個別株モーニングスター分析【優待でリップル+有料投資新聞購読】

モーニングスター個別株分析

モーニングスターは株主優待と配当が充実しており長期で保有しておきたい株のひとつ。

僕も株主優待をすべてもらえる500株分保有していますが、今後の配当と株価の推移次第ではさらに買い増そうか検討中です。

モーニングスターがどんな会社なのかや彼らが主軸を置く投資事業を取り巻く環境、僕の投資実績などについてまとめました。

この記事の想定読者

・日本株購入銘柄を検討したい人
・モーニングスター株が気になっている人
・配当と優待が充実している銘柄を購入したい人

モーニングスターはどんな会社?

モーニングスターはソフトバンク株式会社と米国のMorningStar.incとの合弁で設立された投資家一人一人の最適な資産形成に貢献することを目的に事業を行っている会社です。

事業概要

事業は大きく分けて2つ。

投資情報を提供するサービスとファンドとして実際に投資を行うサービスの2軸で展開しています。

ファイナンシャル・
サービス事業
投資信託を中心に、国内外の株式やETF、暗号資産などの
金融商品の情報を当社のウエブサイトやスマートフォン、
タブレット向けアプリ、SNS、YouTube動画等を通じて提供
アセットマネジメント
事業
低コストで良質なファンドを個人投資家ならびに
機関投資家に提供
2021年10月時点でのモーニングスターの事業

モーニングスターのHPより引用しますが、サービス別の売上構成比は下記のようになっていてアセットマネジメント事業が主軸の構成になっています。

データ・ソリューションとメディア・ソリューションが上記のファイナンシャルサービス事業の割合にあたります。

モーニングスターのサービス別売上構成※HPより引用
モーニングスターのサービス別売上構成※HPより引用

セグメント別の売上推移を見るとファイナンシャル・サービス事業は売上減少しており、アセットマネジメント事業は増加。

片方が上がって片方が下がるというのは一見すると事業別でのリスクヘッジができてるようにも見えますが両方とも当然資産運用を目的とした事業。

ファイナンシャル・サービス事業も常に売上増加が見込める打ち手を出してほしいなというのが個人的な感想です。

2021年3月期セグメント別売上※モーニングスター決算資料より引用

ファイナンシャル・サービス事業

ファイナンシャルサービス事業では大きく分けて『データ・ソリューション』と『メディア・ソリューション』があります。

データ・ソリューションファンドデータ/ファンドレポート
株式新聞ウェブ版など
メディア・ソリューショ情報発信メディア・各種セミナー
ウェブコンサルティング
モーニングスターのファイナンシャルサービス事業概要

前述した通りモーニングスターの業績は伸びているものの、ファイナンシャル・サービス事業自体はコロナの影響などもあり苦戦しています。

ファイナンシャルサービス事業の売上・営業利益構成比※モーニングスターHPより引用
ファイナンシャルサービス事業の売上・営業利益構成比※モーニングスターHPより引用

ファイナンシャル・サービス事業を今後の動向に注目が集まります。

ウェブメディアについては下記のようなものが上げられます。

他にもモーニングスターHPに行くと投資に役立つアプリなどがあるので一度触ってみても良いかと思います。

モーニングスターHP:https://www.morningstar.co.jp/
モーニングスターYouTube公式チャンネル:https://www.youtube.com/user/Morningstarjapan

YouTubeチャンネルでは社長自らが投資について語っており、代表自身もかなり投資に詳しい事が見て取れます。

YouTube公式チャンネルに決算説明会の動画もアップされているので株を購入する前に一度見てみるのがおすすめです!

代表が出版されている書籍などもあるので投資を勉強される方は基礎的な本がしっかりそろっているので興味がある方は読んでみてください。

僕は、投資信託を選ぶ際のポイントを勉強したいと思い上記の本を購入し読みました。

最低限抑えておくべきポイントが簡潔にまとまっていてこれから投資信託を始めたい初心者や本当にこの投資信託を買っていてよいのかなと不安になっている人におすすめの一冊です。

アセットマネジメント事業

アセットマネジメント事業は投資信託の設定・募集・運用や投資の助言を行う事業でモーニングスターの売上構成の主軸となっています。

アセットマネジメント事業の売上・営業利益構成比※モーニングスターHPより引用
アセットマネジメント事業の売上・営業利益構成比※モーニングスターHPより引用

2020年3月期から2021年3月期で売上は100億以上増加しており営業利益も倍に。

投資信託は基本的には長期で定期積立されていくものだと考えると解約が大幅にない限り信託報酬の増加が見込め、売上ベースでは堅調に伸びていくものと思われます!

