会社に尊敬できる上司や先輩がいなくていらいらしたりなんでこんな会社に入ってしまったんだと考えている新入社員や転職者の方も多いはず。
この記事ではそもそもそれって本当に尊敬できる先輩や上司がいないことはだめなことなのかの考察と、どうやったら上司や先輩の地位を脅かし、ひいては上司の役職を奪うような動きができるのかを書いてみました。
Contents
そもそも尊敬できる先輩や上司がいないと何が問題なのかを考察
下記記事内に記載しましたが、そもそも会社内の先輩や上司のことを尊敬できるなと思って働いている人は少ないようです。
『会社に尊敬できる人がいない?それの何が問題なのか分からなかったので考察してみた』
ということは、転職をしても結局同じような環境になってしまう可能性があります。
尊敬できる上司や先輩がいないという事実なのか解釈なのかわかりませんが、この事象を問題だと考えている人にとっては転職をしたとしても結局同じような状況に陥ってしまう可能性があるということです。
仮に転職活動をして採用担当が優秀だなと思ったとしても、転職先で配属される部署にそういう人がいるとは限りません。
転職の面接の方が新卒採用よりも配属される部署のマネージャーが出てくる可能性があるので、転職活動をしてみてあっ、この人の作ったチームで働きたいなと考えるのであれば転職もありかもしれません。
しかし、その尊敬できる上司や先輩がいないことの問題点を明確に把握していますでしょうか。
問題点はざっくり2つで、
『尊敬できる先輩や上司がいないから成長機会を失っている』
と思っているか、
『仕事できない上司や先輩のせいで俺がめっちゃ仕事やらんといかんやん。。』
と思ってるかのどっちかがだいたいな気がします。
前者は本当に成長機会を失っているのか問うべきですし、後者は仕事めっちゃやらんといかんやん、、、っていうのは解釈を変えて俺若手のうちに幅広いいろんな仕事で来てて経験積めてるって解釈を変えるかとかで解決できるような気がします。
尊敬できる先輩や上司がいることでのメリットってなんでしょうか。
彼らから質の高いアドバイスがもらえることでしょうか。
ただ、アドバイスっていつ何時くれるものかわからないですし、アドバイスがもらえるかもしれないというニュアンスで会社にいても結局もらえないかもしれないです。
アドバイスはもらっても結局アウトプットするのは事後になりますし、自分で改善ができない人は人に左右される(=環境に左右される)度合いが強いので、結局自分でPDCAを回して改善していけないのはビジネスで上を目指すならけっこう致命的かなと思います。
できないようであれば、これができるようになるための修行だと思ってその環境に一旦いるのもよいかなと思います。
世の中にはPDCAの回し方についてのアイディアが本やネットに転がってますのでそれらを参考にしてみましょう。
まずはどんな環境だろうと身に着けられるスキルや経験をがむしゃらに最短で身に着けてからそういったところに転職するのもひとつの手かなと思います。
そして、本当に尊敬できる上司や先輩がいないのかってどうやって測りましょうか。
あなたのスキルや能力が足りなくてできる人達の言葉の意味が分かってないだけとかもありえるのでそのあたりは慎重に考える必要があります。
転職してさらに環境が良くなるとは一概に言えないのでよく考えて選択しましょう。
どうやって上司のポジション・役職を奪い、自分が上に立つのか?上司よりも出世するアイディア4つ
残念ながら上司のことを仮に
『こいつ全然仕事できないから俺をマネージャー・チームリーダーにしろよ!』
と思っていたとしても、周囲があなたのことをどう思っているかわかりません。
周囲はあなたの方がレベルが低いと思ってるかもしれませんしそもそも眼中にない可能性だってあります。
すでにマネージャーになっている人をメンバーに降格させるのも割と会社として勇気が必要なので、日本の会社だとなかなかできないのが現状です。
しかし、上司の仕事ができないと感じているのであれば、その役職を奪い取ることができる可能性はゼロではないはず。
僕は現在、マネジメント側になっていますが、現状社会人4年目ですが、社内には8年目の人や6年目の人など僕よりもキャリアが長く年上の人も多いですし、11人のチームの中で年上年下それぞれ半々くらいですので、不可能ではないはずですし僕は彼らよりも価値を出している自信があります。
実際には奪い取ったわけではないですが、先輩よりも先に出世しています。
その経験も交え、先輩や上司よりも上の立場になるためのアイディアをまとめてみました。
チーム単位ではなく、会社がどういう方向に行きたいのか、マーケットはどうなっているのかを常に見据えてアウトプットを出す
マネジメントレイヤーは常に先を見据えたりマーケットを見ながら仕事をしています。
メンバーレベルはだいたい目の前の仕事に精一杯です。
ポジションを奪い取るとなったら、自分自身の現場レベルの仕事を他のメンバーよりも常に一定以上の高さの質でアウトプットし続ける必要があります。
