まかな工程表をWBS的な感じで作成していってるものと、デイリーの行動をやったかやってないか、何回やったかを記載するシートが主なものです。
目標達成がしっかりできそうなデイリータスクをしっかり洗い出してなおかつ週にそれだけの量をこなせるのか、こなせないとしたらどうその時間を作るのかも必要によっては考える必要があります。
Googleドキュメントにしておくとどのデバイスからも確認ができるので良いですよ。
年始とか関係なく常に目標を立てるべき!
目標は年末年始だからといって立てるものではなく、常に見据えておくべきかなと思います。
僕はQ毎と1年間毎で目標の振り返りをしています。
Q毎では行動計画がしっかりできていたかやこの行動量で足りるのか、他にやるべきことはないかみたいなことを洗い出します。
1年毎ではその方向性で間違ってないか、改めて3年後・5年後の目標を本当に達成したいと思うのかを考えます。
目標を明確にして数字で管理して行って達成を記録しておくと、自己肯定感も上がっていくのでお勧めです。
是非試してみてください。
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