投資信託をつみたてNISAで積み立てた後にETFにチャレンジしたい人も多いかと思います。
この記事では、米国株に投資できるETFの『SPDRポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(SPYD)』の概要や他の高配当ETFと比較しました。
どんな人にSPYDがおすすめなのかを実際に購入している僕が解説します!
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SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)とは?
英語の説明しか見つけれれなかったのですが、SPYDは下記のように紹介されています。
SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF is an exchange-traded fund incorporated in the USA. The Fund seeks to provide investment results that correspond to the price and yield performance of the S&P 500 High Dividend Index. The Index tracks 80 of the highest yielding companies in the S&P 500 based on the indicative yield.
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)はS&P500高配当株式インデックスの指標に連動する配当利回りの高い上位約80銘柄に投資する上場投資信託(ETF)です。
上記の文章だと80となっているんですが、2021年7月に見た感じだと77社になっていました。
投資信託やETFを始めると良く出てくる有名な指標のS&P500の中から高配当銘柄を約80社抜き出した指標となっています。
このS&P 500 High Dividend Indexは2015年9月ローンチの指標なので本来ローンチ後のデータしか見れません。
過去のデータは本来ないんですが、back-tested dataという過去運用してたらどうなってたか的なデータも反映してデータ化してくれています。
これを2021 S&P Dow Jones Indicesというサイトから引用させて頂きます。
途中まではS&P500に連動するようなパフォーマンスでしたが、コロナの期間になってから大幅に下落してしまっています。
S&P500は500銘柄で、この指標は約80銘柄なのでどこかが足を引っ張るとひとつひとつの足をひっぱる割合が大きいのかなあとも思ったりします。
不況に強い銘柄と弱い銘柄があるので、母数でのリスク分散が効いていない分、不況には弱い側面がありそうです。
下記にSPYDの値動きが分かるチャートを入れていますが、2021年7月現在は1株当たり$40程度なので比較的購入しやすい金額になっています。
組み入れ上位銘柄※2021年7月時点※
基本的に均等配分なので、上位銘柄とかは本来はあんまりないので上位を見る意味はこの銘柄についてはあまり見る意味が無いかもしれません。
株価は毎日変動するものなので、均等配分した日には概同じ組み入れ比率でも、上昇率などによって多少比率に変動があります。
ただ、どんな銘柄に投資されているかは気になると思うので、2021年7月15日の組み入れ上位銘柄を見てみました。
銘柄名 | 保有株数 | 組み入れ比率 |
---|---|---|
Iron Mountain Inc. | 1,726,613 | 1.63% |
Seagate Technology Holdings PLC | 868,610 | 1.60% |
Public Storage | 233,666 | 1.57% |
Welltower Inc. | 825,427 | 1.57% |
Regency Centers Corporation | 1,109,271 | 1.54% |
AvalonBay Communities Inc. | 316,050 | 1.52% |
AvalonBay Communities Inc. | 846,656 | 1.51% |
ConocoPhillips | 1,219,413 | 1.49% |
Federal Realty Investment Trust | 588,034 | 1.48% |
Simon Property Group Inc. | 545,169 | 1.48% |
聞きなれない企業が多いかもしれませんが、業種が金融や不動産、公共事業を行う企業が対象となっており、BtoCの企業が比率として少なめなことが上げられます。
S&P500という優良な指数に選ばれている中から選ばれているので、超優良企業なのは間違えありません。
上位に来ているIron Mountain Inc.の直近5年間の配当利回りは6.59%でここ5年での配当支払いは滞っていません。
事業内容は情報管理やデータ管理などのtoB側のサービスとなっていて、ここ5年の当期純利益はどの年を見ても100億ドル以上になっている超大企業です。
ただ、セクターは不動産に割り振られているのでちょっとびっくりです。
ただ、直近は配当を下げたりもしているようなので必ずしも増配を繰り返しているわけではなさそうです。
知らない銘柄を見て個別銘柄購入の参考にするのも良いですね。
組み入れ業種※2021年7月15日現在
次に組み入れ上位の業種を見てみましょう。
S&P500など米国の代表的な指数は概GAFAと呼ばれる大企業の数値に引っ張られて情報技術が上位になっています。
しかし、SPYDの上位組み入れ業種は金融・不動産・公共事業と上位銘柄が異なっています。
GAFAなどのハイテク企業はまだまだ様々なところに投資をして株価を上げていく姿勢でいるため、配当で株主に還元するよりも事業成長を通して株主貢献を目指しています。
高配当企業は長年やってきて他事業に投資するよりも、株主に配当を渡したほうが良いという視点で配当を増やしている場合も多いです。
そのため、不動産や公共事業など成長が過去と比較すると鈍化しているような企業からの配当もすくなくありません。
業種 | 組み入れ比率 |
---|---|
金融 | 23.09% |
不動産 | 20.42% |
公共事業 | 13.34% |
エネルギー | 12.98% |
情報技術 | 6.55% |
コミュニケーション・サービス | 6.37% |
生活必需品 | 5.06% |
素材 | 4.89% |
一般消費財・サービス | 3.74% |
ヘルスケア | 3.54% |
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)のメリット
米国の高配当企業80社に分散投資
米国の超優良企業を500社のうち配当利回りの高い上位約80銘柄を選定して加重平均ではなく、均等配分で投資を行います。
80社の業種を見ても、金融・不動産・公共事業などなど様々な業種に分散されていて、不況になったとしてもある程度業種が分かれているのでそこそこの高利回りが狙えるのではと期待しています。
S&P500は米国の代表的な株価指数のひとつで、米国の代表的な企業500社が選ばれ、その中から80社を選んだ安心感のあるETF!