それをしながらマーケットの調査や競合の状況を見て判断していく必要があります。
ちなみに下記本で会社の上司ではなく市場を見ていく必要があることを書かれていて、キャリアを描いていくうえで重要な考えが書いてあるので、興味があれば読んでみてください。
また、マネジメントレイヤーの方が組織がどういう方向に行きたいのかや競合の情報が入ってきやすい環境にあることがほとんどなので自分の足で稼いだりマネジメントレイヤーに思い切って聞いてみたりしながら情報収集をし自分自身で吟味していく必要があります。
自分自身が属している企業のこと、競合のこと、マーケットの事などを考慮しながら最適な戦略は何か、その戦略を遂行するための組織形態はどうあるべきかを上司よりも見ていくことが必要のため、かなり難しいです。
僕もマネジメントレイヤーになってから経営論、組織論などいろんなものを学び、業務にアウトプットしていますが、答えのない中でどう正解を出していくのかって難しいです。
また、いろんなリスクヘッジをする方法や選択肢を考える方法がありますが、それらを使ったとしても結局本当にそうなるかってわからないです。
それを現場レベルにしかいない人は選択する必要ないですが、上司よりもベストであろう解を出していかなかったらその上司のままでよいとなってしまいます。
かなり険しい道のりです。
直属の上司に自分に考えた戦略や組織の在り方について聞いてみましょう。
もしかしたら面白い視点や考え方を教えてくれるかもしれません。
また、上司の上司に話す機会があるとしたら、
『直属の上司はこう言ってるんですが、僕はこうすべきでと思うんです。』
みたいなアイディアを定期的にぶつけてみましょう。
これは定期的にする必要がありますが、人によっては嫌がる可能性があるのであくまで嫌われない範囲や人を見極めながらやっていく必要があります。
僕将来、マネジメント側に行きたいんでこういうことを今のうちからしっかり考えておきたいんでフィードバックもらえますか?くらいの下手な感じに行くのが良いかなと思います。
昇進する秘訣のひとつは上司に気に入られることだと思います。
日本だと良くも悪くも能力の有無ではなく、上司と仲が良いとかで昇進が決まることもあるので注意が必要です。
メンバーのモチベーションを管理し、よりチーム内で頼られる存在となる
上司の仕事は何も戦略を練ったり組織の体制を考えていることだけではありません。
メンバーのモチベーション管理や成長を促すために何ができるのかを考えています。
しかし、中には上司に相談しづらいとかあなたと同じように上司がイケてないから。。。と感じている人もいるかもしれません。
チームメンバーに頼られるためには仕事の結果だけでなくどれだけ受容してくれるかみたいなところも重要です。
上司ができていないところの相談をしてあなたに話が来るようになれば、それを見ている人が出てくるはずです。
実務において常に上司よりも質の高いアウトプットを出し続け、チーム内や関係するチームからの評価を上げる
上司が完全にマネジメントだけしかやっていないということは下のレイヤーであればあるほど無いと思います。
プレイングマネージャーとして働いていると思います。
そのレイヤーの人は業界が長いので知識もたくさん持ってるかもしれませんが、常にその人よりも質が高く、別部署の人たちが求めた以上のアウトプットを提供してくれていれば少しずつ外部からのあなたの評価も高まってくるはず。
外部の評価が高くなればあなたの評判が上層部に届き、あなたに新しいポジションへの声がかかるかもしれません。
上司の上司はどういう人を好んでいてどんな人をマネジメントレイヤーにしようとしているか考察する
あなたの直属の上司のさらに上のレイヤーの人たちがその上司を選んでいるはずです。
なぜその人は上司に選ばれたのでしょうか。
その上司に足りないところや上司を選んだ人たちは何を欲しているでしょうか。
もしかしたらコンタクトを取りづらいかもしれませんが、思い切ってごはんに誘って話を聞いてみるのも手です。
あなたの考え方や方向性を聞いて何かあなたの指針となるようなアドバイスをしてくれるかもしれませんし、あなたが市場についてチームについて会社について考えている事を話せばあなたのことを面白がって気にかけてくれるようになるかもしれません。
仮に奪い取れないのであれば、自分の実力・能力不足の可能性ありなので注意
4つのアイディアを提供させていただきましたが、すべてをやったとしても絶対に奪い取れる保証はないですし、かなり長い時間を要します。
仮に1~2年これで頑張っても何の声もかからないようであればそれはあなた自身の実力が伴っていないとみなされているということかもしれません。
客観的に見るのは難しいですが、この人が上司なのはありえないと本当に思うんだったら転職や部署を変えてもらう等も視野に入れましょう。
自分の置かれた立場や能力をできる限り正当に評価して今自分自身がどんなアクションを起こしていくのか考えておく必要がありますね。
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