CTR(クリックスルーレート)とは?【用途が分かりづらいネット広告指標を解説】

インターネット広告を始めたときに様々な指標を見ることになりますが、CTR(クリックスルーレート)もそのひとつ。

CTRがどんな意味を持つのかやどうやって使われるのかについて解説しました。

インターネット広告の用語はわかりづらいものも多いのですが、ひとつひとつどのようなものなのか理解しておかないと効果的に広告配信できない場合もあります。

インターネット広告用語について少し古い本ですが基本的な用語の意味は変わらないので網羅的に基礎キーワードを知りたい人は下記本を参照してみてください。

CTR(クリックスルーレート)とは

インターネット広告の指標CTRとは

CTRとはどういう意味なのでしょうか?

Wikipediaに記載されている内容を引用させて頂きます。

クリック・スルー・レート (Click Through Rate) – Web広告のクリック回数を、表示回数で割った割合。

Wikipedia

上記の通り、

CTRの計算式

広告のクリック回数 ÷ 広告の表示回数 =クリック率

で計算される指標です。

要するに

『クリックされている割合が高いか低いか』

を表す指標ですね。

CTRは高い方がいいの?低い方がいいの?

当たり前ですがインターネット広告を配信している以上、毎日のようにCTRは算出され毎日のように変動します。

毎日変動するのでその数値を見て一喜一憂するのは大変なので、3日~1週間程度の平均値で見てみましょう。

その平均値が高かったらなんなのか、低かったら何があるのか気になりますよね。

結論、一概には言えませんが

CTRは高い方が良い場合が多い!

です。

CTRが高いと低いCPCでも高いCPMを出すことができ効率的に配信量を増加させられる可能性があるからです。

しかし、異様に広告配信の平均から逸脱してかなり高い場合や逆にかなり低い場合は、アドフラウドの危険性があります。

アドフラウドについて知りたい方は、下記記事の中にアドフラウドについて簡単に紹介しているので読んでみてください。

また、NHKのクローズアップ現代+で放映されたネット広告の不正について取り上げられた本が一時期話題になりました。

出版が2019年と少し古いですが、ネット広告の不正については今もなお議論されているところなのでブランドセーフティの観点をより強く意識している場合や無駄な広告配信をできるだけ排除したい人は知っておいて損ないトピックです。

平均値が高いとどんないいことがあるの?

結論、CTRが高いとクリック単価を抑えられる場合があります。

その理由を解説します。

クリック課金型(CPC型)のインターネット広告の場合を見てみましょう。

インターネット広告の場合、1クリックに対する入札単価が高ければ高いほど配信量が増えると思われがちですがそうではありません。

なぜならクリック単価が高いだけでは配信先のメディアの方々が儲からないからです。

なぜ儲からないのでしょうか??

話を単純化したいのでシンプルな条件に。

AとBという商品をそれぞれ男性系キュレーションメディア内の枠を使って広告配信することを考えてみましょう。

商品ACTR0.5%でクリック単価が25円
商品BCTR0.75%でクリック単価が20円

でそれぞれバナー広告を同様のメディアに出しているとします。

このメディアにとってどちらをより配信したほうが儲かるでしょうか?

CTRが0.5%ということは1,000回表示されたら5回クリックされているということです。

ということは商品Aを配信することでこのメンズ向けメディアは1,000回表示されることに125円の売上が出ていることがわかるでしょうか。

このネット広告の1,000回表示当たりの単価のことをCPMと呼びます。

また、Bという商品を見てみましょう。

CTRが0.75%ということは1,000回の表示あたり7.5回クリックされる可能性があるということです。

つまり商品Bを配信したときのメディアの1,000回あたりの売り上げは7.5回 x 20円 =150円となり商品Bのほうが25円多く売上が上がることになります。

1クリックあたりの単価が安い商品Bの方が結果的に売上が高くなるので、このメンズ系キュレーションメディアは商品Bを優先的に配信しようと考えるのが普通ですよね。

世の中には様々なメディアが存在していますが、見られる回数はある程度決まっています。

広告でマネタイズを行っているメディアは限られた表示回数の中で、より儲かる方法を模索しています。

CTRが高ければよりCPMという指標を効率的に高めることに繋がり、結果安いクリック単価でユーザーを自社サイトへ流入させることに成功できるわけですね。

CPCがどのように決まるかはセカンドビットプライス(オークション)方式によったりするので、これはまた機会があれば説明したいと思います。

CTR・CPMと合わせて覚えておきたい指標CTVRとは?

この記事の最初の方でCTRが高い方が良いと一概には言えないとお伝えさせていただきました。

なぜかというと、CTRが高くてCVRが低い場合があるからです。

バナーにたくさん興味は示してくれていてクリックしてくれるけど、興味のない人までクリックしてしまっているため、購入に直結しないユーザーがたくさん入ってきてしまっているということです。

逆にいうと、CTRも高くてCVRも高い広告は優秀です。

より多くの人の興味関心を引きながらも多くの人を購入につなげているということです。

この場合、バナーの内容と広告配信のターゲティングがしっかりしていて、そこにひきつけられたユーザーの問題を解決できるような商品・サービスをしっかり訴求できているということになります。

これを評価するために出てきたのがCTVRというCTRとCVRを掛け合わせた指標です。

CTVRはCTRとCVRを掛け合わせただけのものです。

CTRが高くて(=広告の内容に興味を示す人が多い)
CVRが高い(=興味を持った人が購入や下院登録等をする確率が高い)

広告は効率的に広告配信ができていて適切なユーザーに配信できているかという指標になります。

インターネット広告を運用するときはこのCTVRを気にするのもありですね。

CTVRについて下記記事にてもう少し詳しく書いてみたのでもしよければこちらも読んでみてください。

インターネット広告ではわかりづらい用語がたくさんあるので積極的に調べよう

ネット広告業界ではカタカナやアルファベットの頭文字をとった用語がたくさんあり、覚えるのは大変ですが積極的に調べて少しずつ理解しておきましょう。

個人的には検索してサクッと情報を得ることも重要だと思いますが、本で概要をしっかりと理解することも大事だと考えてます。

インターネット広告の基礎から説明されている本を下記記事にて紹介しているのでよろしければこちらの記事も読んでみてください。


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