仕事が楽しくない、辞めたいと言いながら毎日会社に通うのはよくないですが、日本にたまに帰って電車に乗ったり飲みに行ったりするとけっこう日常的に聞かれる言葉になってます。
これが日常的に聞こえるのはけっこう異常なことで、毎日これを聞きながら仕事をするのは憂鬱な気持ちになってしまいそうですが、仕事は人生の大半の時間を占めるものになるのでできれば楽しくしたいですよね。
今回は仕事が楽しくないと感じている方に向けて、仕事が楽しくない要因や楽しくするための方法を考えてみました。
仕事が楽しくないと感じてる社会人はどれくらいいるのか?
世の中に仕事が楽しくないと感じている社会人はそもそもどれくらい存在しているのでしょうか。
マイナビニュースに調査結果があったので引用させていただきます。
せっかく自分の時間の多くを費やすのだから、せめて楽しく仕事したい、と願うのは自然なこと。では、仕事を「楽しい」と感じさせる要因は何なのだろうか? 今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、ズバリ「仕事は楽しいか」どうか尋ねた。
Q.仕事は楽しいですか?
はい 51.8%
マイナビニュース『仕事は楽しいですか?』
いいえ 48.2%
マイナビニュースの会員になってる人に調査しているので、情報を集めたい割と仕事の意欲の高い人?たちの中の調査でも半分程度の人が仕事を楽しくないと感じているようです。
なぜ仕事が楽しくなくなってしまうのでしょうか?
仕事が楽しくなくなってしまう要因5つ
仕事が楽しくないと感じる要因はいくつかあると思いますが、僕は下記がかなりの割合を占めるのではないかと考えます。
世の中には楽しい仕事と楽しくない仕事があると思い込んでいる
世の中には同様の仕事をしていたとしても楽しいと言っている人、つまらないと言っている人がいます。
なぜそうなってしまうのか書き始めると長くなってしまうので、今回の記事では一旦おいておきますが、つまり結局つまりこの理由は
『その事象に対してどういう解釈をするか』
が異なっているだけです。
楽しい仕事をやっている人が仕事って楽しいって言ってるわけではなく、自分自身が選択した仕事を楽しくしようとしているだけで、今の仕事が楽しい人はほかの仕事をしても楽しいと考えている可能性もありますし、ほかの人がつまらないと言ってる仕事も楽しい人はいるので、やっぱり解釈の問題なのかなと思います。
だからと言って急に解釈を変えろというのは難しいので後述する方法を実践してみてもらえたら幸いです。
過去に楽しい仕事はないということに関して別の記事を書いているのでもしよければこちらも読んでみてください。
世の中に面白い仕事や楽しい仕事があるわけではなくつまらないと考える人がいるだけ
思ったようにうまく結果がでない
仕事をしていて結果が目に見えて出ない時ほどもやもやしたり仕事が楽しくないなと感じてしまうときはありません。
しかし、急に大きな結果を出そうとしても出ないのが実際なのでちょっとずつでも結果を出すための努力をコツコツ継続したいところです。
うまくいかないのは上司の責任だと考えている
結果が出ていない時にどうしても人は弱いので人のせいにしてしまいがちです。
一番その対象にしやすいのが直属の上司です。
しかし、上司をあなたの意志で変えることはかなり難しいので上司のせいにしていても仕方がありません。
上司の能力が足りないとかこの人の下では・・
っていうのはわかるんですが上に立っているということは何かしら自分よりも優れているところがあるはずなのでしっかりそれを見極めましょう。
今やっている仕事が将来の何の役に立つかがわかっていない
あなたが今やっている仕事はあなたが将来的に実現したい事につながるでしょうか。
また、あなたがしている仕事を継続してやっていることの価値は3年後、5年後、10年後どの程度のものになっているでしょうか。
これが明確に見える人は少ないですが、先につながらない仕事だと考え不安になり仕事も楽しくなくなることもあると思います。
5年後、10年後を明確に意識して仕事をするのは今の時代難しいのが実情ではあります。
仕事での成長を感じることができていない
仕事で成長をしていきたいのに成長を感じれないと不安が募り仕事に力が入らなくなっていきます。
どんな仕事でも成長はある程度できるはずですがモチベーションが下がると、成長ができていないんじゃないかとネガティブな考えになってしまいます。
仕事を楽しくするためのアイディア5つ