配当利回りが高い
直近の配当利回りは、4%以上あり、高配当企業を選んでいるだけあって高配当が狙えます。
僕個人的には配当のある株が好きで、日本株も米国株も配当のある企業を多めに買っているのですが、配当がたくさんもらえると投資しているメリットを感じやすいです。
グロース株も良いのですが、銘柄選びが大変なので、配当がある会社にある程度絞ってから銘柄選定したりしてます。
高配当企業は成熟企業が多かったりするので、キャピタルゲイン(売却益)狙いは難しいかもしれません。
なので、投資信託のように積み立てで中長期で値上がりを期待していくよりは、できるだけ底値の時に不定期で積み立てていくのが良いかなと思ってます。
僕は、できるだけ低い金額の時に不定期で中長期的に積み立てていこうと思ってます!
経費率が安い
ETFは直接買い付けができるので、投資信託と比べても経費率が安い傾向にあります。
例えば、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』という投資信託がありますが、この投資信託は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」というETFを購入しています。
同じものを買うだけなのに、経費は50倍以上の差があります。
銘柄名 | 管理費用などの経費 |
---|---|
楽天・全米株式インデックス・ ファンド(投資信託) | 0.162% |
バンガード・トータル・ストック・ マーケットETF(ETF) | 0.03% |
ETFの経費率の安さがお分かりいただけたのではないでしょうか。
このSPYDは0.07%の経費率なので、上記で上げたETFよりは少し高めですが、投資信託と比較するとかなり安い金額になっています。
投資の利回りが5%の時に、経費率が1%あると、4%程の利益になり、さらに税金を引かれると利回りが少なくなります。
経費率が高いとその分利回りが減ってしまうため、投資信託やETFを選ぶのが初心者にはおすすめ!
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETFのデメリットや注意点
S&P500と比べると分散が少ない
S&P500は500社なのに対し、SPYDで選定されている銘柄は80社なので、分散という意味で言うと少し弱いかもしれません。
2020年のコロナが流行り始めたタイミングでS&P500も大きく下がったんですが、SPYDはかなり大きく下がっていて、なかなか金額が戻ってきません。
銘柄選定も定期的に見直されますが、減配とかがあったりして選定銘柄が大きく変わるかもしれませんね。
高配当企業=成長率が低い可能性がある
高配当企業はすでに成熟していて、利益を事業に再投資するよりも、配当金を株主に配った方が株主に還元できるという意味合いで高配当を出していることも多いです。
成熟企業が成長しないとは言いませんが、業種を先ほど見たように、AppleやGoogleのようなハイテク企業への投資が少ない、または無かったりします。
米国の経済成長をけん引していて配当を出していないGoogleなどには投資できていません。
ただ、『高水準の配当収入および元本成長の機会を追求する低コストETF』とSPYDを提供するSTATE STREETのサイトには記載があります。
元本成長もないとは言い入れないので今後の動きに注目ですね。
売却益での期待リターンはS&P500に投資するよりも期待値が低い!
