インターネット広告代理店で6年働く僕が、インターネット広告初心者がネット広告(WEB広告)を勉強するときに参考になる本を8冊紹介します。
ただたんにインターネット広告の書籍を紹介するだけでなく、インターネット広告を理解するうえで読んでおいてほしいウェブマーケティングとはなんなのかや広告とはそもそもどういうものなのかを理解する書籍も紹介してます。
そのあとにインターネット広告初心者の方におすすめな4冊を紹介します。
Contents
インターネット広告を勉強する前に読んでおきたい本3冊
まずはインターネット広告を勉強する前に、知っておいた方が良いなと思う考え方や知識についての本を紹介します。
インターネット広告はWEB上で行われるマーケティング活動の一分野でしかないです。
まずWEBマーケティングがなんなのかをざっくりと把握しましょう。
把握したうえで、インターネット広告の詳細に入っていくとより内容理解もかんたんに進みますし、より使える知識になっていきます。
広告とは何なのかを知るための『広告で一番大切なこと』
インターネット広告はここ20~30年頃に出てきたもので、広告はかなり長い歴史があります。
僕は何かを勉強する時に何かとそもそもどんな歴史をたどって今に行きついたのかを割と知りたい派なので、この本を手に取りました。
出版自体は90年ほど前に書かれた本を日本語に翻訳しているものですが、90年以上前の広告がどのように扱われていたのか、どのような捉えられ方をしていたのかが理解できますし、今に通じる話もあります。
まずは広告というものの概念を理解しておくとインターネット広告の知識がより入ってくるのではと思います。
WEBマーケティングをざっくり理解するための『マンガで分かるWEBマーケティング』
インターネット広告はWEBマーケティングの一分野にしかすぎません。
勉強を始めるときは何事もざっくりと大枠を理解して、部分的な知識がどんな役に立っていてどんなメリット・デメリットがあるのかを理解してからの方が頭に入ってきますし、使える知識になっていきます。
他にもWEBマーケティングの全体像を説明する本はたくさんありますが、下記本はマンガの形式でそのあとに解説があるみたいな形で話が進んでいくのでけっこうさくさくと読んでいくことができますし、ひとつひとつの説明が分かりやすいので大枠を理解するのには良い本かなと思います。
シーズン2も出ているので2つとも呼んでみることをおすすめします。
1作目とはまた違ったマーケティング手法の話も出てくるので面白いです。
本をたくさん読みたくないという人は1冊目だけでも大枠をつかむにはそれだけでもいいかなって思います。
より幅広く知りたい人はこちらもおすすめですね。
インターネット広告初心者が勉強のために読むべき本5冊
次にインターネット広告初心者が勉強のために読むべきかなという本を5冊紹介させていただきます。
他に良い本があったり下記よりわかりやすい物がでてきたら都度更新していきます。
ネット広告がわかる基本キーワード70
この本はタイトルの通りネット広告のキーワードを各ページ毎で説明してくれています。
分からない単語に出会ったらこの本で説明を読んでみましょう。
KWは比較的初心者がなんだこれはと思うもの、基礎的なものがピックアップされているかなと思います。
ネット広告は割と略称とかDSP/SSPみたいに英語の頭文字だけで想像しづらい単語が多いので単語の理解は必須です。
このKWひとつひとつを詳しく理解できて繋がりとかもわかってきたらけっこう詳しい人になれるのではと思います。
予算が見える・効果が上がる ネット広告徹底活用ガイド
ネット広告と一言で言ってもリスティング広告やSNS広告など様々な種類があります。
この本は様々な種類のネット広告をかんたんに説明してくれるのでこの広告はこう表示されていてこんな風に使われているのかっていうのがざっくり理解できます。
全部読むのがめんどくさい人はまずは気になる広告のトピックだけでも読んでみるといいかなと思いいます。
この本で理解を含めてからリスティングやSNSに特化した本を読んでいくとより理解が深まります。
アドテクノロジーの教科書
