忙しい社会人が毎日英語学習に時間を使いたいのであれば、土日はある程度時間が作れるとしても平日の使い方が重要になってきます。
家にいる時と通勤中、仕事中や休憩時間など隙間時間を有効活用することで毎日英語学習を行うことは可能です。
この記事では英語学習に使うための時間の使い方や通勤中や家にいる時間などを効率的に使って英語を勉強する方法について書いてみました。
Contents
英語を極めるために必要な時間は1日何時間必要?【結論最低3時間!】
英語学習の中級レベル位に達するには1,000時間英語を勉強することが必要だみたいな話がありますが、1,000時間勉強するとどの分野でも周囲よりはそこそこ詳しくなれるのでこれを目安に頑張るのは良い事だと思います。
平日5日間に3時間毎日勉強すると15時間になり、土日を入れると20時間を超え、1か月で100時間近くになります。
すでに今までも英語を勉強してきていて下地が500時間分くらいはあると考えると1,000時間に達するためには1日3時間の英語勉強を半年継続すれば達成できます。
毎日3時間英語の勉強をするのは大変かもしれませんが、英語学習のための時間をどうやって捻出するかをしっかり考えてみると意外と難しくないなと思えると思います。
忙しい社会人がどうやって毎日英語学習時間を確保するか?
忙しいビジネスマンが1日3時間を捻出するのは大変です。
時間を効率的に使うならこんな感じで時間を捻出するイメージです。
これで3時間になります。
こうやって隙間時間のどこでどれくらい時間が捻出できるか分けてみると1日3時間の確保ができそうなイメージができてくるのではないでしょうか?
通勤時間に1時間~1時間30分としたのは、下記記事によると東京での平均通勤時間が片道58分で往復で116分、おおよそ2時間ありますが、ずっと電車の中で英語を勉強し続けるのは難しいかなと思ったので少なめに見積もりました。
不動産情報サービスのアットホームは7月15日、東京都内に勤務するサラリーマンを対象にした「通勤」に関する実態調査を公開した。自宅から会社までの片道の通勤時間は、理想は35分であるのに対し、実際は平均58分かかっていた。限界と感じる通勤時間は、86分だった。
HUFFPOST『 通勤時間、理想35分→現実は平均58分 過半数が1時間以上かかる 』
通勤時間が短い人は朝の時間を有効活用しましょう。
また、仕事中に英語勉強をするなんて不謹慎だというのもあるかもしれませんが、まあ一旦見てください。笑
場所別での英語勉強法【それぞれの環境にあった英語勉強法で効率的に!】
それぞれの場所でそれぞれにあった英語学習を行うことで効率的に英語に触れる時間を増やしましょう。
通勤時間でできる英語勉強法
先ほども記述しましたが、通勤時間は往復で換算するとだいたいの人が1時間を超えてくると思います。
この時間を英語学習に費やさない手はありません。
通勤中の英語学習にはBluetoothのイヤフォンがおすすめです。
コードがあるタイプのものだと満員電車の中で引っかかったりします。
僕がおすすめなのは、片耳でも聞けるものです。
僕は毎日下記イヤフォンを付けて出勤してます。
1週間くらいなら充電が持つので充電を忘れても大丈夫なのでぼくみたいなづぼらな人間にぴったりです。笑
耳を最大限活用して英語耳を作る
通勤中耳ではずっと音が聞けるのでその時間を英語に慣らさない手はありません。
通勤中に英語を聞いて単語を覚えたり英語に耳を鳴らしたりして過ごしましょう。
TEDを聞いたりポッドキャストを聞いたりBBCのラジオを聞いたりとおすすめはいろいろありますが、個人的におすすめしたいのがDIALOGUE BASICという単語を勉強するための本です。
この本は会話形式で英語あ使われており、そこで使われている単語の解説が載っているのでどのようにその単語が使われるのかを把握しやすいです。
おすすめのやり方は、通勤中にその会話を聞いて、家に帰って5~10分くらいで声に出してその会話を読んだり単語の意味を確かめたりすることです。
僕はこれを毎日やっており、何周も回しています。
単語も覚えられますし、毎日英語を発する習慣も作ることができます。
英単語の基本的なものをしっかりまだマスターできていないなという人はこちらがおすすめです。
上記が簡単すぎるなという人は難しいものにチャレンジしましょう。
単語を覚えるのは毎日の積み重ねが重要かなと思います。
英文を読む
スマホを使って様々な英文に触れましょう。
英文は、NewYorkTIMESのような海外のニュースサイトがきれいな英語を使っているのでおすすめです。
僕はSmartNewsでタブを追加できるFast Company、NBC News 、CNN Bussiness、World Newsなどをで面白そうな自分の興味のある記事を探して読んで分からない単語はメモしておいて家で調べるようにしています。
アプリやWEBサービスを使う
単語や英文法などを勉強するアプリもたくさんあります。
スタディサプリや単語学習のmikanなどは有名ですね。
僕はTedictというアプリを使って英語を聞いたり、聞き取りを休日にしていますが、電車の中で音を聞きながら書き取りができる機能もあるのでおすすめです。
下記記事でTedictの紹介をしているのでよければ読んでみてください。
また、iKnowという月額会員制のWEBサービスがあり、単語やビジネス英語、TOEIC用などあなたが勉強したいものを自由に勉強ができます。