できるだけ低い値段の時に買って不定期で購入していくのが吉。
なんとなくで毎月積み立てとかしない
期間が短いこともあり純資産が少なめ
まだSPYDは期間が短いこともあってか、総資産がYVM/VIGと言った銘柄と比べると少ないです。
設定期間が2021年7月時点で6年程となっていて、HDV/VIGは10年以上なので純資産が少ないことをそこまで気にしなくても良いかもしれません。
ただ、まだまだ今後に期待していくETF銘柄になっていて過去のデータなどが参照できないことを把握しておく必要があります。
過去の成績が良かったからと言ってこれからが100%そうなるわけではないので過去のデータにとらわれ過ぎるのも良くないです。
まだ日も浅いので今後を見守っていく必要がありそうですね。
銘柄名 | 運営 会社 | 純資産 | 設定日 |
---|---|---|---|
SPYD | StateStreet | 46億 USドル | 2015年 10月22日 |
VYM | Vanguad | 376億 USドル | 2006年 11月16日 |
HDV | BlackRock | 70億 USドル | 2011月 3日31日 |
VIG | Vanguad | 710億USドル | 2006年 4月27日 |
急に株価が上がった銘柄は配当利回りが実質的に少なくなって外される可能性
配当利回りが高いものが選ばれていますが急に株価が上がると配当利回りが低くなってしまいます。
逆に急に株価が下がったけど配当を維持できたものが短期的に入ってきてしまう可能性があります。
これによって値上がり益が期待しづらく、配当利回りだけを見て銘柄入れ替えをされると困るのでどのような銘柄が入るのか今後定点的にチェックしていきたいですね。
他の高配当株式ETFと何が違うの?HDV/VYM/VIGと比較!
高配当の米国ETFを調べてみるとSPYDだけでなく、様々な銘柄があります。
SPYDはどんな銘柄なのか他の高配当・増配ETF比較しながら見ていきましょう。
まずは概要から見ていきましょう。
銘柄名 | 運営 会社 | ベンチ マーク | 構成 銘柄数 | 純資産 | リバランス | 経費率 | 設定日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SPYD | State Street | S&P500高配当 配当上位80 銘柄均等 | 約80 銘柄 | 46億 USドル | 半年に 1回 | 0.07% | 2015年 10月22日 |
VYM | Vanguad | FTSE ハイ デ ィビデンド・ イールド 指数 | 約400 銘柄 | 376億 USドル | 年1回 | 0.06% | 2006年 11月16日 |
HDV | Black Rock | 高配当米国株 モーニング スター 配当フォーカス 指数 | 約75 銘柄 | 70億 USドル | 四半期 に1回 | 0.08% | 2011月 3日31日 |
VIG | Vanguad | NASDAQ US ディビデンド・ アチーバーズ・ セレクト・ インデックス | 約247 銘柄 | 710億USドル | 年1回 | 0.06% | 2006年 4月27日 |
SPYDが設定日が一番短く過去の数値を参照しづらいのでこれからを期待していくようなETFかなと思います。
高配当上位80銘柄になっているので、VYMやVIGと比べると分散投資が効いていないですがより高配当を狙っていけるETFになっています。
指数の違い
ETFは基本的に何かしらの指数に連動する形で中身の株式などが選定されています。
各指数によってどんな銘柄にどう配分するかは異なります。
VIGは連続増配株に投資するという方針なので必ずしも高配当銘柄を選んでいるわけではないのですが連続配当を出せる優良株なので中長期的に見ていく必要があるかなと思います。
銘柄名 | 指標の概要 |
---|---|
SPYD | 規模の大小に関係なく、S&P500の中から 高配当企業80銘柄を均等配分 |
VYM | 予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄から構成 |
HDV | 「モーニングスター米国株式指数」の構成銘柄の中でも、 財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことが できると認められた「利回り上位75社の銘柄」 |
VIG | 米国の中型・大型株を保有。 過去10年間連続増配の米国の普通株(REITを除く)への投資に注力する。 時価総額ベースで保有銘柄のウエートを算定 |
SPYDやHDVは双方とも約80銘柄と少ないので安定性が少ないですが、高い配当を狙おうとするとどうしても銘柄選定が少なくなってしまうのかなという印象。
後述しますが、SPYDは銘柄数が少なく分散が他と比べると少し弱いですが、同様に銘柄数の少ないHDCと比べるとセクターの上位が異なるので双方組み合わせていい感じに分散するのも手かなと思います。
分散するセクターの違い
続いて、分散するセクターをそれぞれ見ていきます。
ヘルスケアがけっこうどの銘柄を見ても上位に来てるのでびっくりしましたが、ジョンソン・エンド・ジョンソンやファイザーのような優良銘柄があるのでそのあたりが上位なのではと思います。
銘柄名 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
SPYD | 金融 23.0% | 不動産 20.4% | 公共事業 13.3% |
VYM | 金融 21.8% | 生活必需品 12.8% | ヘルスケア 12.5% |