アドテクはけっこうわかりづらい技術なのかなと思ってます。
特にマーケッターは文系の人も多いので、技術の話になるとさっぱりという人も少なくありません。
しかし、どんな技術が使われていてどんな風に広告が配信されているのか分からないものを使うよりも技術をそこまで詳しくなくてもいいので軽く人に説明できるくらいになっておくと良いです。
この人はネット広告に詳しい人なんだなという印象を与えます。
技術のところについて突っ込まれて何も知らない、話もできないとなると話が通じづらくなってくるので基礎的な技術だけでも理解しておきましょう。
基礎から学ぶWeb広告の成功法則 ~Web広告を成功に導く考え方から、明日使える運用テクニックまで~
この本はどんな風にWEB広告(インターネット広告)を学べば良いのかから運用のテクニックまで幅広く解説してくれています。
また、より具体的に配信するまでと配信してからどうすればいいのかも書いてくれているので、ネット広告に関わるときの仕事のイメージも付きやすいです。
基礎を知るだけでなくて実務に入っていきたい人の入門書としておすすめです。
これを読めばやるべきことがざっくり理解できるかなと思います。
集中演習 デジタルマーケターのためのテクノロジー入門(できるDigital Camp)
WEB広告の勉強を始めるとアドテク以外にも知らない言葉がいっぱい出てきます。
パラメータ、Cookie、ユーザーエージェント、IPアドレス、リファラー、リダイレクト、API、SEO、タグマネージャー、ITPなどなど。。。
WEBを構成する技術やその中で計測する仕組み、WEB広告をする際には最低限知っておきたいWEB広告以外のWEB施策の説明が章ごとにまとめられています。
また、章ごとに演習問題が用意されているので知識が定着しているか理解度がどの程度あるかを把握しながら読み進められます。
今からネット広告を勉強し始める人だけでなく、今ネット広告をやっているけどその周辺知識を改めて振り返りたい人にもおすすめです。
ウェブマーケティング全体からネット広告を俯瞰し大きい概念から細かい概念で理解していくと納得度が高くなる
ネット広告はあくまでウェブマーケティング施策の一部でしかありません。
そもそもウェブマーケティングとは何か、ウェブマーケティングの他の施策とネット広告との違いやメリット・デメリットは何かを把握していきましょう。
そうすることで理解度が高まり、より実戦で使える知識になっていきます。
より使える知識にしていくためにもウェブマーケティングを理解するような本も紹介したのでぜひまずはウェブマーケティングとは何かを把握するところから初めてみてください。
本での学習が面倒で短期集中で学びたいならスクールへ通うのも吉
本で読んでいても難しい言葉が並んでいてよく理解できなかったり、実際の業務のイメージが沸かなかったりするかもしれません。
お金がかかってでもスクールに通って学びたい人は体系的、かつ実践的に学べるスクールがDMMさんから出ています。
カリキュラムを見るとWEBマーケ全体像を学びつつも基本的には広告運用の知識やメディアプランニング、実際の設計など実務に近い内容でグループワークや課題が設定されています。

平日の隙間時間でオンライン学習を行い、土曜日に現役講師との実戦を想定したグループワークが可能。
スクールといっても、現在やっている仕事を辞める事なく隙間時間を使いながら卒業まで対応できます。

金額が60万円程と高めですが、月3万円程で分割払いも可能です。
需要が高まっているネット広告は個人事業主としても活動している人が多いので、副業のような形で仕事を始めれば60万円であれば十分取り返す事ができます。
気になる方はスクール受講を検討する人向けの無料カウンセリングがあるので、具体的にどのようにカリキュラムが進むのか、理解ができなかった時の質問がどの程度できるのか、転職サポートとは具体的にどのようなことをしてくれるのかをいろいろ聞いてみましょう。
休日にもカウンセリングが可能なのであなたの仕事にあったタイミングでカウンセリングが受けられますよ。

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