Google検索やSNS検索などインターネット上で検索することで多くの情報を得られる時代になりネット上での検索力の重要性が高まっています。
この記事ではなぜ検索力が重要なのかや検索力を高めるための具体的な方法について解説していきます。
そもそも検索力とは
検索力とは簡単に言えば
検索をして自分が疑問や課題を解決するための正しい情報に素早くたどり着く力
と言えます。
検索力と一言で言ってもちょっと分かりづらいなと感じていて
①どのような情報にたどり着けば疑問や課題が解決されそうかを取捨選択する
②解決のために必要な情報を探すためのKWを選定
③検索で出てきた情報のどれが正しくどれが間違っているのかを精査
④得られた情報を実際に活用して次の行動につながる
の4ステップができるのが検索力がある人だと言えるかなと思います。
①~③までが検索してほしい情報にたどり着くためのステップになりますが情報を集めただけでは意味がありません。
検索力を向上させることが重要な理由

検索力があれば何でも学び解決できる
インターネット上にはあなたが知りたい情報や解決したい課題はほぼすべて転がっていると言っても過言ではありません。
英語の勉強法やプログラミングでのエラーの解決法、photoshopの使い方、エクセルの関数の組み方や作業効率化の方法など様々な情報がインターネット上にはあります。
検索力を高めることで様々な知識に瞬時にアクセスして学びすぐに実践することができます。

知識のインプット→実践のアウトプットを高速で行うことで個人の能力UPやキャパシティを増やすことにつながります!
ネットは24時間365日あなたの好きな時、好きな時間に必要な情報をくれる
仕事で分からないことがあったときに上司や先輩、その分野に詳しい人に聞きたいと考えてもすぐにその人が捕まらないことってありませんか?
また、仕事の帰宅中にふと疑問が浮かんだときに明日聞こうかなと思ったけど忘れてしまう経験をしている人も少なくないはず。
人に聞くよりもインターネットで検索して自分が欲しい情報にたどり着くことができるようになれば好きな時間に欲しい情報を得られます。
全てを暗記をする必要がなくなる
学んだすべてのことを覚えておくのって難しいですよね。
しかし、インターネットを知識の引き出しだと考えるとどうでしょうか。
学んだことの全体像や概要さえ覚えていれば検索力を高めることで詳細な知識を簡単に引き出すことができるようになります。

概要はわかるんだけど詳細が思い出せない場合に検索してすぐに情報を見つけることができれば膨大な知識をすぐに活用していくことが可能!
正確な情報を知ることができる
人が教えてくれる知識はすべてが正確とは限りません。
また、本来話しておくべき内容も人は忘れてしまう可能性もあります。
検索力を向上させて信頼できるソースから情報を引き出すことができれば常に正確な情報に触れることが可能。
別記事でインターネットで得られる情報の信頼性を確認するために意識したいことについてまとめているのでよければこちらも読んでみてください。
検索力を向上させる方法

疑問や解決したいことが出てきたらまずは自分で検索して調べる癖をつける
仕事で分からないことがあったときに普段どうしていますか?
人に聞く人も多いと思いますが、まずは自分で調べるべきでそれでも解決できなければ上司や先輩に聞くのが良いです。
文脈は異なりますが、エクストリームサラリーマンこと田端信太郎さんも書籍の中で仕事をしていてわからないことがあればまずは自分で調べてみることを推奨しています。
検索とは異なる内容ですが仕事をしていくうえで本当に参考になるマインドについて書かれているので是非読んでみていただきたいです。
本題に戻ります。汗
すぐ人に聞く人は知らず知らずのうちに他人の時間を奪っていることになってしまいます。
まずは自分で検索して調べる癖をつけるところが検索力UPの第一歩です。

自分で考えて調べてアウトプットしていくことで自分の血肉となっていくのでまずは自分でググって解決策を模索したりわからないことをわかるようにするために検索してみましょう!
課題解決するためのKWを抽出する
検索するときに必要なのがKW選定です。
どのようなKWで検索するかで表示される結果は異なります。
例えばWEBサイトを作りたいときにどのように検索するでしょうか。
検索する前に下記のようなことを考えるはずです。
・どのようなWEBサイトを作りたいのか
→ブログなのかコーポレートサイトなのか、ECサイトなのか
・作成方法はどうするか
→自分で作りたいのか/外注して作成したいのか/wordpressのテーマを購入したいのか
・仮にwordpressのテーマを購入したい場合、テーマ購入以外にやることは何なのか
上記のようなことを知りたい場合、できるだけ複数単語を交えて検索していくのが良いです。
例えば作成方法を具体的に検討したい場合、
■外注先を見つけたい場合のキーワード
WEBサイト 制作 見積
■自分で作りたい場合
WEBサイト制作 必要な知識
■Wordpressテーマを購入したい場合
wordpress テーマ ECサイト
のような形で複数単語を掛け合わせて検索してみましょう。