HDV | 生活必需品 21.3% | エネルギー 18.6% | ヘルスケア 17.0% |
VIG | 資本財 22.0% | 一般消費財 16.7% | ヘルスケア 15.1% |
前述したようにSPYDは80銘柄で構成されていてVIGやVYMと比べると分散が効いていません。
HDVやVIGと組み合わせると上位セクターが異なるので良い分散になるかもしれません。
別の機会で、VYMとVIGなどとどの程度銘柄の被りがあるのかを調べようかと思います。
銘柄数が200以上あるのでかなり銘柄も被るので、個人的には広く投資して分散を効かせておきたい人と、より米国株で高配当を狙い人向けに分けるのが良いのではと思います。
個人的なおすすめの購入方法
・寄り分散させて安全に行きたい人
⇒VIG/VYMのどちらか。もっと分散したいなら、S&P500に連動するSPYなど選定銘柄数が比較的多いものを最初から購入して分散させる
・高配当を狙いたい人
⇒SPYDとHDVなど少数精鋭に投資している高配当ETFを組み合わせてより高配当なものに集中投資できる環境を整える
上位銘柄の違い
続いて上位銘柄を見ていきましょう。
SPYDは均等配分での投資なので上位と言いながら、80銘柄がほぼすべて同程度の比率になっています。
銘柄名 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
SPYD | Iron Mountain Inc. | Welltower Inc. | Seagate Technology Holdings |
VYM | JPMorgan Chase & Co. | JOHNSON & JOHNSON | Home Depot, Inc. |
HDV | EXXON MOBIL CORP | JOHNSON & JOHNSON | VERIZON COMMUNICATIONS INC |
VIG | Microsoft Corp. | JPMorgan Chase & Co. | JOHNSON & JOHNSON |
SPYD以外にはJOHNSON & JOHNSONが入っているのに、SPYDに入っていないのが特徴的。
SPYDの銘柄を2021年7月のもので見てみましたが、JOHNSON & JOHNSONは入ってなかったのでSPYDは割と尖ってるかもしれません。
『Exxon Mobil Corporation』と『Verizon Communications Inc.』はSPYDにも入ってました。
JOHNSON & JOHNSONは50年以上連続配当をしている超優良銘柄なんですが、配当利回りでいうと『Exxon Mobil Corporation』と『Verizon Communications Inc.』の方が上。
なので、JOHNSON & JOHNSONは外れているんですね。
50年以上連続配当しているような優良企業も配当利回りだけ見られると入れないとかもあるので注意が必要ですね。
SPYDの組入銘柄と銘柄の配当利回り(前回の配当)
・SPYDに組み入れ無し
【JOHNSON & JOHNSON】配当利回り2.52%(前回の配当:$1.06)
・SPYD組み入れ銘柄
【Exxon Mobil Corporation】5.90%(前回の配当:$0.87)
【Verizon Communications Inc.】4.44%(前回の配当:$0.6275)
※2021年7月時点
直近のトータルリターン・配当金額の違い
まずは各ETFのトータルリターンから見ていきましょう。
1株当たりの値上がりと配当も含めたリターンの割合になります。
トータルリターンで見ると、VYMやVIGの方が魅力的に映りますね。
銘柄名 | 3か月 | 3年 | 5年 |
---|---|---|---|
SPYD | 0.43% | 6.94% | 7.79% |
VYM | 1.22% | 10.63% | 10.68% |
HDV | 0.90% | 7.97% | 6.69% |
VIG | 3.20% | 16.85% | 15.18% |
続いて、直近の配当と配当利回りを見ていきましょう。
2021年6月に行われた配当実績をまとめました。
銘柄名 | 配当金 (1株当たり) | 配当利回り |
---|---|---|
SPYD | $0.398912 | 4.06% |
VYM | $0.7523 | 2.89% |
HDV | $0.810317 | 3.36% |
VIG | $0.675 | 1.72% |
配当利回りで見るとSPYDとHDVが上回っています。
今後どうなっていくかは誰にも読めないですが、今のところでいうと、配当狙いの人はSPYDに投資しておくと高い利回りが期待できそうです。
トータルリターンは1株当たりの値上がりも考慮されているのでそこには勝てませんが、中長期で配当金を多くもらいたいとなれば、今のところSPYDが良さそう!
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)はどこで購入できるの?
ネット証券で購入可能です。
つみたてで購入したいならSBI証券やマネックス証券がおすすめ。
ただ、購入の仕方が超わかりづらいので僕は楽天証券にしています。汗
僕は不定期で下がった時にSPYDを買おうかと思っているので、楽天証券でコツコツ指値の注文で積み立てています。
楽天証券・SBI証券・マネックス証券それぞれのメリット・デメリットや選び方をまとめているのでよければ下記記事も読んでみてください!
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・米国の高配当ETFの違いが良く分からなくて銘柄選びの参考にしたい人