仕事がつまらないと感じる要因を上げてきましたが、ここからは解決方法や仕事を楽しくするアイディアについて書いていきます。
仕事を3つに分ける
仕事が楽しくないと言っている人はすべての業務において楽しくないと考えていますでしょうか。
それだとかなり問題なのですが、自分で選んだ仕事のはずなのである程度楽しいことを想定して入社しているはずです。
仕事を3つに分けてそれぞれ考えましょう。
その3つとは、
1.楽しい業務
2.今は楽しくないけど何かうまいことやれば楽しくできそうな業務
3.楽しくない業務
です。
『楽しい業務』は、もっとその業務の割合を増やしてたくさん結果を出していくことを考えましょう。
『今は楽しくないけど何かうまいことやれば楽しくできそうな業務』では、何が楽しさを感じることができないボトルネックになっているのかを考えて解決策を実行し、楽しくしていきましょう。
1人で解決できなければそれに関して楽しくやってそう、うまくやってそうな社内外の人に話を聞いてみましょう。
ネガティブな相談はただの愚痴になりがちなのでお勧めしないですが、こういうどうやったらうまくいくかを相談するのはどんどんしていくべきです。
『楽しくない業務』は、圧倒的に効率化を図り、業務中に取り組む時間を減らしましょう。
圧倒的に業務効率化するための仕組みやアイディアを考える事にも楽しさを見出すことができたら最強です。
会社にいる以上、楽しい業務も楽しくない業務もある程度やる必要があるので、その時間を圧倒的に短くして楽しいことに時間を使えば成果も徐々に出てきてあなたの評価も高まっていくはずです。
上司が何を考えて仕事をしているか、部署のビジョンは何かを考える
仕事の未来が見えないときは、上司や上司の上司が何を考えて仕事しているのか、会社の未来や事業の成長性についてどう考えているのかを聞いてみましょう。
それにわくわくするのであれば上司とその未来を作っていくにはどうしたらいいか一緒に考えましょう。
将来の会社のビジョンを知ることで、今の業務の意義が理解でき仕事が楽しくなってくるかもしれません。
キャリアの棚卸をして自分自身の軌跡を振り返ってみる
成長を実感できていなくて仕事が楽しくないと感じるのであれば、本当にあなたは成長していないのかをしっかり見つめなおしてみましょう。
あなた自身が本当に成長できていないのかどうかをキャリアの棚卸をすることで気づかなかった成長があるかもしれません。
自分でうまくキャリアを棚おろせない場合は転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談してみるのも手です。
初めての転職相談なら大手で様々な業界の知見がある転職エージェントがおすすめです。
dodaはその中のひとつで大手で様々な業界に精通しているので、あなたが働いている業界に詳しいコンサルタントを用意してくれる可能性が高いです。
半年後、1年後の目標を明確にしそのためのロードマップを作ってみる
5年後、10年後って言うと難しくなってしまうので、半年後・1年後どんな自分になっていたいか、それを達成するために何をしていくべきかロードマップを引いてみましょう。
小さい階段を作ってあげて毎日それを達成していくとゲームのクリアみたいな感覚で仕事を楽しめるかもしれません。
また、小さな目標を達成していくと自己肯定感も高まって自分に自信がつき、仕事が楽しくなってくるかもしれません。
いったん本気で全力で期間を決めて取り組んでみる
一見つまらないなと思っていても、本気で取り組んでみると意外と面白いなと思うものってあったりするものです。
本気で取り組んだなと心から言えない人は自分なりに本気で取り組んだといえるものを作ってみましょう。
本気で取り組んだら大なり小なり結果が出ているはずです。
本気でやってみてもあんまり楽しくないなと感じたら業種自体があっていないのかもしれません。
仕事が楽しくなれば人生も楽しくなる!
仕事を楽しんでやっている人は人生全てを楽しんでいる人が多い気がします。
仕事は確かに大変なこともありますが、それを楽しいと感じられるようになればあなたの人生の満足度は上がっていくはずです。
仕事をしっかりして自己実現につながると人生が楽しくなると思いますので、楽しくないと感じる人はぜひ上記で提案させていただいたアイディアをできそうなものでしてみてください!
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