僕は日本国内外を含めて2年以上シェアハウスに住んでいますが、その経験からメリットとデメリットをまとめてみました。
シェアハウスに住むメリット・デメリットを加味しながら本当にシェアハウスに住むべきかどうか考えてみてください。
シェアハウスのメリット7つ
メリットはいくつかありますが僕が思うのは下記7つです。
結構いい場所に住んでも節約できる
僕が住んでいたシェアハウスは新宿まで徒歩でも行ける場所にありました。
それで家賃・水道光熱費等々含めて6.5万円でした。
東京都内ではかなり節約できる方だと思います。
特に新卒で東京に就職する人はお金が無いので家賃がかなり負担になります。
また、若いうちは遊びや勉強など様々なことにお金を使いたいはずなので固定費を削減できるのはめちゃくちゃメリットです。
家に帰ってもだれかいるので寂しくない(こともある)
寂しがり屋さんは仲の良い友達とのシェアハウスは楽しいものだと思います。
一人暮らしだと外から帰ってきても誰も部屋にいませんが仲の良い人とのシェアハウスだと必ずリビングに誰かいてお帰りの声をかけてくれます。
また、土日など休みが合う人同士でごはんに行ったりもよくしましたしゲームをしたりアニメを見たり見たいな事も一緒にできます。
かまってもらえないと死んでしまう人にはシェアハウスをおすすめします。
が、住人同士のなかが良くない場合にはそういうことができないので事前に確認が必要ですね。
様々な業種の人と常にかかわれる可能性がある
僕が生活していたシェアハウスは比較的IT系の人が多いです。
経営コンサル、バックエンドエンジニア、ウェブマーケ関連などなど。
やはり見ている視点がそれぞれ違うなと仕事の話をする常々思いました。
それぞれの立場からの意見が合わさっていき新しい発想や仕事に活かすことのできる考えを得ることができます。
社外の人が何を考えているのか、どんな仕事をしているのか、どんな方法でやっているのかなど気になるところを家に住みながらにしてヒアリングが可能です。
ビジネス経験の少ない人には様々な業界の人の経験や考え方を聞きながら自分の仕事に取り入れることができるのでかなりおすすめです。
いろんなものをシェアできる
東京に移り住んできてシェアハウスに住み始めましたが引っ越しはスーツケース2つとベットを購入したくらいで他は特に用意してません。
またドライヤーなんかもシェアしていたのでドライヤーは買ってません。
必要なものがあればみんなに聞いてほしい人同士でお金を出し合って買うことができます。
長くシェアハウスに住むのであればいろいろなものをシェアして購入ができるので安上がりです。
敷金・礼金が安く家具を揃える必要もない
これは一番最初だけ得られるメリットですが初期費用がかからないので比較的容易に引っ越しをすることが可能です。
冷蔵庫や電子レンジなどの家電を買う必要がないので家賃の2倍程度+何か送るのであれば運送費くらいで事足ります。
アパートに住むとなるとシェアハウスの4倍くらいはします。
初期費用を抑えられるのでお金がないけどすぐに引っ越しをしなきゃいけないという人にはおすすめです。
引越しをするときに移動が楽
一人暮らしをしていると冷蔵庫や洗濯機など様々などがあるのでたくさんの荷物を持っていなければなりませんが、シェアハウスなら最悪バックパックとスーツケースだけで移動が可能になります。
その場所に1年も住む予定がない人はシェアハウスがおすすめです。
短期からでも住めるところがある
家を借りると2年契約とかになったりしますが、シェアハウスは3ヶ月とか半年とかの短期で住むことも可能です。
短期で住むことを考えている人にはシェアハウスは最適な選択肢だと思います。
シェアハウスのデメリット5つ
次にデメリットについてまとめました。
これらが我慢できるかどうか、許容できるかどうかがシェアハウスで住めるかどうかの瀬戸際だと考えてます。
キッチンやシャワーなどが使いたいときに使えない
6人のうち5人は会社員でしたが、かなりシャワーやキッチンなどが混み、使いたい時に使うことができません。
出社時間が8時30分、9時、10時とばらばらなので少し被るくらいですが使いたいときに使えませんし次の人のために早く変わらなきゃという気持ちになります。
僕の出社時間は10時だったのですが、朝早く行きたいときに洗面台を使おうとすると被ることがあったのでそれがめんどくさいなと感じます。
これでストレスが溜まると長く続けられません。
時間をずらして生活すればよいだけの話ではありますがそれができない人には苦痛かもしれません。
一人になりたいときに完全に一人になりにくい
部屋は別々ですが他の人が隣の部屋や家にいることを常に感じます。
一人が好きな人には厳しい環境だと思います。
僕も1年くらいしか住まないと決めていたので全然大丈夫でしたが一人の時間も大事にしたいと考えていたので誰かが常にいる環境は若干ストレスに感じました。
一人の時間をどう確保するかも住む際には考えておくとよいでしょう。
彼氏・彼女・友達を家に呼べない
当時彼女がいましたが彼女をシェアハウスに招いたことは一度もありません。
部屋に連れ込むのはダメというルールはありませんでしたがやはり気になります。
ホテルに行くとコストが発生するのでトータルで見るとマイナスになっている気がすることもしばしばあります。
彼女や友達を家にたくさん呼びたいと考えている人はシェアハウスだと難しいかもしれません。
使い方が汚い人がいる
やはり複数人での共同生活になるので使い方が汚い人間というのが必ずいます。
たとえばトイレの使い方だったりキッチンだったりです。
また、異様にシャワーの時間が長かったりキッチンを使う時間が長かったりと回りを気にせずに自由に使っている方もいらっしゃいます。
それぞれの常識の違いを寛容的に見れるかどうかが重要です。
騒音や臭いに悩まされる
部屋で大音量で音楽を鳴らしている人がいたり不清潔な人がいると臭いに悩まされたりします。
また、そういう人と共同でシャワーを使いたくないと思う場合もあると思います。
騒音が気になったり周囲の臭いが多少でも我慢できない人には向いていないかもしれません。
シェアハウス選びの時に確認したいポイント
シェアハウスを選ぶ前に確認しておきたいポイントは下記です。
最低限下記は確認しておくとある程度入居してからのギャップが少なくて良いと思います。
- 会社や学校などへの通勤時間
- シェアハウス内の雰囲気や清潔さ
- インターネットの速さを計測する
- シェアハウス内のルール
- 過去に起こったトラブルとその時の対処法
- 設備の利用方法や数
- 入居期間、延長や早期退去の場合などのフローや契約形態
- 個室の状態を確認する
- 空き部屋が多すぎないかどうか
- 近所にあるお店などを確認する
- オーナーや管理会社の対応の良さ
- 清掃業者が入るかどうか
別記事でこの内容について各項目でもう少し詳しく書いているので、シェアハウスを探している方は読んでみてください。
シェアハウスでの生活は人間的にも成長できる
シェアハウスに住んでいると常に人と接することになります。
その中で多様性を受け入れることが必要になってきますしより寛大な心を持つように意識し始めます。
昔よりも気遣いができるようになった気がしています。
様々なメリットやデメリットのあるシェアハウスですが住めば都です。
昔はただの節約目的でシェアハウスを選ぶ人が多かったように思いますが現代は様々なコンセプトでシェアハウスが運営されています。
節約は重要ですがその節約によってデメリットを感じるようであればおすすめしません。
自分の目的にあったシェアハウスを選んでより良い時間を過ごせると良いですね。
コメントを残す