しかし、株価暴落などで信託報酬などが減ってしまう可能性もあるので世の中の経済状況にも左右されるかもしれません。

様々な方向性からの株式も様々な国に投資できるバリエーションがありますし、債券や不動産の投資信託がありある程度分散されている印象

つみたてNISAで定期積立されている商品も多く存在しているため、堅調に伸びていくのではないでしょうか。

また、新総理誕生で投資の売買益や配当への課税が増税される可能性がある中で今まで高配当株・ETFに投資していた人が投資信託に乗り換えてくる可能性もあります。

何にせよ、岸田総理誕生でどのような動きになるか投資についても注目です。

まだ設立されて日が浅いSBI・V・S&P500インデックスファンドは信託報酬もETFほどではないですが低く推移しており、今後さらに伸びてくる可能性もあるためこのあたりも注目です。

米国最大規模の投資会社との共同組成のインデックスファンド実績※モーニングスターの決算資料より引用
モーニングスターの決算資料より引用

投資関連事業を取り巻く環境

個人投資家の数は年々増加傾向

フィデリティが毎年行っている「ビジネスパーソン1万人アンケート」によると、2020年の投資をしている人の比率は40.5%となり、ついに4割を超えたとのこと。

itmediaに掲載されていた表を引用させて頂きます。

フィデリティ「2020年ビジネスパーソン1万人アンケート」によると、投資をしている人の比率はついに4割を超えた
フィデリティ「2020年ビジネスパーソン1万人アンケート」によると、投資をしている人の比率はついに4割を超えた

コロナ禍でも投資する割合が若年層中心に増えているというデータもあったりしますし、今後さらに投資する人の割合は増えていく可能性があります。

投資する人が増え金額が増えることはモーニングスターの事業の追い風になるはずです。

年金受給期間が後ろ倒しになりより個人で資産形成が求められる時代に

令和2年5月29日に60歳~70歳まで選択可能となっていた年金受給開始時期を75歳に引き上げることが可能な法律が成立し令和4年4月から適応されるとのこと。

受け取ろうと思えば現行制度と同様に受け取ることができますが後ろ倒しにするのは財政的な意味合いが強いのでしょうか。

今後さらに改定が進み65歳以上からしか受け取れなかったりさらに少なくなっていく可能性もあります。

また、日本の財政は厳しくなり消費税増税や所得税増税などの可能性もあり先行き不透明な中では個人で資産形成をしておくべきです。

老後に必要な貯蓄は2,000万とも3,000万ともいわれていますが、年金月20万円の場合を考えるとどうでしょうか。

家賃などをいろいろ含めると月に20万円で生活できなくもないですが

・娘が結婚して結婚祝いを出してあげたい
・孫におもちゃを買ってあげたい
・3か月に1度は旅行に行きたい

などを考えると月に30万程度は欲しいところ。

そうなると毎月10万円別で用意する必要があります。

65歳で定年し現在僕は30歳ですが平均寿命が仮に90歳まで伸びていたとすれば投資資金が無い前提だとすると

25年×12カ月×10万円=3,000万円

の資金が必要になります。

しかし、投資をしていた場合のシミュレーションは異なります。

投資でしっかり積み立てをして年率3%くらいで運用できれば2,100万の資金があれば約25年間取り崩しできます。

僕も購入している投資信託のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)という投資信託の2021年11月時点でのリターンは過去3年で見て21%となっており3%はかなり固く見た数値です。

米国の代表的な指数の過去50年の平均年成長率はなんと9%!

とりあえず、年率3%成長だとして毎月10万取り崩す場合の数字をモーニングスターの金融電卓を使って計算してみました。

かんたんに数字を入れて試算できるのでどの程度の資産形成をすべきかの参考にしてみてください。

金融電卓: https://www.morningstar.co.jp/tools/simulation/fc2_1.html

資金年率受け取り期間
1,700万3%18年5か月
2,000万3%23年1か月
2,300万 3% 28年6カ月
毎月10万資金を取り崩したい場合のシミュレーション

今からつみたてNISAを始めると約18年積み立てできるので満額積み立てて年利3.6%あれば1,000万円分くらいの資産にはなります。

余裕のある人は特定口座でも積み立てておくと楽天証券のクレカ積み立て上限は毎月5万なので毎月満額積み立てれば税金を無視しちゃってますが1,500万くらいになります。