月1,500円、1年契約で780円かかりますが、DMM英会話を契約していれば無料で使えます。
オンライン英会話の利用を考えている人はDMMはiKnowをただで利用できるようになるのでお得ですよ。
DMM英会話をお勧めしている記事を別で書いたのでオンライン英会話に興味がある人はこちらも合わせて読んでみてください。
会社にいるランチタイムや仕事中にできる英語勉強法
会社にいる時間に英語勉強なんて不謹慎だと思われるかもしれませんが、仕事の範囲内とランチタイムを使って英語に触れましょう。
仕事で使っているデバイスやツールの言語を英語にする
例えば、携帯やPCなどの言語を英語にしてみてはいかがでしょうか。
また、エクセルも英語表記に変更可能なので英語にしてみましょう。
それだけでどの機能がどんな英語で表示されているかを知ることができます。
あらゆるデバイスやツールの言語設定を英語にすると最初は苦労するかもしれませんが、徐々に慣れてくるはずなので慣れるまで我慢して英語でどんな表現をするのかをつかみましょう。
仕事関連の情報収集を英語にする
僕はインターネット広告の分野で仕事をしている関係で基本的に一番最初の情報は英語で入ってきます。
それを業務中に読むことがありますが、これは英語の勉強の目的ではなく、どんな新しい機能がリリースされたのかやどんな発表があったのかを知るためが主な理由。
他にも英語で調べようと思えば、エクセルの使い方やプログラミングの情報、海外系サービス(slackなど)のより便利な使い方を英語で調べる事が可能に。
仕事の情報を得られて英語にも触れられれば一石二鳥ですね。
仕事で使っている日本語を英語でどうやっていうか調べる
普段日本語で業務を行っている方が多いと思いますが、意欲的な英語学習者は時々
『これって英語でなんて話すんだろう?』
と思ったことはないでしょうか?
それをメモしておいて、家に帰ってからや帰宅中にどんな英語表現で伝えられるのかを調べればボキャブラリーや英語で伝えられることもどんどん増えていきますよ。
家でできる英語勉強法
家ではアウトプットを中心にしましょう。
電車の中でぶつぶつ口に出すのは気が引けると思いますし、書くにしてもスマホとかで書くのは効率が悪いかなと思います。
どうしても、通勤中にアウトプットしたい人はマスクをしてぼそぼそいうのがおすすめです。笑
タイピングが尋常じゃなく早い人は誰かとチャットをしたりして英語を書くのも良いですが、覚えたいものを書くときは紙の方が個人的におすすめです。
30分でできるオンライン英会話
オンライン英会話はだいたい1コマ25分なので30分程の余裕があればできます。
朝に予定を入れておいて朝30分英語を話してから出社すると頭がさえますよ。
また、1コマで足りない人は帰ってから30分再度やるのもいいですね。
先ほども紹介しましたが、オンライン英会話は講師の質の高さやオンラインでの教材の豊富さ、iKnowという有料の英語学習サービスが使える点からDMM英会話がおすすめです。
疲れてやる気が出ない時におすすめな40分くらいで見れる海外ドラマ
英語を毎日勉強しているとしんどいなと感じる事もあると思います。
ただ毎日の積み重ねが重要なので英語に触れる時間をやる気がないときにも捻出したいときは海外ドラマがおすすめです。
一旦ぼーっと海外ドラマを見て次の日とかにディクテーションするなどすると要領よく英語学習に時間が使えると思います。
海外ドラマでの英語学習方法や海外ドラマの選び方について下記記事で紹介しているので興味あれば読んでみてください。
一日に起こったことを日記にする
英語のアウトプットでは口に出すことも大事ですが書いてしっかり表現を覚えるのも良いです。
インプットした文法や単語を駆使してその日に起こったことを少しでもいいので書いてみましょう。
英語での日記がどんな風に書いて良いのかわからない場合は下記のような本を使って英語の表現を学び日記を書いてみるのがおすすめです。
問題集などを解く
僕は新TOEICテスト900点を突破する英文法トレーニングという本を毎日4~5ページずつ解いています。
問題集を買う時は解説が詳しい物が良いです。
この本は文法別や品詞別に問題が載っていて、問題ごとに解説があるのはもちろんですが、各パート毎にいろいろな文法や品詞の使い方、表現などを解説してくれています。
本屋などでぱらっと読んで自分のレベルにあった解説が詳しい本を買って毎日継続して問題を解きましょう!
毎日英語3時間を勉強するには目標設定が大事!
毎日英語学習を続けるというのはけっこう骨が折れます。
なので、まずは3か月とか半年とか期限を設け、何のために英語を勉強したくてどの程度まで到達したいのかを明確にしましょう。
それによって英語の勉強法も変わってきます。
外国人の彼女・彼氏ともっと話すためにTOEICのスピーキングテストで高得点を取るとか、ビジネスでも通用する英語力を高めるためにまずはTOEIC800点を取りたいとか何のために英語学習をしてそれを達成されたときにはどの程度のレベルにあるのかを数値で測れるものにしておくと良いと思います。
英語学習を社会人になって毎日3時間は大変かもしれまんが、3か月~半年続けるとかなり変わってきて変化している自分を感じられると英語学習も楽しくなってきます。
少し先の自分の状態を想像してわくわくしながら英語学習に臨めると良いですね!
朝の15~30分
ランチタイムの10~20分
会社での仕事中も英語に触れて10~30分
帰宅してからの45~75分