何をどうしたいのか単語を複数つなぎ合わせて検索することでより自分が探している情報に素早くたどり着くことができますよ
Google検索の検索テクニックを活用する
Google検索には様々なテクニックがあります。
これらを活用することでスムーズに欲しい情報にたどり着けます。
例えば一例として検索窓に打ち込むときに下記のような記号や文字を入れることで検索対象を絞り込むことが可能になります。
– :右記のキーワードを除外
””:そのキーワードだけを検索
or:AかBのキーワードのみを検索
Google検索の一般的な検索手法についてGoogle検索ヘルプに記述がありますのでこちらを参考にしてみてください。
Google検索ヘルプ:https://support.google.com/websearch/answer/2466433?hl=ja
様々な検索プラットフォームを知る
検索というとGoogleを思い浮かべる人も多いかもしれませんがSNSやYouTubeなども検索してみると様々な情報が出てきます。
Twitterは様々な専門家が投稿しているので投稿内容を見つつGoogle検索で情報の信ぴょう性を確かめたり得た情報から検索KWを考えたりしながら情報の幅を広げていくことができます。
GoogleだけでなくSNSで情報収集する方法について別記事で書いているので良ければこちらも読んでみてください。
常に把握しておきたい情報は検索ではなく自動収集する
疑問や課題を解決したいときだけでなくできるだけ毎日情報取得しておきい内容もあるかと思います。
例えば僕はインターネット広告代理店に所属していて新しいサービスやGoogle/facebook/Twitterなどの広告プラットフォームのアップデートを常にウォッチしています。
これを毎日検索するのってちょっと面倒ですよね。
毎日アップデートされるような情報を常に収集するのであればRSSやGoogleアラートなどのサービスを活用して自動的に情報収集ができる仕組みを作りましょう。
■RSS(Really Simple Syndication)
WEBサイトのニュースやブログ等の更新情報の日付やタイトル、またはその要約などを配信するための技術
■Googleアラート
Google 検索で特定のトピックについて新しい検索結果が見つかったときにメールが届くようにすることができるサービス
RSSはいつも見ているWEBサイトを見てみるとRSSの表示があったりすると思います。
Googleアラートについてはサービスの概要や使い方を別記事でまとめているので良ければこちらも併せて読んでみてください。
言語を変えてみる
日本語よりも英語の方が情報がたくさん出てきます。
W3Techsというサイトを見ると
全体に占めるWEBサイトコンテンツの総量は英語の63%に対して日本語は約2%と約31分の1
となっていていかに英語と日本語で情報量に差があるかが分かります。
分野によっても英語の方が圧倒的に情報が早いものがあって日本語になるのは1か月以上遅れてとかはざらにあります。

英語で検索できる人は英語でも検索してみましょう!英語の勉強にもなって一石二鳥です!
サジェストキーワードを見てみる
例えば先ほどのWEBサイトの作り方を調べてみましょう。
Googleで検索すると下記のようにサジェストキーワードが確認できます。
サジェストキーワードを見てこのキーワードで検索したほうが自分が欲しい情報が手に入りそうだなと思うものを検索してみましょう!
Google検索にあるツールを活用する
Googleで検索したときにある『ツール』というボタンを押すと言語や期間指定ができます。
鮮度の高い情報を得たいときは期間指定をしておくと便利です。
また、完全一致というのができるのですがこれをすると対象のキーワードが確実に入っているもののみを検索してくれるので便利です。
ツールを使って検索の仕方を工夫してみましょう。
検索力の有無で世界が変わります!
検索力が重要な理由や検索力を向上させるための方法について書きました。
検索力があると欲しい情報や課題解決のためのアイディアを瞬時に探してすぐに実行に移すことが可能になります。
分からないことがあってぐだぐだ悩んで手が止まってしまうことがなくなり様々な物事を素早く進められるようになります。
普段から検索する癖をつけることで徐々に検索力を上げていきましょう!
④の実際に得られた情報で次のアクションを起こせるのかどうかが重要です!