今後、老後に向けて資産形成を行う人が増えていくと考えると投資事業は堅調に推移するでしょう。

金融所得への課税が今後増加する可能性

岸田首相誕生後に金融所得課税の話題が上がったことで株価が下がる場面も見受けられました。

政府・与党が岸田文雄首相の掲げる所得再分配に向け、来年以降に金融所得課税の強化を本格的に議論する方向で調整に入ったことが16日、分かった。年末に決定する来年度税制改正大綱で、重要テーマとして議論を継続する「検討事項」に明記する。金融課税の強化には異論が根強いが、格差是正を目指す岸田政権の重点課題に位置付ける。

JIJI.com『金融課税、重要課題に明記へ 格差是正、来年以降議論―政府・与党』

今後金融所得課税が増えることで投資に踏み切ろうとしていた新規個人投資家の増加が止まることや現在投資をしている人の投資資金が減少し貯蓄に逃げ込む可能性もあります。

つみたてNISAなど現行の非課税制度の拡充なども議論に上がっているようですが今後の状況次第ではコロナ禍で起きた投資熱が冷めてう可能性があります。

今の勢いで新規つみたて開始ユーザーの増加率減少などが懸念されるかもしれません。

モーニングスターの株価・配当・株主優待の状況

配当実績

配当は2010年3月期から2021年3月期までの12期連続で増配をしています。

日本で連続配当していていて増配している企業は少ないので今後も継続してほしいですね。

2022年3月期の中間配当は8.0円なので50銭増加しており年々配当を少しずつ増やしています。

モーニングスターの配当実績※20210年3月期から21年3月期※
モーニングスターの配当実績(20210年3月期から21年3月期)※モーニングスターHPより引用

2020年3月期と2021年3月期は配当性向が100%を超えてしまっているのでやや心配ですが、持ち株比率がSBIグローバルアセットマネジメントと米国のMorningStar.incの比率がかなり高いのであえてそうしているのでしょうか。

とはいえ、1株当たりの純資産額は直近増えており徐々に当期純利益も増加傾向なので今後の事業予測的に十分な内部留保などもあるのかなあと思います。

このあたりは財務状況しっかりと別途見たいと考えてます。

株主優待

モーニングスターの株主優待は配当に応じて変わり、『仮想通貨(XRP)』と『株式新聞ウェブ版』の2つがあります。

優待内容金額換算単元数付与タイミング
暗号資産
(仮想通貨)XRP
2,500円
相当
100株
以上
中間(9月)・
期末(3月)
株式新聞ウェブ版
無料購読(半年)
26,400円
相当
100株
以上
期末のみ
(3月)
株式新聞ウェブ版
無料購読(1年)
52,800円
相当
500株
以上
期末のみ
(3月)
モーニングスターの2021年時点での株主優待状況

リップルと株式新聞両方の権利をもらえるのでどちらかを選ぶ必要が無いのもモーニングスターの株主優待の魅力。

自社製品の利用優待を出している企業は個人的に好きなこともあってお気に入りの銘柄のひとつになっています。

100株取得していると、株主優待を金額換算すると、28,900円程の権利がもらえるのでかなり大きいですね!

のむらんのモーニングスター投資実績公開!

僕のモーニングスターの株式取得の実績は下記です。

取得株式数500株
平均取得価額453円
株価518円
評価損益+32,500円
2021年10月4月時点の投資実績

株主優待が全てもらえる株式数を取得しています。

1株当たり50円以上の利益が今のところ出ていますが、売るつもりはありません。

1年分の株式新聞購読の権利を得てから値上がりしていたら、増税の観点もあって嫌なので一度100~200株程売却して金額が低くなるまで様子見するかもしれません。

僕は連続増配と優待が打ち切られない限り長期保有前提です!

僕は楽天証券で購入していますが、100株まとめてが難しく分割して購入したい人はマネックス証券やSBIネオモバイル証券がおすすめ

マネックス証券は単元未満株の買い付け手数料が無料なので個人的に気に入って使っています。

単元未満株のおすすめについて下記記事で書いているので良ければこちらも参照してみてください。

単元株で購入するなら、楽天・SBI・マネックスのどれかがおすすめです。

モーニングスター株は100株取得するだけでも、ップルと株式新聞半年分の購読に合わせて配当も1株当たり8円程半期でもらえるのでけっこうお得です。

これらの証券会社について下記記事でまとめているのでよければこちらも見てみてください。

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